新時代のヒットの予感!! 2024

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令和の
エキスパート
がん薬物療法の相談など幅広い活動
薬剤師プラスアルファの資格を活用

ドーピング相談も実施
薬学生実務実習も指導


 大阪市住之江区の『池川薬局』は、大阪府薬剤師会認定のかかりつけ薬局、医療機関を限定せずに大阪府内の医療機関160超の施設が発行する処方箋で調剤する面分業調剤薬局、入退院時や在宅医療への移行時に他の医療提供施設と連携して対応できる地域連携薬局、在宅訪問サービス実施薬局など様々な顔を持つ典型的な無菌調整室を持つ多機能薬局だ。この体制を築いたオーナー店長の池川茂生さん自身も薬剤師プラスアルファの多様な資格や認可業務を持ち、多機能薬剤師ともいえるほど活動のウイングは広い。
 その一つが、薬剤を注射や点滴、内服などでがん細胞を攻撃する薬物療法について、他の医療従事者と協働して実践し、患者さんに最大限の利益をもたらす薬物療法専門薬剤師として活動している。奥様の敦子さんは、認定遺伝カウンセラーでもあり、遺伝子情報によるオーダーメイド治療に関する情報提供にも相互に連携し相談体制を整えている。赤ちゃん体操をはじめ、癌治療についての相談を同薬局の別室の相談室で行い、 遺伝性疾患やがん化学療法、遺伝子診断などについての相談も事前予約で行っている。もう一つが、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)公認のスポーツファーマシストとしての活動。スポーツファーマシストは医療に係る最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師のことで、国民スポーツ大会に向けての都道府県選手団への情報提供や学校教育現場でのアンチ・ドーピング情報を介した医薬品の使用に関する情報提供などを行うが、池川さんは、インターハイ選手からオリンピック参加者を対象にしたドーピングの相談も行っている。三つ目が、一般社団法人薬学教育協議会認定の実務実習指導薬剤師としての活動。この資格は6年制薬学部教育制度の下で薬学生に対して医療現場における実務実習の際に指導にあたることのできる薬剤師に与えられ、池川さんは、同薬局に薬学生を受け入れ、指導カリキュラムの作成や評価を行い、薬剤師としての基盤となる能力を養うほか、カウンセリングなどを通じて精神的なサポートも行う。このほか、知事から高度管理医療機器など販売業貸与業の許可を得た薬局の営業所管理者として、 自己血糖測定機器等の使用方法などの指導を行っているほか、認定吸入支援相談薬局として、吸入薬のデモ用デバイスを用いた吸入指導も行っている。
(ライター/斎藤紘)

池川薬局
TEL/06-6690-7777
Eメール/ikegawayakkyoku@vega.ocn.ne.jp
ホームページ 
https://ikegawa-ya.com/

背骨を1ミリ単位で調整し痛みを改善
来院者の信頼を集める高度の整体技法

年間4千例の施術実績
施術後ケアで再発防止


「骨格のズレや歪みを整え根本から症状を改善していく」
施術効果が大きいといわれる整体技法、DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)の最高峰スーパーレイティブインストラクターの資格を持つ『大山整体院』院長である大山悦司さんの評価を高めた施術テクニックだ。片頭痛、首の痛み、四十肩、坐骨神経痛、ぎっくり腰、産後腰痛などに効果が高いこの技法を軸に、年間に行う施術が4千例を超える実績と施術に対する信頼度が表出する。
また、忙しい整体業を営みながらインストラクター養成セミナーや技術勉強会、練習会も精力的に開催し、整体師の育成にも奮闘する伝道師でもある。
 施術プロセスは丁寧且つ周到だ。
「当院の施術は、身体の痛みの原因になっている背骨の歪みや骨盤の傾きを整えることに主眼を置いています。施術前に症状の状などをヒヤリングした上で、動作や主訴の具合や背骨の歪みと柔軟性、筋肉の硬さをチェックした後に施術を行い、施術後に施術前と同じチェックをして改善具合の変化を共有します」
 この整体の基本ベースで行うのがDRTだ。
「背骨に心地良い調整をして全身の緊張を解いていき、脊柱管狭窄症やヘルニアによる痺れ、逆流性食道炎、便秘、不眠症、自律神経失調症、等、あらゆる症状を改善へ導きます。3歳の幼児から96歳のお年寄り、妊婦まで、施術ベッドに寝れなくても、また手術前、手術後、手術で背骨に金具が入っていても、基本的にどのような状態であっても安全に施術することができる。今、医療業界で最も注目されています」
 押したり揉んだりするのは、単純な筋肉疲労などには効果的だが、慢性的な痛みの場合は根本改善に至らず、その場しのぎになってしまうケースがほとんど。痛みが改善されないで再発してしまう理由は背骨の歪みにある。背骨が歪んでいると、どこが悪いのかを知らせる「神経伝達」の働きが鈍くなり、不快な症状をなかなか認知できないため、さらに悪化…ということが起こる。原因として、「前かがみでパソコン画面を見てしまう」「立ちながらスマートフォン見たり本を読む」「背もたれに寄りかかって座る癖がついている」などが考えられる。背骨が歪む→痛みを認知できない→前兆に気付かない→気付いた時には症状悪化。
『大山整体院』では、三段階の行程での施術とセルフケア指導をお伝えすることで、体の歪みが整い安定し易くなり、症状の落ち着きが早くなるという。大山さんは、若い頃に健康関連機器の販売に携わる中で座骨神経痛を長い間患い、幾度も探し回った後に師匠となる整体技術科の施術を受けたところ改善したことから、それを機に整体技法を本格的に学び、働いていた会社を辞めて修業期間を経て2008年に開業。今では他での治療や施術で満足できなかった人が、最後の駆け込み寺と求めて来院する。
(ライター/斎藤紘)

