令和のブームはこれだ! 2020


ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
 
院長
徳中亮平 さん
昭和大学医学部卒。同大学院卒。複数の公立、民間病院の整形外科で臨床経験を重ね、2018年、形成外科、皮膚科、美容外科、眼科を擁する『南青山TOKUNAKAクリニック』開院。医学博士。日本形成外科学会専門医。
眼瞼下垂の治療に遠方より来院
局所麻酔による日帰り手術好評

眼科医師との連携確保
早期治療でQOLを向上


 まぶたが下がって目が開きにくくなる病気、眼瞼下垂の治療に北海道や沖縄など遠方からも訪れる医院が東京にある。『南青山TOKUNAKAクリニック』。局所麻酔による日帰り手術で治療実績を重ねる院長で医学博士の徳中亮平さんの高度の医療技術と術前術後の検査を院内で行えるように眼科医師と連携できる周到な診療体制が支持される理由だ。高齢者だけでなく若年層にも増えているというこの病気が重症化しないよう早期の治療を促す。
「眼瞼下垂は、正式には腱膜性眼瞼下垂症と言いい、顔を正面に向けた時、まぶたが瞳孔の上まで上げられない状態になる病気です。まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋にある膜様の腱膜が原因の場合がほとんどです。加齢やコンタクトの装用、アイメイクなどによって発症し、ゆっくり進行します。眼瞼下垂症が悪くなってくると姿勢を変えたり、眉毛をあげて瞼を引き上げたり、無意識のうちに見やすい体勢を作ってしまうのです。これを代償機能といい、咀嚼筋の疲れや痛み、顎関節症、肩凝り、交感神経の緊張などを引き起こし、生活の質QOLに影響します。30代から症状が表れてきますので、生活の質を落とさないためにも早期治療をお勧めします。早めに手術を受けられた方が手術時間も短く軽度な手術で済む可能性があります」
 治療では、まぶたの皮膚を切開して腱膜をまぶたの縁を形作っている瞼板の元の位置に縫いつけて固定する眼瞼挙筋前転法、皮膚のタルミが原因の場合は、皮膚を一部切除する方法などで対応する。手術時間が1時間程度の日帰り手術で行なう。この中で徳中さんは、過剰な皮膚切除によって不自然に厚ぼったい二重が生じないよう皮膚を取り過ぎず、年齢相当に仕上げること、ドライアイの悪化、角膜損傷などの合併症を作らないこと、その人らしさを失わない自然な仕上がりを目指すことに留意しながら手術を進める。
 術前術後には眼科医師が視力障害や角膜障害、ドライアイなどの有無について診察を行い、万全を期す。さらに可能な限り手術の翌日も診察し、大きなトラブルが起こっていないかを確認する。
「この疾患の治療は、早めに済ませておくと年を取ったときにダメージが少ないのです。局所麻酔でおこなう安全性の高い手術は即効性があります。患者さんとしてはまぶたの空きやすさを自覚されるため術直後から好評をいただいています。地元では満足に手術を受けることができず、わざわざ東京まで来られて手術を受けられる方も多く、術後、明るく前向きな気持ちになられたり、旅行に出かけられたり、みなさんに喜んでいただけることは、私にとって何より嬉しいことです」
(ライター/斎藤紘)


南青山TOKUNAKAクリニック
TEL/03-6812-9480 HPよりオンライン診療予約ができます
ホームページ https://tokunaka-clinic.com/

院長
小菅正義 さん
日本医科大、東京薬科大卒。医師と薬剤師の国家資格を併せ持つ。2007年9月、『池袋シティクリニック』開院。一般社団法人日本旅行医学会の認定医で海外へ行く人への旅行医学診療も行う。日本医科大学大学院脳神経外科学研究生。
飛蚊症自覚したら網膜剥離疑え
早期発見と速やかな治療が重要

