ブームの最前線 2025

ミスター・パートナー
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また食べたくなる
おいしい食と旅のオススメ
本格的なパリの味わい
フランス風ベーカリー

 千葉県柏市の住宅街にある『PAIN ET SUCRE』は、オーナーの佐藤崇裕さんが憧れのパリを目指して築き上げたベーカリー。店内には甘く香ばしく焼き上がったクロワッサンやブリオッシュ、パリパリと音を立てて焼き上がるバゲット、カヌレなど、本場フランス風のパンやお菓子たちが並ぶ。
 イチオシは、「フォンテラグランプリ2020」ブレッド部門で最優秀賞を受賞した『グラスフェッドバターのキャラメルブリオッシュフィユテ』。サクサク、ふわふわのブリオッシュフィユテ生地に、ニュージーランド産グラスフェッドバターが上品に香り、中には濃厚なキャラメルクリームがたっぷり。見た目も美しい贅沢な味わいは、日本中が感動した逸品だ。バターを練り込んだパンを作るのが得意だという佐藤さんが焼き上げるクロワッサンも絶品。サクッ、ほろっとした食感と芳醇なバターの香りと甘みは、パリジェンヌも恋に落ちる美味しさだ。
「フランスのパン作りをベースにしています。日本でもフランスで働いていた師の元で修行を積みました。作り方や味わいもパリのパン屋さんをイメージしています。素材は、フランス産小麦と国産小麦をパンによって使い分けることにこだわっています。特にバゲットは、小麦と水と塩、酵母しか使わないので小麦本来の味が出ます。フランス産小麦を使い、フランスで食べた味を再現しています」
 元々実家がパン屋さんだった佐藤さんは、幼い頃から両親のお店を手伝い、パンに囲まれて育ってきた。20代のフランス研修中に、パリやアルザス・ブルゴーニュなどで出会ったパンやお菓子、料理に衝撃を受ける。その後、都内ベーカリーでの勤務した後、品川区の「Painauxfous」2代目シェフを経て、家業の「佐藤ベーカリー」にて勤務。2020年10月に独立し、念願のお店『PAIN ET SUCRE』をオープンさせた。
「実家のパン屋は祖父が始めたもので、現在は二代目の父が現役で営んでおります。両親も兄弟もみんなパン職人。パン職人の魅力は、作ったものをお客さんに食べてもらえることです。小麦と水という、全く別のものから自分がパンに作り上げる、それをお客さんに食べてもらい美味しいといってもらえることがやりがいです」
(ライター/播磨杏)

PAIN ET SUCRE
TEL/04-7157-4066
Instagram/@sucre_staff_hibi
ホームページ 
http://painetsucre.shopinfo.jp/

三重県を味わうスイーツ
津市でスローな癒し旅

 三重県を味わわせてくれるスイーツブランドが『Grissier』。三重県を拠点に東海・北陸地方で数多くのホテルを運営する『株式会社グリーンズ』が2024年8月に新しく立ち上げた新進気鋭のブランドだ。ブランド名のGrissierは、社名の「グリーンズ(Greens)」と「パティシエ(Patissier)」を組み合わせた同社独自の造語。ロゴマークには、「新しい時代を切り開く革新的な新事業の始まり」との願いが込められている。
「グリーンズのパティシエが、美(うま)し国三重の恵みや地域の魅力を発信していく」ことを目的に設立された『Grissier』を率いるのがパティシエの橋本将志さんと和食料理長濱口義行さん、洋食料理長の倉田祐介さん。グリーンズの敏腕料理人たちが、三重県を代表する伊勢茶や、三重県産の柚子など地元食材を巧みに使用して、他にはないスイーツへと仕上げていく。「三重県の魅力をたくさんの方に感じてもらいたい」という思いからリーズナブルな価格帯で提供しているところも魅力的だ。
 販売場所は、三重の食材や文化を取り入れ、地域の信頼と発展に貢献することを信念として運営している「ホテルグリーンパーク津」1階にあるビュッフェスタイルのレストラン「ル・アーベスト店」。三重の食材をふんだんに使った出来立て&ご当地メニューの朝食やバリエーション豊かなランチに定評のあるレストランだ。こちらのビッフェでも、毎月登場する季節の食材を使ったスイーツが大人気。時期によってはスイーツビッフェなどのイベントも行われている。また、2Fの「津みやび」では、松阪牛や伊賀牛、旬の食材使用した本格日本料理やしゃぶしゃぶなどを味わうこともできる。
 豊かな歴史と文化、美しい自然環境が調和した津市は、宿場町の面影が残る街エリア、森林の魅力にふれあうことができる癒しエリア、中世から栄えたという大自然エリア、南北に12㎞続く長いビーチが魅力の海岸エリアと様々な魅力が詰まった地。名古屋、関西方面からのアクセスも良好な立地で、津なぎさまちと中部国際空港を45分間で結ぶ高速船もあり、海外からも好アクセス。「ホテルグリーンパーク津」はJR・近鉄津駅から徒歩約2分。ビジネスマンやファミリー、カップルなどに合わせた多彩なコンセプトルームがあり、高層階からは海側と山側で趣の異なる景色も楽しめる。
(ライター/播磨杏)