大山整体院
TEL/048-838-3880 
Eメール/ooyama-seitaiin@gmail.com
ホームページ 
https://www.ooyama-seitaiin.jp/

運輸業の2024年問題のソリューション
長距離でも日帰りできるシステム導入

中継地を設け貨物交換
輸送効率も大幅に向上


 自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限を960時間に制限する働き方改革関連法が2024年4月に施行される運輸業界の2024年問題。長距離輸送を手がける業者が対応に苦慮する中、そのソリューションとなる輸送システムを逸早く導入した経営者がいる。『滋賀近交運輸倉庫株式会社』を中核に14社で構成する『近交グループ』会長の山田普さん。入荷した商品を物流センターに在庫保管せず、配送先別のトラックに積み替えて出荷するクロスドッキングを長距離輸送で実施しても2024年問題をクリアできるように中継地で貨物を交換する『クロスドックチェーン™』を導入、法が成立した2018年から実施してきた。
「『クロスドックチェーン™』は、貨物を配送先まで直接届けず、中継地で別の荷物を積んだトレーラーと交換するシステムです。東京と大阪からそれぞれ荷物を積んだトレーラーが出発し、中継地の静岡県掛川市で貨物を交換して、それぞれの出発地である東京と大阪に戻るのはその一例です。このシステムによって、長距離ドライバーでも毎日家に帰れる上に、13時間以内という法令に定めた拘束時間を遵守でき、同数数量の荷物を運ぶ際の運転手を12人から4人に削減することも可能です。さらには使用燃料の34%削減によってCO2排出量を34%削減できる効果もあります」
 山田さんは、2016年からクロスドッキングによる運行を開始、2018年からはグループ会社の力を結集して、北海道から九州までを17の拠点を中継地として繋ぐ『クロスドックチェーン™』による運行を展開している。この中で使う車両も大型増トン車(13t積載車)からトレーラー(26t積載車)に切り替えたことで、運転手1人が運ぶ荷物が約2倍に増え、輸送効率も向上したという。
 山田さんは、収配ターミナルや配送トラックの積載方法の課題をコンピュータを使って解決する宅配システムと物品配送支援システムで特許を取得するなど輸送効率について研究を重ねる学究肌の経営者。
「これまでトラックドライバーの労働環境は、長時間労働の慢性化という課題を抱えていました。このため近交グループでは流通革新を目標に掲げ、労働環境の改善に努めてきました。『クロスドックチェーン™』は、その一端です。今後もお客様へのサービスの充実、従業員の福祉向上に積極的に取り組んでいきたいと思っています」
(ライター/斎藤紘)

滋賀近交運輸倉庫 株式会社
TEL/0749-65-8001 
Eメール/HPのお問い合わせフォームより
ホームページ 
https://www.kinkog.co.jp/

