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西條クリニック 西條正城院長
横浜市立大学医学部卒、横浜市立大学医学部講師、
日本形成外科学会認定医
院長関係施設/横浜市立大学病院、
井上眼科病院(お茶の水)
「眼瞼下垂症」まぶたのセルフチェック
①おもくてうっとうしい
②開けにくく上がみにくい
③顔を上げて見る(テレビ等)
④眉毛がつりあがっている
⑤二重の幅が広くなった
⑥肩や首のこりがひどい
⑦集中力がなくなった
⑧その他不定愁訴 |
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まぶたの健康の大切さと「眼瞼下垂症」
頭痛や肩こりなどの不定愁訴で悩んでいる方へ
頭痛、肩こり、不眠、うつ症状など原因のはっきりしない不定愁訴で悩んでいる方は非常に多い。意外なことに「まぶた」がその原因となることがあるのだ。加齢等でまぶたを上げる筋肉が疲労し、まぶたがあけにくくなるのが「眼瞼下垂症」だ。こうなるとむりに力を入れて目を開けようとするため、筋肉へ負担が増大し、これが大きなストレスとなって、不定愁訴をひきおこす。最近知られるようになってきたトピックスだ。この「眼瞼下垂症」は老人に多いが、若い人でもまぶたをよくこすることや、コンタクトレンズの長期使用等が原因でおこることもある。また、普通にまぶたは開けられるが年齢とともにまぶたの皮膚がたるむ垂れ目の状態を「皮膚弛緩症」というがこの場合も、垂れ下がった皮膚の重みがまぶたをあける筋肉の負担となり「眼瞼下垂症」と同じ不定愁訴をおこすこともある。これを『西條クリニック』では「眼瞼皮膚下垂症」として区別している。若い人でもひとえまぶたの人に多く、重くてうっとおしいまぶたがアイプチで軽くなる人、また眉毛を指で持ち上げることでも楽になる人は要注意。『西條クリニック』は「まぶたと涙のクリニック」としてまぶたの問題に早くから取り組み、3000例以上の手術実績がある専門医院だ。「眼瞼下垂症」の手術は、『西條クリニック』が開発した、まぶたをあげる筋肉のひとつであるミューラー筋を折り畳んで短縮する「ミュラー筋タッキング法」を行い、また、「眼瞼皮膚下垂症」には、皮膚を糸で吊り上げる「埋没皮膚吊り上げ法」を行っている。これらの手術はいずれも30分程度の日帰り手術だ(保険適用)。当日からガーゼや眼帯もあてず、洗顔、入浴もできる。術後の腫れも3日程度でひき、1週間で通常の生活に戻れる。日常生活に支障を来す不定愁訴でお悩みの方は、年のせいとあきらめないで、「まぶたのセルフチェック」を行い、思い当たることがあれば、「眼瞼下垂症」が原因かもしれない。繊細な働きをする、まぶたの健康を大切に。「目がパッチリ、気分もスッキリ」の快適アイ・ライフを過ごそう。
(ライター/本名広男)
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