Grissier 株式会社 グリーンズ
TEL/059-351-5593 
Eメール/greens-info@greens.co.jp
ホームページ 
https://www.greens.co.jp/

ゆずが大好きな夫婦の
ケーキ屋さん

アーティスト「ゆず」が好きで、ゆずのケーキや焼き菓子が多いという、お茶目な夫婦が営むアットホームなケーキ屋さんが愛知県豊田市の『cake factory一期一会』。色とりどりの20種類以上の生ケーキやこんがり焼き上げられた焼き菓子が揃う。
 オススメは、「ゆずっこシリーズ」待望のチーズケーキ『ゆずっこチーズ』。クッキーを砕いてサクサクの食感が残るよう仕上げた土台に、ゆずの酸味が効いたさっぱりとしたチーズケーキが乗った可愛らしいまん丸な生菓子。豊田のお手土産に選んでほしいという思いで作り上げた力作で、ぜひ味わってみてほしい自慢の逸品だ。『ゆずっこチーズ』は、ネット購入が可能。冷凍で届くので、食べる時は冷蔵庫に6時間ほど入れて解凍。解凍後は4日間、冷凍のままの場合は3週間日持ちするので、プレゼントにもピッタリ。
『ゆずパウンド』は、しっとりとしたバターの風味豊かなリッチな生地にたくさんの柚を混ぜ込んだ焼き菓子。どこを食べても柚を感じられ、柚好きにはたまらない。『ミルキーブラン』は、生地にホワイトチョコを練りこんだ上品なカステラ。見た目はシンプルだが、食べてみるとミルクのコクと生地のきめ細かな口溶けに感激。スポンジ生地でありつつも、軽くペロリと食べられる。優しい味わいは小さなお子様やご高齢の方にも大人気。
 店舗でのイチオシは、注文が入ってからカスタードクリームを詰める『シュークリーム』。焼きたてサクサクの香ばしいシュー生地に、まったり濃厚な自家製カスタードが絶妙なハーモニーを奏でる。口に入れた途端、思わず笑顔になってしまうような優しく幸せな味わいに虜になる。
 また、ヘーゼルナッツクッキー、紅茶クッキー、ガレットやフロランタンなど焼き菓子を詰め合わせたギフトボックスも好評。焼き菓子は通販が可能なので、地元の方だけでなく、遠方のファンも多い。
『一期一会』』では、すべて手書きの「一期一会新聞」という地域の新聞も発行。地域に愛されるケーキ屋さんとしても有名だ。『一期一会』の焼き菓子で皆様が素敵な日を過ごせることを願っている。
(ライター/播磨杏)

cake factory 一期一会
TEL/0565-39-2405 
Eメール/ichigoichie.cake@outlook.jp
Instagram/@ichigoichie_1018
ホームページ 
https://ybright.thebase.in/