職場環境改善の先進性に高い評価
タクシー事業に表出する社会貢献意識

高いテレビ番組露出度
タクシー乗り場清掃も


 2023年の某日、東京・高円寺駅前のタクシー乗り場周辺を男たちが箒と塵取りで清掃していた。自社のタクシーがここを利用する『葵交通株式会社』代表取締役社長の田中秀和さんや社員たち。「安全・安心・快適にタクシーを利用して頂く」という田中さんの経営理念に基づいた活動だ。この経営理念、社内では「お客様に満足して頂けるサービスを提供するには、まず社員が気持ちよく働ける環境が重要」との考えに表出、職場環境の整備に不断の努力を重ねてきた。
 法令遵守、労働時間・休日、心身の健康、安心・安定、多様な人材の確保・育成、自主性・先進性の6分野で職場環境改善が優良とされた自動車運送事業者に国交省認定団体から授与される「働きやすい職場認証制度二つ星」を2023年6月に取得したのは、その努力の表れだ。二つ星は自主性・先進性に優れていることを示す。
「『人が全て』が当社のスローガン。社員が気持ちよく働ける環境として、希望制シフトの導入や専任のサービスリーダーによるアクシデント時のサポート体制の整備を進めてきました。コロナ禍で社員の収入が減少した時期には特別見舞金も支給しました。社員がいるから会社があるという感謝の気持ちを大切にしています」
『葵交通』は、日産東京販売ホールディングスのグループ会社で、東京23区と武蔵野・三鷹地区を中心に、100%電気自動車リーフや電動車セレナ&ノートe-Powerなど環境に優しい車種44台を含む64台のタクシーで営業しているが、タクシー関連のニュースでTVで取り上げられることが多いのも特長だ。東京23区などのタクシー運賃が15年ぶりに値上げされた2022年11月にはNHKニュースで、「より一層サービスを向上させ、乗ってよかったと満足していただけるように努めていきたい」と語る田中さんの様子が放映された。
 田中さんは、事業を通じて「SDGs」の達成に貢献する活動にも積極的に取り組み、認定NPO法人世界の子どもにワクチン日本委員会が進めるペットボトルキャップ回収に協力、社内でたまったペットボトルキャップがプラスチックのリサイクル資源に生まれ変わり、その買取金額の一部が開発途上国の子どもたちのワクチンに役立てられる。
「社員もお客様も社会もすべてがハッピーになれるサイクルを目指しています」
 この言葉から田中さんの経営姿勢が鮮明に伝わる。
(ライター/斎藤紘)

葵交通 株式会社
TEL/03-3382-1533
ホームページ 
https://www.aoi-kotsu.com/

タイの事業が国連CTCN助成対象に認定
日本発の特許技術活用の大気汚染対策

良好なテスト結果評価
普及事業の準備が加速


 中古自動車が多く走るタイ王国の排ガスによる大気汚染対策に日本発の特許技術を活用するプロジェクトが国連の気候技術センター・ネットワーク(CTCN)の助成事業として認定された。この技術、『株式会社ターゲンテックス』代表取締役社長の中村幸司さんが発明した無交換式オイル劣化予防装置『PECS MARK-IV(ペックスマークIV)』。既存の濾紙オイルフィルターの代わりに装着できる次世代フィルター。JICA(国際協力機構)の支援のもと、タイで行われたテストで良好な結果が出たことから、「SDGs」の理念に基づいた製品と評価されたものだ。『PECS』は、永久磁石の独自の配列から強力な反発し合う磁力線を構成し、エンジンオイルが通過すると、(エンジンの駆動時では、油膜面のできないタイミングチェーンとスプロケット、タイミングギア、カムとカムホロワーなどの部分は、線接触の移動で油膜面はできず、常に線接触の移動で、そのため金属のふれあいにより、1μ前後の微粒子の鉄粉が生じ、オイルと共にオイルバンにもどる。これらの 1μ前後の鉄粉は、濾紙式オイルフィルターでは吸着されず、メーンギャラリーに圧送され、ここから油膜面のできるカムシャフトと軸受け、クランクシャフトと軸受け、シリンダーとビストンリングなどの油膜に入り込み、二次摩耗を生じる。このため、『PECS』を装着すると二次摩耗、三次摩耗、高次摩耗などを予防する微細な金属摩耗紛の発生を予防するため、『PECS』自体のクリーニングが長期間不要でそのまま使用可能) 金属摩耗粉を吸着、微小粒子状物質PM2・5の原因になるカーボンの析出を抑制し、温室効果ガスを大幅に削減する。自動車生産先進国8ヵ国で特許を取得したほか、1992年のブラジル地球サミットの国際環境機器展でも紹介された。タイでのプロジェクトは、バンコク首都圏のPM2・5の主要な発生源がディーゼル車の不完全燃焼による黒煙であることに着目した中村さんなどが提案し、PM2・5などの大気汚染物質の低減、市民の健康被害軽減、温室効果ガスの削減、公共交通機関の燃費改善などを目標に始まったもので、タイの天然資源環境省公害管理局をカウンターパートにJICAの支援のもとで進められた。ディーゼル車の中古トラックに一年間装着してテストを行った結果、排ガス低減と燃費改善の効果が確認されたことを受け、タイ側がCTCNに助成を申請し、認められた。CTCNは、国連の温暖化防止条約会議COP16で設立が決まった国際機関で、開発途上国への気候変動対策技術の移転を支援する。『PECS』を普及させる事業モデルもほぼ出来上がり、実装して効果を確認したい事業者を募って最終テストを行った後、『PECS』のコア技術である永久磁石などを日本で製造し、新設する現地法人がタイの加工工場でフレイムなどを製造、組み立て工場で組み立て、中古の公共バスやトラック向けに販売するスキームが2024年に動き出す。
「『PECS』活用事業がCTCN助成事業として認定されたことで、『PECS』の活躍の場が国際的に広がるきっかけになると受け止めています。自動車排ガスによる大気汚染に悩む他の途上国への普及につながる可能性もあり、地球環境の改善に貢献できると思っています」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 ターゲンテックス
TEL/03-3326-7081 
Eメール/ttpecs@tagen-tecs.co.jp
ホームページ 
http://www.tagen-tecs.co.jp/