生理的変化は心配なし
レーザーや手術で治療


 視界に黒い虫のようなものが飛んでいるように見える目の病気がある。まるで目の前を蚊が飛んでいるように感じることから飛蚊症(ひぶんしょう)と呼ぶ。この病気ついて、医師と薬剤師の国家資格を併せ持ち、眼科を中心に全人的医療に取り組む医師小菅正義さんは、加齢などの生理的変化によって起きる場合は心配はいらないとしつつ、網膜剥離など重大な目の病気の一症状であることが少なくないとも指摘し、注意を促す。
 飛蚊症の原因には、特に治療が必要でない生理的なものと、治療をしないと視力が傷害されることがある病的なものに分けられるという。
「眼球内には卵の白身に似た透明なゼリー状の硝子体があります。99%以上が水分で、わずかに線維を含んでいます。年齢が進むとともに線維と水分が分離して中に空洞を形成します。それがさらに進行すると眼球の内壁から硝子体が離れて、線維の塊が眼球内をふわふわと浮いた後部硝子体剥離と呼ばれる状態になります。この線維の塊は、ものを見ている本人には影として認識されますが、これが生理的飛蚊症の本態です。線維の塊はゼリー状硝子体の中を漂うので、影はゆらゆらと揺れます。そのため、それはあたかも蚊が目の前を飛んでいるかのように見えるのです。飛蚊症自体は完全に消えることはありませんが、慣れてくると、普段はその存在に気付かなくなります」
 問題は、網膜が剥がれてしまう網膜剥離の症状として現れる病的飛蚊症の場合だ。
「網膜は、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしています。10層の組織から構成されていて、最も深い部分を網膜色素上皮と呼びます。網膜剥離は、加齢や糖尿病網膜症などの一部の病気、事故などによる頭部や眼球への物理的ショックが原因で引き起こされます。いずれも網膜の裂け目である網膜裂孔が網膜剥離の第一歩となります。眼球の中の硝子体に網膜の一部が引きずられ、網膜に小さな裂け目ができてしまうことがあります。裂け目をそのまま放置しておくと、この小さな穴から網膜とその下の層との間にどんどん水分が入り込んでいき、最終的には網膜が剥がれてしまうのです。網膜の剥がれは痛みを伴わないため気付きにくいのですが、前兆として飛蚊症があらわれることがあります。また、網膜の中心部である黄斑部分まで剥がれた場合、急激に視力が低下し、失明に至る恐れもあります」
 網膜剥離の主な治療法は、2つあるという
「網膜に裂け目ができている場合、裂け目を塞ぐ処置には光凝固法があります。瞳孔から網膜の穴にレーザーを照射し、焼き付けます。この処置をすると、裂け目の周囲の網膜とその下の組織がくっつくため、網膜が剥がれにくくなります。すでに網膜剥離が認められる場合には、剥がれた網膜を元の位置に固定する必要があります。そのための手術には、硝子体手術や強膜バックリング法などがあり、網膜剥離の症状に応じて対応が異なります。手術後に目を動かしても、手術の結果に大きな影響はありませんが、眼内の状態が落ちつくまでに1~3ヵ月必要です。少なくとも術後1ヵ月間は、疲れない程度に目を使用する必要があります」
 小菅さんは、網膜剥離は、治療が早ければ早いほど視力への影響が少なく、早期発見と速やかな治療が大切といい、飛蚊症を自覚したら、一度眼科専門医を受診することを推奨する。
(ライター/斎藤紘)

医師 小菅正義
ホームページ 小菅正義 医師

代表取締役
森田喜知也 さん
電子商取引(EC)サービス運営ベンチャー『Render株式会社』代表取締役。食品ロスをはじめ衣食住に関わるモノにロスが発生し廃棄されている現状に問題意識を強め、この改善取り組みの一つのツールとして『Render』を開発。
食品ロス廃棄ロス削減につながる
訳あり品ショッピングサイト誕生

