テレビやパソコンなど様々な機器が生まれ、情報が高速であらゆる場所に飛び交う現代社会を支えているのが
通信設備事業だ。中でも質が高い工事とサービスで支持を集める『フューチャーネット』は、
自らの技術の今後の行き先も見据えている。
光ファイバーなど家庭向けデータサービス「FTTH(Fiber To The Home)」を中心に、ルート調査から宅内調査・架線・接続・宅内工事まで、通信設備事業を行なう『フューチャーネット』。
関西方面で多くの信頼を集める同社は、注文が集中する繁忙期でも、他社の手はほとんど借りずに、直営社員で対応しているのが強みだ。お客様の住まいに「仕事をさせてもらっている」という基本姿勢が徹底しており、お客様の立場に立った気配りのサービスも提供している。さらに、工事を見て『フューチャーネットさんなら間違いない』と言われる質を心掛けている同社の技術は業界でも評判だ。新人にはリーダーがついて、ひとつずつ着実に現場で身につけた技術は、独り立ちしてからの丁寧で確実な工事につながっている。
また、社員のモチベーションの高さは同社の突出した特徴だ。会社の業績は社員全員に公開。それを見て、社員1人ひとりが自分で考えて行動している。業績が落ちれば、普段移動用のトラックを2台使っていたのを窮屈でも1台にするなど、自然と社員が経費削減に努めるようになり、業績が良ければ給与面で、社員全員で分かち合っている。そのため、結束力が強く、問題が起きれば、小さなうちに解決しようとするので、コミュニケーションも濃密で行動力が旺盛。それぞれが1人の経営者という感覚で日々業務にあたっているのだ。
今後は「通信」におけるあらゆる分野において、自らの高い技術を生かしていきたいとのこと。お客様のお宅への開通だけでなく、地域の公共インフラ整備など、通信分野の技術を生かせる場所を探して着実に仕事の範囲を広げている。今後、さらに世の中の通信技術が発達するにつれて、同社の技術の活躍の場が増していくことだろう。
(ライター/前川定)