住職 鈴木文明
古刹が行う地域活性化の試み
地元の方々から「岡のお寺」と親しまれている「天龍山聖寿寺」は、文明10年（1478年）に、今川義元の叔父ともされる教之一訓大和尚（きょうしいっくんだいおしょう）の草庵「崗本山聖寿軒（こうほんざんしょうじゅけん）」として開創。現在は地域に根ざしたお寺として檀家の方々はもちろん、多くの方々のために手作り品フェア「ぽかぽか市」や毎週月曜日の「整体教室」など境内、施設を利用したイベントで、地域活性化の試みを行っている。
曹洞宗 天龍山聖寿寺
TEL：0538-66-2107
ホームページ http://www.shoujyuji.com/
2000坪の広い敷地が穏やかな雰囲気に包まれる。
2,000坪のしだれ桜公園と
バラ園を見渡す墓苑
バラ園を見渡す墓苑
大宝元年（701）に文武天皇の勅命で徳蔵上人により創建、弘法大師空海が滞在し密教を伝えた歴史有る四国の名刹「光林寺」。法相宗と三論宗の二宗兼学の寺だったが、空海が滞在して密教を伝えたことから真言宗の寺となった。皇室とも縁の深い寺で、南北朝の戦の折には長慶天皇が御座所として御下向されており、現在、宮内庁の許可により境内に長慶天皇の供養塔が建てられている。創建1300年記念として、彫刻家桑山賀行氏の手により2年の歳月を費やして完成した真言八祖像や、絹本着色稚児大師像、稚児大師像彫刻が寺宝として祀られている。近年整備され、バラ園としだれ桜公園が眼下に一望できる墓苑は、現在分譲中で、永代供養納骨堂の利用も可能となっている。
真言宗 摩尼山賓塔院光林寺
TEL：0898-55-2438