専用のアプリを利用し
ゲーム感覚で購入可能


 食べられるのに捨てられてしまう食品ロスや使えるのに捨てられてしまう廃棄ロスの削減につながる画期的なWEBショッピングサイトが誕生した。ベンチャー企業『Render株式会社』の代表取締役森田喜知也さんが考案した『Render』。賞味期限が近づいている食品や訳あり品、規格落ちの商品などを抱える出店者とそれらをお買い得と考える賢い消費者をマッチングさせるB to Cの新たなビジネスモデルで、専用のスマホ向け『Renderアプリ』を利用してゲーム感覚で楽しく買い物ができる新感覚のプラットフォームだ。
「ロスが売上に変わる」がキャッチコピーの『Render』が立ち上がったのは、「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行された2019年10月1日。同サイトには、「賞味期限が迫った商品を早く多く売りたい」「Bクラス品、規格落ち、訳あり品をさばきたい」「売れ残りを何とかしたい」「​​販売期間後も売り続けるキャリー品を処分したい」といった課題を抱えた生産者やメーカー、小売業者などが希望すれば、事前審査を経て登録し、出品することができ、販売代金の10%を販売手数料として支払うという仕組みだ。
 実際の販売にあたっては、スマホ上で売りたい商品を出品登録し、商品説明、商品状態、配送料、配送方法、発送地域、日数などを明示するだけ。ユニークなのは、購入方法だ。「割引・特売・詰め放題」を謳い、制限時間2・5秒内にスマホ画面上のボタンを押せた回数に応じて購入できる商品点数や割引率が変動する仕組みだ。連打した回数分、商品を詰め込める「レンダ回数分商品購入」、指定回数を連打することで購入権利が手に入る「レンダタイムアタック権利」、連打した回数分の割引が受けられる「レンダ回数×割引単価」の3つの方法があり、いずれもゲーム感覚でトライできるのが特長だ。
 森田さんが『Render』を思いついたのは、アパレル関係者から「B品、キャリー品の廃棄ロスを何とかしたい。WEBでさばける方法はないか」と相談を受けたのがきっかけだったという。
「食品ロスや廃棄ロスに対して社会的関心が高まり、一方、長引く景気低迷で消費者の家計防衛意識が強まっている時代状況の中で、販売者と消費者のニーズに応えることができるショッピングサイトになったと思っています。基本はB to Cですが、食材コストを少しでも抑えたいと考える飲食店や名産地品でありながら流通に乗らない商品を扱いたい店舗を対象としたB to Bでの利用も考えられ、可能性は広がっていくと考えています」
(ライター/斎藤紘)

Render 株式会社
TEL/058-201-0444 Eメール/support@render.co.jp
ホームページ https://www.render.co.jp/

上左:季節に合わせてギフトにオススメ。
上中:スキンケア、ヘアケア、アロマ、オーガニック食品などを幅広く取り揃え。不定休のため、ホームページでご確認のうえ、ご来店下さい。
中左:余分な物を加えない自然のままのジャムやジュース。
下左:環境に配慮した生分解する洗剤。
下右:人工甘味料不使用、グルテンフリー、100%植物性など、目的に合わせてこだわりぬいたプロテインを世界から取り寄せ。話題のチアシード食品も。

オーナー
野寄聖統 さん
医療現場で看護士として勤務。大手アロマスクールで講師を務めた後、独立して『株式会社おおきに』を設立、『ありがとう市場』を運営。他に国産原料を使った古民家パン店「じゃぱん」とカフェ&バー「waioli」を経営。
厳選した本当に良い商品を販売
生産者の信念、製法成分に注目

