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薄木聡院長
うつ病の早期発見・早期治療の重要性を伝え、地域から厚い信頼を得ている。
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元サラリーマンだからこそわかることがある
働き盛りのあなたのこころのサポーター
「サラリーマン出身の自分がやらなくて誰がやる」という気概をもってのぞんでいると語る院長。
社会で働く日々、知らずにすり減っているのが「こころ」だとしたら、ぜひ知ってほしい場所がある。新潟県加茂市の精神科・内科「うすき医院」。
薄木聡院長は、かつてサラリーマンだった。専門的知識や経験に加えて、会社勤めをする人をかつての自分に重ね合わせて共感しつつ患者さんと向き合う。院長自身、働き盛りの皆さんと同年代。医療とは異なる世界での経験を財産とし、志を貫徹して精神科医になる。多くの人がメンタル面での誰にも言えない重荷を背負って受診するなか、穏やかな人柄で、地元の人を中心に信頼を得ている。
うつ病は早期発見・早期治療が決め手。院長は、企業にてメンタルヘルス講習会を行ない、事例をもとに、職場側の対応などを実際的にアドバイスしている。
このような復職をサポートする取り組みは、都内では増えてきてはいるものの、地方においてはまだまだ数少ないのが現状だ。「その土地にはその土地に合った復職支援のアプローチがある」と院長は語る。「今後、地方からこのような独自の取り組みを、都市部とは異なる形で充実させていきたい」と院長は語る。
元気な「こころ」で働く地域が日本中に広がる確かな予兆をここから感じるのである。
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