神戸・灘の老舗和菓子店
趣ある蔵カフェバーがOPEN

 兵庫県 神戸市東灘区の御影で1801年の創業より220年続く、老舗和菓子屋の名店が『虎屋吉末』。2024年5月には、『虎屋吉末』が手がける待望の和カフェ&バー『Manan〜萬庵〜』がオープン。代々使われていた歴史ある蔵を、梁を設けたまま吹き抜けにして改装。2階には、神戸は山と海が近く、山手と浜との間の谷に小さな空間があるという意味を込めて「谷空庵」と名付けた囲炉裏茶室も完備。ドイツ製アンティークピアノも設置され、音響もぬかりない。そんな贅沢な蔵空間で伝統的な和菓子を抹茶、コーヒー、日本酒とともに味わえる。また、「季節の御膳」など本格的なお食事も大人気。『虎屋吉末』のお赤飯と「特製の田楽味噌を添えたとろけるイチジク田楽」など、季節ごとのお料理が竹籠や和食器に美しく盛り付けられた御膳は、ヘルシーで身体にも優しい。また、夜は雰囲気が変わり、こだわりの一品料理と共に灘の日本酒やビール、ウイスキー、ワインなどこだわりのお酒を楽しむ大人の隠れ家バーとして営業。お酒を飲んだ後は、締めパフェならぬ「締め和菓子」を味わうのも良い。三人以上の完全予約制なので、プライベート感のある優雅な時間を過ごせる。さらに、貸しスペースとして、ライブや寄席、公演会など様々な用途でも利用可能。今後は和菓子体験やお茶会など、文化の発信や催しなども行っていく予定もあるので、インスタグラムを要チェック。
 また、創業当時より看板銘菓の『樽形煎餅』は、灘の醸造元と親交が深いこともあり、各醸造元の銘が刻印されている「菰樽型の卵煎餅」。江戸時代より、灘が誇る名酒とともにお土産として親しまれている。敷地内に湧き出る六甲山脈の伏流水で炊き上げた、代々続く伝統の自家製餡を使った羊羹やどら焼きなどの和菓子も大人気。兵庫県丹波産の厳選された丹波栗を使った和栗のお菓子も多く、新栗を使った栗のきんとん『丹波 山路栗』は、栗本来の甘さと風味を引き立てるため手作業で丁寧に裏ごしされ、口当たりなめらか。とろけるような食感で、芳醇な香りと濃厚な味わいに感銘を覚える。季節の上生菓子やパンやクラッカーなどに塗っても食べられる新しいタイプの羊羹『ぬり羊羹』もオススメだ。また、丹波大納言を使用した特製のお赤飯は蒸篭で蒸しているため、ふっくらとした食感でもち米本来のやさしい味わいが口いっぱいに広がる。
 歴史ある灘の地で、優雅な大人の愉しみを味わってみては。
(ライター/播磨杏)

御菓子司 虎屋吉末
TEL/078-851-2444 
Eメール/ info@toraya1801.com
ホームページ 
https://www.toraya1801.com/

健やかな腸内フローラを
育む乳酸発酵茶

 煎茶、紅茶、烏龍茶など毎日いただいているお茶は、日常生活の中で様々なシーンに登場する欠かせない飲み物。現在、膨大な種類のお茶が店頭に並んでいるが、分類上お茶はすべて同じ種類の植物の葉や茎である。だが、まったく味わいが異なるのは、茶葉に含まれる酸化酵素による発酵という過程に違いがあるためである。
 緑茶など日本のお茶は、基本的には茶葉を蒸すなど加熱して発酵を止める不発酵茶であり、他にも途中で発酵を止める半発酵茶(烏龍茶など)、完全に発酵させる発酵茶(紅茶など)というカテゴリーに分けられている。他にも、酵素ではなく有用菌による発酵により、独特の風味と味わいを引き出すお茶もあり、これらは後発酵茶と呼ばれる。
 四国の東部に位置し、阿波踊りで有名な徳島県に伝わる『阿波晩茶』は、大きく育った茶葉を樽漬け乳酸発酵させた後発酵茶の一つ。約1200年前、弘法大師によりこの地方に伝わったといわれ、カテキンやカフェインが極めて少ないため渋味が少なくなり口当たりも良く、ほのかな酸味と甘みのあるまろやかな味わいとして知られている。
 地元徳島では「赤ちゃん茶」として乳幼児にも飲ませられ、健康な体を保つための日常茶として愛飲している人も多い。また、近年では『阿波晩茶』の製法に由来する植物性乳酸菌による整腸作用で便秘や体質改善、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果が期待できると、大学などで研究が進んでいる。
 徳島の県民茶としても長く親しまれてきており、2021年にはお茶として初めて国の重要文化財にも指定された『阿波晩茶』。
 取り扱う徳島県の『株式会社いかわ発酵』では、淹れやすい『阿波晩茶ティーバック』のほか、お出かけ先でも手軽に飲めるペットボトルも好評発売中。さらに『阿波晩茶』の爽やかで少し甘みのある香りを生かした新発売の『阿波晩茶エールビール』は、スッキリとしたキレのある飲み口でどんな料理にも合うと早くも評判だ。
(ライター/今井淳二)