オーガニックへの拘り
店舗のチームも目指す


 スーパーフードのチアシード配合の美味しい蒟蒻ゼリー、人工甘味料や保存料不使用の身体が喜ぶプロテイン各種、植物由来の食品素材で作られた赤ちゃんにも安心な消臭除菌剤、海洋タンカーの事故処理研究から生まれた生分解する洗剤、エアゾールタイプの全身用ミストローション、スキンケアからベースメイクまで9つの機能を1本に凝縮したファンデーション…。『株式会社おおきに』が運営し、オーガニック食品やスキンケア、ヘアケア、アロマ、サプリメントなどを販売するヘルス&ビューティショップ『ありがとう市場』の商品の一例だ。自ら仕入れを行うというオーナー野寄聖統さんが「本当に良いと思ったもの」だけを厳選して揃え、オーガニックなどへの拘りが鮮明に伝わるラインアップだ。
「私は、もともと看護士として医療の現場におりましたが、心の病や慢性疾患で苦しむ患者様に接する中でどうしてこうなる前に、もっと早く相談してくれなかったのかと悔しい思いをすることが幾度となくありました。病気になる前に食い止める仕事を、皆さんの身近で取り組みたいと思ったのが始まりでした。そこで退職して、自然療法を学びはじめたのです。アロマやハーブの勉強もし、大手アロマスクールで講師を務めていました。『ありがとう市場』で扱う商品は、その知識も生かして、心身の健康をテーマに私が目利きして、本当に良いと思ったものだけを厳選しています」
 野寄さんは、主に商品の展示会をまわり、市場に出回っていないものの、生産者が信念を持って作ったり、製法や成分が優れていたりする商品を見出してきた。商品を選んだ思いは、商品の特長を浮彫りにするホームページでの詳しい商品説明から明確に伝わる。店名の「ありがとう」には、良い物を作りだしてくれた生産者や、それを見つけて手に取ってくれたクライアントへの感謝の気持ちが込められている。
 経営は、経営実績のある人から指導を受けながら学んだという野寄さんは、商品販売の業務に加え、『ありがとう市場』を経営ノウハウを学んでもらうための経営道場としても活用する予定だ。
「どのような分野でも、最初から店舗を構えてビジネスをするのは大変です。まずは、一つひとつ経験を積み重ねることが重要だと考えています。当店は仕入れや販売の仕組みなどを学ぶのに適した規模で、小売店のノウハウを学ぶ場所として利用してもらう計画です」
 この計画の先にはもう一つの目標がある。
「『ありがとう市場』のような店舗を毎年立ち上げ応援しようと考えています。この店で経営を学びの場としているのもその一環です。それぞれが社会に必要とされている貢献性ある事業家として、独自のビジョンを持つ店舗のチームをつくりたいと考えています」(ライター/斎藤紘)

ありがとう市場 株式会社おおきに
TEL/06-6459-7783 Eメール/ arigatou.ichiba1@gmail.com
営業時間/火〜金曜日12:00〜19:00
(月・土・日曜日は不定休のため、ホームページをご確認のうえ、ご来店ください)
ホームページ https://www.arigatouarigatou.com/

洋菓子をはじめ、和・洋・中華・イタリアン・エスニックなど幅広いレパートリーを分かりやすく教えている。

料理家・洋菓子研究家
奥秋曜子 さん
山梨県甲府市に生まれ、教職に就いた後、料理の道へ。現在、自宅と甲府市のサロン、松本、東京に4つの教室があり、NHK文化センター、東京電力・中部電力の料理教室の講師も務める。テレビ、ラジオへの出演も多い。
食べたい料理だけが学べる
カリキュラムのない料理教室

幼児も高齢者も障がい者も
ユニバーサルに学べる


 山梨県を拠点に料理教室を展開する『奥秋曜子の教室』。代表の奥秋曜子さんは、20年以上のキャリアの持ち主。教職に就いた後、料理の道に入った奥秋さんは、洋菓子をはじめ、和・洋・中華・イタリアン・エスニックなどジャンルにとらわれない幅広い料理のレパートリーを持ち、わかりやすい教え方には定評がある。自宅と甲府市内、松本、東京の4ヵ所で料理教室を開くほか、教師向けの研修の講師をはじめ、NHK文化センターの講師・電力会社主催の料理教室の講師も務める。山梨県のテレビとラジオに料理番組のレギュラーを持ち、食育や障害者を対象にした料理番組を受け持つなどマスコミでも活躍。キッチンメーカーやハウスメーカーの講師としても各地で講演活動を行っている。また、家電メーカーの商品開発のアドバイザーでもあり、使いやすい電子レンジやオーブンの開発にも尽力。子育ての経験を活かして生まれた食育プログラム「食の知恵袋」は、第3回キッズデザイン賞を受賞するなど、その活躍は実に幅広い。料理教室の一番の特長は、カリキュラムも決まったレッスン時間もないことだ。事前に打ち合わせをし、その日作りたいものを自由に選ぶことができる。和洋中はもちろん、パンやケーキ作り、コーヒー・紅茶の選び方まで、ジャンルの垣根を超え、あらゆるレシピを教えてもらえる。これは「〝食べたい!〟ものをレッスンするのが、最も実になります」という奥秋さんの考え方からだ。多くても4人まで、ほとんどがマンツーマンによる少人数制の指導なので、分かりやすさは抜群。幼児から高齢者まで、幅広い年齢層の方が集うという。また、奥秋さんは、IAUD(国際ユニバーサルデザイン協議会)の個人会員でもあり、ユニバーサルデザインの視点から、高齢者や障がい者向けの料理教室を随時開催している。その傍ら、ユニバーサイルデザインのキッチングッズの開発も行っている。料理教室のレシピはすべて講師の奥秋さんによるオリジナル。豊富なキャリアの持ち主だからこそできる料理教室といえる。奥秋さんは、「料理は手をかければかけるほどいいわけではない」との考えの持ち主であるのも興味深い。むしろちょっとしたアイディアで短時間に作れる料理レシピが数多く揃っているうえ、アイデアグッズなども伝授してもらえ、すぐに試してみたくなること請け合いだ。教室は、入学を随時受け付けており、初心者もOK。親子教室、英語レッスンなど、対応力の幅広さもうれしい。体験レッスンもあるので、お試し入学もできる。また、指導はどんなメニューでも材料費込みで一回一律1800円。料金体系までユニークな料理教室である。(ライター/ナガノリョウ)