視覚に訴えかける売り場づくり支援
店舗の魅力を際立たせる備品や包装資材の提案

飲食業界を中心に実績
要望に合わせた幅広いニーズに対応


 店内に入って目にする什器や備品、使われる包装資材は店舗のイメージを左右する重要なエレメントだ。2020年に埼玉県富士見市で店舗什器備品の企画・販売、ディスプレイの企画・提案、店舗コンサルティングなどを事業の柱に掲げて創業した『株式会社クードス』代表取締役の工藤那彦さんは、店舗に最善な什器や備品を提案、必要な商品の仕入れルートの確保、また、市場にないオリジナル商品のオーダーメイドにも対応している。優れた加工技術を持つ協力会社の協力を得て、様々な素材を組み合わせた商品製作や開発、スピード感と専門性を持って対応できる点も強みだ。称賛を意味するギリシャ語と自身の名前を重ね合わせた社名に込めた「自らが良いと思う物を提供して、お客様から称賛される会社を目指す」という経営理念の通りに、依頼主の店舗オーナーから高い評価を得てきた。
 工藤さんの店舗什器備品の企画のコンセプトは明確だ。
「当社は、付加価値+VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の考えのもと、『良い商品をより良く見せる』『見せ方で収益化を図る』の二つをキーワードに、視覚に訴えかける売り場づくりをご提案しています。人の感じ方や捉え方は三者三様であり、正解がないキーワードかもしれませんが、包装資材や陳列備品などで売り場づくりにアイデアが反映できた時、初めて形あるものになります。お客様の反応にも影響があるアイデアに基づく、モノづくりで店舗の活性化に少しでもご協力できればと思っています」
 これまで工藤さんが手がけた店舗什器備品の企画提案は、ベーカリーやカフェ、レストランなど飲食業界が中心だが、最近では様々なノウハウを生かして他業界のディスプレイ備品の製作も手掛けるなど多岐にわたっている。既製品やマニュアルにとらわれない自由な発想と応用力で、日々新しいモノづくりをお客様と向き合い一からつくるスタイルは、『クードス』ならではだ。
 工藤さんは、オンラインショップも運営、独自に企画開発した商品や厳選したメーカー製品を揃えている。セレクトしたアイテムを集約したカタログの製作も準備。今後は、様々な企業とコラボを行い、高品質かつアイデアを集結させた商品開発にも取り組み、地域産業の活性化を図るとともに各業界への頁献をしていく考えだ。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 クードス
TEL/049-293-5468 
FAX/049-293-5469
Eメール/t.kudo@kudos-inc.com
ホームページ 
https://www.kudos-inc.com/

