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株式会社 アクアフィナンシャルグループ 代表取締役
岩佐秀臣氏
1964年生まれ。2010年11月1日に「株式会社 アクアフィナンシャルグループ」を設立し、2011年1月に東京商工会議所に入会。2011年10月に環境事業部を立ちあげ、11月には古物商許可を取得。2012年3月に通販事業部を立ち上げて、環境商品の販売を開始している。
(左)生ゴミ、ペットのフン処理ロボット
『NEWサム』88,800円
(右)『においを食べる水』
1ℓ2,100円
10ℓ18,900円
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環境事業部門を立ちあげ
第二の柱として育てる
新たに環境事業部を立ちあげた「アクアフィナンシャルグループ」。その先進的な商品について岩佐秀臣代表に伺った。
金融を中心に事業を行ってきた「アクアフィナンシャルグループ」が環境事業部を立ちあげ、環境のための商品を扱い始めている。その各種の商品について岩佐秀臣代表に語っていただいた。
「まず、家庭の生ゴミやペットの糞を分解する可愛い犬型ロボット『サム』ですが、これはフタとなっている口の中に生ゴミなどを入れておくと、微生物のバイオ菌がどんどん分解してくれる。臭いもほとんどなく気にならないので家庭でも使いやすい。人間が食べるような有機物は、『サム』がすべて分解してくれます。いわゆるコンポストと違うのは、90%が水と炭酸ガスに分解されるので中身が増えないこと。1年や2年使っても中の土が1センチほど増えるくらいなのです」
そのバイオ菌の力を応用した消臭のための溶液が「においを食べる水」だ。
「この『においを食べる水』は、業務用として多数のクリーニング屋さんで消臭のために採用されているもの。今回弊社では一般への市販パッケージで販売し、その威力を広く知っていただこうと考えています。これは化学物質ではなくバイオ由来の液体なので、安全性が高い。アレルギーのあるペットには使えませんが、直接ペットにスプレーしてペット臭を消すこともできます。また、ペットを飼っている部屋にまいても消臭効果を発揮します」
同社の環境事業部はこれから伸びていく部門。岩佐代表はその展望を語る。
「今までは金融が大きな柱だったのですが、環境と通販の事業をさらなる柱として育てていきたい。この厳しい状況の中で企業が生き抜いて行くには、柱の数を増やしていくことが必要と考えています。企業というのは営利団体ではありますが、そのなかにあってこれからお客さまや社員ともども幸せになって行く環境作りをしていきたいと思います」
(ライター/本名広男)
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