奥秋曜子の教室
TEL/055-267-6035 Eメール/ info@office-okuaki.jp
ホームページ http://www.office-okuaki.jp/

中:『手作りおかず 味噌セット』5個セット 4,500円(税込)
(もろみ鯛、元気にんにく、しょうがじゃこ、鶏ももごぼう+手作りジャム)
下左:『万能鬼だれシリーズ』(激辛)850円(税込)
下右:新商品、大分名物からあげ『くにさき味噌からあげの素』は、全国初の味噌味として好評。

代表取締役
藤原眞由美 さん
1954年大分県生まれ。地元役場での町長秘書勤務を機に、政治の世界に興味を持ち、女性参画社会の実現と地域活性化をめざす。2012年、『来浦ぐらんま』を設立。地域と寄り添いながら「みんなが誇れるふるさとづくりの実現」のため、地域と歩む企業をめざしてる。
「安心・安全・おいしい」を
モットーに地域産品を販売

地域と寄り添って歩み
人々の生きがいを創出


『株式会社来浦ぐらんま』は、大分県国東(くにさき)半島の来浦地区で水産業・農業の歴史伝承と地域食文化の活性化を目的に、平成24年に生まれた。「安心・安全・おいしい」をモットーに、来浦で元気に活躍しているぐらんま・ぐらんふぁ(おばあちゃん・おじいちゃん)が手がける地元の水産・農産の野菜や加工食品を開発・生産・販売している。海、山、豊かな自然に恵まれた来浦地区では、元気に畑仕事をする高齢者が多いが、採れた野菜を「作って売る」という発想がなく、自家消費か近所へおすそ分けされ、余れば捨てられていた。これを「もったいない。売りませんか?」と声をかけたのが、代表である藤原眞由美さん。『株式会社来浦ぐらんま』の始まりだ。現在は、200人以上の農家と契約しており、新鮮な野菜を集荷し、主に県内の量販店に卸している。地域ごとに集荷場所と集荷日を決め、各店舗で売れる商品を見定めて仕分けし、配送。作り手である農家の所得を増やすだけでなく、「作ったものが売れた」というやりがいを実感してもらうことで「生きがい」を創出し、地域の活性化につなげたいというのが同社の目標だ。もう一つの軸が、地域の歴史伝承と、新鮮な野菜や果物を活かした加工食品。『もろみ鯛』『鶏ももごぼう』といったご飯のおともに最適なおかず味噌や、いちごジャムなどは、特に都市部で人気が高い。無添加・手作り・地元産の3つのポイントにこだわって原材料から厳選。地元の新鮮素材を活かして真心込めて手作りされる商品は、安心に、手軽に食べられる。忙しい毎日を送る子育て中のママや一人暮らしの社会人に送る、いわば「ぐらんまからのエール」だ。最近、好評な加工食品が『万能鬼だれシリーズ』。地元産のネギ・にんにく・生姜を使い、国東の老舗「山松醤油」の味噌と醤油をブレンド。野菜サラダにはもちろん、冷や奴や焼肉のつけだれなどにもぴったりだ。ぴりっとした風味も食欲をそそる。今回、新商品として家庭でも簡単に作れる大分名物味噌からあげ『くにさき味噌からあげの素』を誕生させた。今後、通販も行い、全国どこでも入手できる。「高齢者をはじめ地域の方々が、生産・加工の歴史伝承を活かしたものづくりを通じて、生涯現役で生きられる地域にしたい」と藤原さんは熱く語る。さらに、同社では、国東集落全域を対象に買い物弱者の支援を目的とした、日用品・食品の販売と注文品の配送も計画。地域の人々のもう一つの足としての役割を果たしたい考えだ。また、地域の伝承交流拠点として、「ぐらんま農家・茶屋カフェ」を展開予定。地元で採れた食材を使用した茶屋カフェを、地域のコミュニケーションスペースや観光拠点としたいという。地域と寄り添ってともに歩み、地域の活性化に取り組む同社。今後の活躍に大いに期待したい。
(ライター/ナガノリョウ)