株式会社 いかわ発酵
TEL/080-7961-4824 
Eメール/ awabancha85@gmail.com
ホームページ 
https://www.ikawahakko.jp/

隠れた良質米の産地
長野・飯山

 長野県北部、千曲川沿いに広がる飯山盆地を中心に東西を山地に挟まれた「飯山市」一帯は、日本でも有数の豪雪地としても知られ、清らかで豊富な雪解け水と一年を通して大きな昼夜の寒暖差から、良質なお米が作れる条件を備えている。またそれは、隣接する新潟県魚沼市と同様の自然条件であることから「隠れ魚沼」と評されることも。
 魚沼と同様のお米を作りながら全国的な知名度は高くはないが、この地で生産されたお米がかつては皇室献上米の名誉を賜ったこともある。そのお米を作っていたのが飯山市の農家金崎隆さんだ。
 ミネラル豊富な甲殻類の殻や貝殻などを配合したオリジナルの有機肥料を、それも極力使用量を抑えてお米が持つ本来の旨味・甘味をさらに引き出すように丹精込めて作った特別栽培米。お米ソムリエと呼ばれる人たちも一目置く米は、その名も『金崎さんちのお米』。この地のお米のトップブランドである「コシヒカリ」はもちろん、近年人気の「キヌヒカリ」なども。
(ライター/今井淳二)

金崎さんちのお米
Eメール/info@kanazaki-okome.com
ホームページ 
https://www.kanazaki-okome.com/

美味しさに体も心も喜ぶ
お米から始める元氣な毎日

 健康的な心と体を作るために必要な毎日の食事。その基本となるのが主食であるご飯。お腹を満たし、必要な栄養素を摂るだけでなく、まるでサプリメントを摂っているようなサポートが期待できる画期的なお米が『MUSUBIプロモーション合同会社』の氣力の米『氣舞Ⓡ』だ。
『氣舞Ⓡ』は、14年間にわたり農薬・化学肥料不使用の北海道の健康な田んぼにて、有機肥料さえ使わない自然農法により栽培。さらに特殊製法にてソマチットを含有させたパワーフードともいえるお米だ。ソマチットとは、地球上のあらゆる生命体や石、水、大気中に存在し、人間の体内にも約100兆個存在。人体の恒常性機能を活性化させ疲労の回復や病気の自然治癒力があるといわれ、各界から注目を集めている神秘の超微小生命体だ。
『氣舞Ⓡ』は、食べるだけで健康サポートしてくれる機能性だけでなく、米粒が大きくもちもちとした食感、そしてほのかな甘み。冷めても美味しいと、その味わいも人気。
(ライター/今井淳二)

MUSUBIプロモーション 合同会社
TEL/080-2223-3013 
Eメール/ support@musubi77.com
ホームページ 
https://www.musubi77.com/

おもてなしの心が行き届いた
くつろぎのカフェ

「すべての人が外食を楽しめる世界へ」をモットーに、小さな子ども連れや足の悪い高齢者、食品アレルギーを持っている方、身体だけではなく、知的障がいの方にもしっかり対応してくれるのが、約3年前に愛知県半田市にオープンした『おむすびカフェにこり』。オーナーは、障がいを持つ子どもの親でもある。また同店は、「こども食堂」とは違った新たな子どもたちのサードプレイスになっており、障がい、子育てに全力で取り組む、国内では珍しい形の地域貢献型飲食店として営業している。店内は、通路も広めにとってあるバリアフリーな造り、車椅子でも対応できるユニバーサルシートに専用駐車場も完備。もちろん、ベビーチェアやオムツ替えもできる多目的トイレも備えている。常時50種類以上のおむすびに素朴なおばんざい料理は、小さな子どもからお年寄りまで誰もが食べやすいと評判。デザートはグルテンフリーのスイーツなども用意。アレルギー対応表や介助用スプーン、嚥下調整食や離乳食用ブレンダー、ミキサーの貸出しまでしてくれる。「0歳から120歳まで」幅広い年齢層で気兼ねなく食事が楽しめる。
(ライター/今井淳二)

おむすびカフェ にこり
TEL/0569-77-4477
Instagram/@omusubi_cafe_nikori
ホームページ 
https://tsuku2.jp/nikori/


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