ビジネスヒットチャート2013

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たけだ税務会計事務所
竹田公二郎所長
先々は、税理士はもちろん、司法書士、行政書士、弁護士等々の士業の窓口として、あらゆる相談をノンストップで受けることができる事務所を目指している。

豊富な社会人経験から
人間くさいお金の流れに熟知

 税理士としての経歴だけでなく、企業勤めを通じて、実社会を流れる生きたお金の流れを実務として熟知している『たけだ税務会計事務所』所長の竹田公二郎先生。その事務所開設までのヒストリーを伺った。
「まず、大学を卒業してから税理士事務所に7、8年ほど勤めました。当時は税理士になるというより事務所職員として仕事を追及しました。その後民間の会社に転職し、経理と社長秘書を務めました。経営者の側で実際のお金の流れを見ることができたのと、税理士を受け入れる側の立場を経験したことは、現在の税理士の仕事に生きています」
 税理士としての経験だけだと、その専門性から顧問先の経理面を重要視してしまいがちだが、竹田先生は「会社は他の業務と併せバランス良く見ることが大事」という。
「税理士は中小企業の経営者に帳簿を付けていただく自計化をお勧めすることが多いのですが、慣れない帳簿はこちらに任せて貰い、得意分野で売上げを上げて欲しいと思います。また、法律の隅をつつくような節税より、その努力を売上げに傾注した方がいいのではないかと思います。税理士として言うのはなんですが」
 勤務時代を通じ税理士という仕事の面白さを知った竹田先生は、民間会社を経て税理士に再チャレンジする。漫画主体のパンフレットを作るなど柔軟な発想と「茶飲み話でもいいから相談して欲しい」という気さくなスタイルで、個人事業から中小企業までを支援している。
(ライター/本名広男)

たけだ税務会計事務所
TEL:042-439-4033 FAX:042-439-4083 Eメール:takeda@takeda-zeirishi.com
ホームページ http://www.takeda-zeirishi.com/

株式会社 ファーマ 一級建築士事務所
代表取締役 望月重美氏
1979年3月、武蔵野美術大学美術学部建築学科卒業。1981年3月、武蔵野美術大学大学院建築コース修了。1981年4月建設会社に入社し、1999年9月に退社。2000年1月には、エム・ファシリティズ研究所を創業。2008年10月、株式会社ファーマを設立し、現在に至る。

建設会社で建築プロセスを学んだことが
建築現場を知るコンサルタントとして
今の業務の大きな力になっています

 建物劣化診断および修繕、改修計画策定や、集合住宅の大規模修繕工事におけるコンサルタントを中心に活躍する「ファーマ一級建築事務所」。同事務所代表の望月重美氏にその軌跡を伺った。
「この道に進んだきっかけは、学部選びで、当時人気の職種だった建築を選んだこと。そこから建設会社への入社に繫がりました」
 望月代表は、勤務時代、新築工事等に携わり、リニューアル部門の立ちあげに関わっていた矢先に営業職への移動となった。技術畑にこだわりたかった望月代表は独立を決意する。
「最初から他の会社への転職は頭にありませんでした。どうせやるなら、自分の力を試してみたいと思い、独立を選びました。当時リニューアル関連のコンサルタントでは稀少だった一級建築士の資格やその他の関連資格を持っていたので、比較的順調にスタートできました」
 さらにいえば、勤務時代実際に建物を建てる側にいたということがコンサルタントとしての強みになっている。
「建設会社で建築のプロセスに関わったので、建物がどう建てられて、どういう原因で劣化するのかが分かることが、今のコンサルタントとしての仕事に生きています」
 建物の世界でもスクラップアンドビルドの大量消費の時代が終わり、長く適正に維持するとともに、環境に配慮した建物が求められている中、その業務は重要になってきている。(ライター/本名広男)

株式会社 ファーマ 一級建築士事務所
TEL:045-444-0091 FAX:045-444-0092
ホームページ http://www.fa-ma.jp/

株式会社 辰美製作所
代表取締役 髙原喜代美氏
祖父が手掛けたカメラ部品の製造事業から幾つの変遷を経て現在の事業に転換した。祖父が他界した後は祖母が社長を務め、その後は父が社長を継いだが亡くなり、叔父が一次継いで夫が5代目に収まったが、2013年に急逝したので髙原喜代美氏(写真右下から2番目)が急遽6代目になった。

ギアやプーリ加工のプロ
現在で6代目の歴史と実績
『誠実』で『努力』を惜しまない
お客様の笑顔のために

 ギア・タイミングプーリ加工一式やOA機器用パーツなどの歯切り、NC・MC加工等を行なっているのが『辰美製作所』だ。現在の社長・髙原喜代美氏で6代目という長い歴史と実績を持ち、幾多の逆境を乗り越えてきたが、社長継承には思わぬ出来事が幾度もあった。暗澹たる気持ちになったのも一・二度ではない。しかし、社長自身が常に努力前進することを怠らない姿勢で挑んでいるため、どんな難事でもスタッフ同士が「やるだけやってみましょう!」と励まし支え合っている。髙原社長は「スタッフが会社の宝」と力強く話す。スタッフ一人ひとりが主役となって『辰美製作所』を盛り上げているのだ。現在の経営は保守的になりがちだが、「ピンチをチャンスに」という社長の信念の元、景気が厳しい時にこそ敢えて設備投資をして景気回復に備える。失敗すれば大きな痛手になるが、社長はこう語る。「正直に言えば、設備に関しては怖い部分もありますが,当社のような製造会社は、保有している機械が一つのステータスとなり、広告にもなります。私自身、経営学を学んだことはありませんが、現状を見据えて将来を見通す『視点』はさまざまな経験から養ってきました」意欲的に事業を拡大する『辰美製作所』は、今後、確実に伸びてゆくだろう。
(ライター/藤井孝)

株式会社 辰美製作所
TEL:03-3728-0191~3 FAX:03-3728-6869 
Eメール:takahara@tatsumiseisakusyo.co.jp