株式会社 来浦ぐらんま
TEL/0978-72-2330 Eメール/kunoura-g@circus.ocn.ne.jp
ホームページ https://k-grandma.com/

代表取締役
田中傑 さん
2009年、『株式会社傑さく』設立、代表取締役に就任。馬肉料理店や焼肉料理店など飲食店経営、料理学校東京らーめん学校や日本語学校運営。牛肉のネット通販、経営コンサル事業、輸出入事業などを多角的に展開。
トルコ産オリーブで斬新な事業
オリーブの葉で様々な商材開発

東京湾岸で栽培地拡大
耕作放棄地なども活用


 日本各地で近年、オリーブの生産が加速度的に広がりを見せる中、明確な事業コンセプトと周到なスキームでオリーブ栽培・オリーブ関連商品開発販売事業に乗り出し、注目を集める経営者がいる。輸出入業や飲食店経営、日本語学校運営など多角的に事業を展開している『株式会社傑さく』の代表取締役田中傑さん。千葉から東京、神奈川までの東京湾岸エリアでオリーブを栽培し、東京オリーブのブランドで広めていく東京オリーブプロジェクトに取り組んでいる。栽培するのは、トルコ産のゲムリック種オリーブ。オリーブというと実を加工したり、オイルにしたりというイメージがあるが、田中さんが着目したのは葉。千葉県君津市から新規就農者の認定を受け、市内の農園で栽培して収穫するほか、輸入した苗木を農家に販売して栽培してもらい、収穫した葉を買い取り、それをスパイスの材料としてPB商品を製造販売するのが事業スキーム。葉をお茶やサプリメントに加工することも計画し、大手飲料メーカーと商談も進めている。
「トルコのオリーブの生産量は、スペイン、ギリシャ、イタリアに次ぐ世界4位で、2年ほどまえから日本でトルコ産オリーブを輸入して栽培してもらう『きずなオリーブ』というプロジェクトがあり、トルコ国営航空会社の協力を得て当社で事業を引き継いだのが事業の発端です。ゲムリック種は古来から栽培されている固有種で、とても成長力のある、実成り良い品種です。自家受粉するので、受粉木の必要なく結実にムラがないのも特長です。このゲムリックの厳選された枝のみを太木挿しにして輸入したのが東京オリーブの苗です。国内では農薬を使うケースが多いのですが、新たに開発した防虫肥料を用いて有機栽培を実践しています。オリーブの実は収穫できるまでには通常5年かかりますが、葉は3年目から1年に4回収穫できるようになります。このため、1反歩10a当たりの収入は30万円以上が望めます」
 田中さんは、この事業がもたらす社会的な効果も視野に入れている。
「国内では高齢化が進み、過疎化や耕作放棄地が問題になっている地域が多くあります。オリーブ栽培は、比較的容易で農業未経験者でも気軽に始めることができるので、耕作放棄地などを有効に活用し、また高齢者や障害者の働く場を提供することにつながると思っています」
 東京オリーブプロジェクトでは、オリーブ栽培を希望する人や新規就農者などを対象に、苗の仕入れ方、育て方、資金調達から販売までバックアップするが、そのためのプロジェクト説明会やセミナーを定期的に開催、事業への賛同者を増やしていくオンリーワンかつナンバーワンの計画だ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 傑さく
TEL/047-405-2079 Eメール/ info@tokyo-olive.net
ホームページ https://tokyo-olive.net/