旬の青果物を厳選して輸入し提供
安全性確保に現地生産管理方式も採用

中国産の生鮮松茸好評
国産の海産物の輸出も


「世界中の新鮮な野菜や果物、旬の食材を安心、安全、安定してお届けいたします」
 食品の総合商社『京英ランド株式会社』代表取締役の王京英さんは、この経営方針を守り続け、国内外の食品、外食業界から信頼を得てきた経営者だ。アジア、アメリカ、豪州、南米など世界に広がるネットワークを通して輸入、輸出、卸販売する商品は高品質でバラエティーに富む。
 王さんの事業が評価されるのは、野菜や果物の生産プロセスに精通し、収穫時期を見定めて最も美味しい旬のものを仕入れることと、輸入の場合は現地の生産農家と連携を取り、高品質のものを厳選していることだ。取り分け中国の野菜や果物は現地での生産管理を徹底し、 安全性を確保する。具体的には、中国各地に持つ契約農場に日本から技術指導者を派遣して土壌を改良、日本の規格に適合した野菜の栽培技術を指導し、農薬や肥料の使用状況を管理する。さらに、生産者を日本に招き、スーパーマーケットの売場やレストランの調理現場を見てもらい、日本人の消費動向を生産に生かしてもらう徹底ぶりだ。
 同社の人気商品が松茸。世界各国から輸入しているが、その約7割を占めるのが中国の雲南省、四川省、吉林省、黒龍江省産の生鮮松茸、冷凍松茸だ。生鮮松茸は6月ごろから山の高いところから収穫が始まるが、雲南の秘境にある東山村の町より更に奥、人里離れた海抜約3000m以上の豊かな自然に囲まれている森の中で採集された極上東山松茸は、見た目も香りも国産ものに負けぬ逸品だが、国産ものより相当抑えた価格で提供する。冷凍松茸は瞬間冷却方式で冷凍し、松茸の香りや食感はそのまま生かしている。いずれも青果店や料理店から引き合いが絶えない。
 自然成長の中国産竹の子、中国福建省の有機たけのこ水煮も人気商品。このほか、長ネギ、玉葱、ニンジン、キャベツ、椎茸、クワイ、ゴボウ、しょうが、にんにく、アスパラガス、ブロッコリー、わさび、里芋など扱う野菜の種類も豊富だ。果物も台湾産のライチやマンゴー、アメリカ産のアメリカンチェリーなど季節が限られたこうしたフルーツだけでなく、一年を通して食されるレモンやグレープフルーツ、ライム、アボガド、キウイなどを品質を見定めて主要産地から輸入し、適正価格で販売する。輸入だけでなく、北海道や青森産のホタテやナマコなどの海産物を香港などに輸出している。
(ライター/斎藤紘)

京英ランド 株式会社
TEL/03-5492-3733 
Eメール/cc@kyoeiland.co.jp
ホームページ 
http://www.kyoeiland.com/

家庭で問題を解き教室で弱点を解説
独自学習ソフトによるオンライン指導

進化型クラウド版開発
効率的に学習効果発揮


 コロナ禍で広がったオンラインコミュニケーション。その利便性と有効性をフルに生かすことができる学習塾用の学習ソフトがある。福井市の個別指導学習塾『家庭学習支援センター秀明学院』塾長の榎波明範さんがPCを利用した学習管理システム「Learning Management System(LMS)」用に約10年前に開発した『j-works(ジェイワークス)』を進化させ、オンラインで塾生とやり取りできるようにしたクラウド版。対面指導との併用で時間の無駄なく、塾生一人ひとりのレベルに合った個別指導ができ、学習効果を発揮する。
 同学習塾は小学5年生から高校生までが対象。週1回コースから週3回コースまであり、英語、数学、国語、理科、社会を教える。このうちクラウド型『j-works』を利用するのは英語と数学。中学数学の『j-works』は、各学年6単元から成り、1単元は基礎、応用各4項目計8項目で構成。1項目ごとに解説と演習問題が用意され、解説は静止画と音声による紙芝居形式で行い、理解度をチェックしながら進行する。演習問題は各項目4問~7問。答えの成績を保存し、ミスした問題のみ繰り返し学習することもできる。クラウド版は、『j-works』を利用した家庭での学習の進捗状況をインターネットを通じて榎波さんがリアルタイムで把握することができるように機能を拡大したものだ。
「これまでの学習塾では宿題はぺーパーで出すのが一般的ですが、このやり方だと教室にペーパーを持って来てから解答の正誤をチェックして解説しますので、時間が無駄になります。これに対し、クラウド型『j-works』による指導では、家庭のPCで解いた問題について、どの過程でつまづいたのかを事前に把握しますので、教室では弱点を克服するための解説に時間を割くことができるのです」
 クラウド版『j-works』で学習するには、マイクロソフト社のアプリケーションソフトOfficeを搭載したwindowsパソコンが必要だが、榎波さんは、『j-works』インストールしたノートパソコンを無料で塾生に貸し出している。また、個別指導のIT化を目指す他の学習塾が、クラウド版以前の『j-works』を利用できるようフリーウェアとして公開もしている。さらに、福井県が豪雪地帯であることなども考慮し、塾生の通塾の手間を省き、保護者の送迎の負担も減らせるオンラインのみの学習指導にも力を入れる。
(ライター/斎藤紘)

家庭学習支援センター 秀明学院
TEL/090-2098-3052 
Eメール/enami@syumei.jp
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https://syumei-gakuin.com/


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TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
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