マンション管理士
平成13年8月1日に施行された「マンションの管理の適正化の推進に関する法律(マンション管理適正化法)」に基づく国家資格。
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これからのマンションの在り方を支える
居住環境改善に全力を注ぐ、マンション管理士
人々の住まいの選択肢として「集合住宅」の割合が高くなり、マンションの重要度は年々高くなっている。いくつもの人や家族が集まるマンションをしっかりと管理をし、さらに改善をしていくのは管理組合や管理会社だけでは実際難しい。そこで、2001年に施行されたのが「マンション管理適正化法」。その中で、新しく国家資格として「マンション管理士」が誕生。管理組合に対して、組合の運営、管理規約の改正、大規模修繕工事などマンション管理のあらゆる問題をサポートする総合コンサルタントだ。特に、築30年以上のマンションが増えてくる今後は、耐震問題や建物の老朽化が深刻な問題となってきて、マンション管理士の需要は高まってくることは間違いないだろう。
現在、マンション管理士は『顧問契約』という総合的業務を受注しているケースが多い、『関東マンション管理士事務所』では、『顧問契約』はもちろんのこと管理組合の業務を細分化し予算が少ないマンション管理組合でも業務の必要性や自予算に応じて、理事役員の職務分担をしっかり把握して業務と成果を具体化し、マンション居住者がより満足感を抱くよう取り組んでいる。「マンション管理士はマンション管理組合のお力になれます。しかし、まだ知名度が高くありません。同事務所では、無料の運営診断をはじめ、気軽に活用できる価格で高度のサービスを提供していく方針です。」と同事務所の冨塚代表。マンション管理組合がもっと気軽にマンション管理士を活用しやすくなり、又お役にたてるようになるためには、どのような業務支援を提供できるかが今後の課題でもある。同事務所のような目的意識が高く使命感をもった専門家の存在は頼もしいばかりだ。
(ライター/前川定)
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