『即効小顔コース美骨創顔Ⓡ』 30分 10,000円 『美骨創顔Ⓡ』 45分 20,000円
「International Scrape Beauty Academy」卒業生。
『美骨創顔Ⓡ』認定セラピスト。

オーナー
佐藤麻由美 さん
数々の美容資格を保有。大人のためのオールハンドオリジナルメソッド『美骨創顔』は、商標登録済み。お客様の満足度も非常に高い。
都会の喧騒から離れることができる異空間で
理想の体型に

ドラマチックな変化!
お顔もカラダも彫刻したように立体的な輪郭へ


首肩のハリや背中の盛り上がりもスッキリ♪
☆身体の隅々までケアするバリニーズオイルトリートメント
☆爽快感とともに仕上がる小顔
☆美ボディを創るボディメイク
 何十回通っても効果の出ないエステではなく、たったの一回でも劇的な変化をもたらす、結果重視の小顔、アンチエイジングボディメイク、スリミング、リンパデトックスのゴッドハンドサロンが『Face&Body SALON Principessa』だ。
 数々の美容の資格をもち、美しさと活力を保ち続ける、大人の女性の美と健康を追求するオーナーが商標登録した『美骨創顔Ⓡ』は、オールハンドのオリジナルメソッド全身のリンパデトックスと骨格から美しい小顔を同時に体感できる優れもの。バリニーズオイルトリートメントと骨の美容術コルギの特性を生かして高度な技術でリンパ、骨格、筋肉、筋膜にアプローチ。身体の隅々までケアしてくれる。独特な感触がとても心地よい。独自のメソッドは、疲労回復や自律神経のバランスを内側から整えながら、女性の身体をまるで彫刻したように立体的な輪郭へ美しく変身させてくれる。メスのいらない全身の美容整形術!憧れの小顔や美背中、美くびれ、美脚も夢ではない。
「小顔への効果がすぐに実感できた」「施術後の爽快感がたまらない」「諦めかけていた頭痛と肩こりが治った」「トレーニングしなくても美ボディになった」と施術後の変化に驚きの声。評判でリピーターが続出。 個々が持つ本当の美しさを引き出すこの手法。施術を受け、パッと変わった姿から、喜びを感じていただくことができる! 間違いなく誰もが一度は体験して頂きたいオリジナ ルメソッドだ。初めての方へのカウンセリングの時間を大切に一人ひとりへのオーダーメイドの施術を行っているのも人気の一つだ。
『美骨創顔Ⓡ』は、リンパ、骨格、筋肉、筋膜にアプローチし、小顔、美背中、美くびれ、美脚を創るのに加え、高濃度炭酸を使用して脂肪を溶解する、『スクレイプオフプログラム(削ぎ落とし美容)』もオーナー独自のオールハンドの手法で「老廃物や脂肪がそぎ落とされた感じがする」「一回り身体が小さくなった」と知る人ぞ知る究極のスリミングボディメイクメソッドだ。最新のマシーンや高価な美容液は星の数ほどあるけれど、オールハンドの手技手法ならではの細かいところに手が届くトリートメントは、自身の持つ蘇生の力を引き出し「自分らしく輝く」ことができる。お客様への完璧なサポートは非の打ち所がないといっても過言ではない。 
 美容スクール「International Scrape Beauty Academy」は、開業や技術力アップのサポートをしてくれる。美骨創顔Ⓡ認定セラピストコースを卒業するとゴッドハンドになる技を取得できる。一から丁寧に教えてくれるので必要な知識や技術をしっかりと身につけることができる。
 都会の喧騒から一線を画した異空間で夢のようなひと時を過ごして頂きたい。気になった方は、ホームページをご覧いただき、ぜひ『Face&Body SALON Principessa』に足を運んで頂きたい。
(ライター/山城隆輝)

Face & Body SALON Principessa
TEL/06-6421-0316 Eメール/ info@salon-principessa.jp
営業時間/完全予約制 11:00 ~ 20:30(最終18:30) 定休日/月曜日
ホームページ http://www.salon-principessa.jp/


〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605