ブームの最前線 2025

ミスター・パートナー
〒160-0022
東京都新宿区新宿
2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107
FAX.03-3352-8605
また食べたくなる
おいしい食と旅のオススメ
安政3年創業のお肉屋さん
ブランド和牛の指定販売店

 安政3年創業、およそ160年にわたる伝統を誇る船橋市の老舗名店『肉の店 鳥吉』。「神戸牛」「近江牛」「鹿児島産黒豚」「水郷産赤鶏」「錦爽鶏」の経済連指定の販売店であり、稀有な上質肉のみを厳選して仕入れている。六代目である代表取締役の田地野啓市さんをはじめ、職人全員が牛・豚・鳥のほごし、さばきができるプロ集団として、品質・味・豊富な品揃えなど他店には負けない自信と誇りを持っており、「いい肉を適正価格で販売する」という先代の教えのもと、ここでしか手に入らない最高品質の食材をリーズナブルに提供し続けている。
「『鳥吉』は肉の店ですが、私たちが真の意味で売っているものは心と技です。例えば、同じA5ランクの肉でも、それを切る者の技術によって味が変わります。美味しいお肉を提供できるのは、職人さんがいるからです」
 生肉だけではなく、『神戸牛のメンチカツ』や『錦爽鶏からあげ』、『黒豚シュウマイ』『とりかわ煎餅』などお惣菜も大人気。焼き鳥も販売している。夕方には、お子様連れの主婦の方々が押し寄せ大賑わいで、映画「3丁目の夕日」のような風景が広がるという。会話を大切にし、訪れた方が求めているものを的確に提供することにも力を入れている。また、感謝を込めて、毎月29日「肉の日」は目玉の美味しいお肉をさらに安く提供するサービスデーも開催。普段以上に大賑わいで、長蛇の列ができることも。窯でじっくり焼き上げるジューシーな『塩焼き豚』や『手作りローストビーフ』『自家製ウィンナー』『自家製ベーコン』『自家製ロースハム』なども大人気。特別な日に『お肉のケーキ』など贈答用のセットもある。
 お惣菜の販売を始めたのは、田地野さん。そしてその背中を追いかけるのが、七代目の田地野太市さん。
「これまでに培ってきた心と技、そしてこの味をより多くの人に知っていただきたい。変えなくてはいけないこと、変わってはいけないこと、この店にはそういったことがたくさんあります。これから、自分なりにじっくりと考えながら若い『鳥吉』を見せていければと思っています」
 親子二人三脚で160年にわたる伝統を守り、歴史を刻んでいる。
(ライター/播磨杏)

肉の店 鳥吉
TEL/047-462-4129
ホームページ 
https://www.torikichi.com/

美容と健康は健全な腸から
専門家監修の薬膳カレー

 医食同源という言葉は、病気を治すのも食事をするのも生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ。また転じて、食べるものと薬になるものの源は同じ、という意味でも使われている。現代では後者の意味で使われるケースが多く見られる。
 身体はもちろん、心まで健康になれる安心・安全で身体に良い、漢方の上薬の原料となる完全無農薬特級薬膳を中心とした料理や健康茶、お酒もいただけるのが、静岡県藤枝市に2024年7月にオープンした『まるなか農園カフェ』。中でも特に「美腸」にスポットをあて、昔ながらの日本の恵み、梅干しや無農薬天日干しの生きている玄米、天然塩やお味噌、新鮮な季節の野菜が持つ「出すチカラ」を活かし、美しくたくましい腸を取り戻すように工夫された料理が味わえる。ごはんは、無農薬の発芽酵素玄米や美味しい白米、人気洋食店監修の美味しく贅沢な素材にこだわった『美贅薬膳カレー』がオススメ。
 厳選された国産野菜とスパイスを使用し、日本人の味覚に合った美味しく不調を整えるスペシャルな薬膳のブレンドカレー。食べやすく、体を温め腸を活発化させて美容と健康維持に役立てる「腸活カレー」で、腸からキレイに元気になると評判だ。病中病後の回復期には特にオススメだという。通販でも販売中で、添加物や保存料は一切不使用。トッピングには、昔から不老長寿の実といわれ愛されてきたポリフェノールなどが豊富な大なつめ、松の実、大枸杞、レーズンが付属。本格『薬膳カレー』が自宅でも楽しめる。
 カフェの全席には、温泉パワーを活かした温活椅子などを無料設置。身体を内側から温め免疫力を上げながらリラックスして食事を楽しめるほか、予約制で利用できる炭酸泉足湯や高気圧酸素ルームなど、健康を意識したサービスも充実している。
 また、『桑の葉茶』も人気の一つで、まるで飲む野菜ともいわれるほどの栄養価を持つ。また、学名に万能薬が入っている甘くて美味しい高麗人参烏龍茶も人気だ。さらに、心地よいリラックスを与えてくれる、低GI値・低糖質・低カロリーのマクロビ師範監修『藤枝薬膳クッキー』は、松の実や大枸杞を使用し、栄養価が高く、体に優しいおやつとして好評発売中。 
(ライター/今井淳二)

まるなか農園カフェ
TEL/054-636-0063 
Eメール/ HPのお問い合わせフォームより
ホームページ 
https://358yakuzen.base.shop/

味にこだわる京都人が認める
本物のうなぎ

 うなぎ料理の世界には、俗に「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉があり、文字通りその技術の習得には時間がかかるという。だからこそ、人生をかけて培った技で良質なうなぎを捌き、焼くだけでその美味しさは食べる人たちを感動させるのではないだろうか。その反面、うなぎはごまかしの効く商売だといわれる。安価な輸入品を加工場で焼いた冷凍のうなぎやさばいて何十時間も経過したうなぎ。それを店で焼くだけでも立派に見栄えするうなぎ料理として通用してしまうからだ。
「美味しいうなぎに出会ったことがない」という人に、一度訪れていただきたいのが、京都府に三店舗を構える『土井活鰻』。もともと川魚の卸売業を営んでおり、うなぎを知り尽くしたご主人が、先々代より続くうなぎ養殖の本場である愛知県三河より確かな目利きでその時その時でより品質の良い太物を厳選し、もちろん生きたまま入荷。一般的に使われる井戸水ではなく、より低温を維持してうなぎの動きを抑えて肉厚を維持できる生け簀の中で、注文を受けるまで活かし続けるこだわり。
 手早く捌いたうなぎは、備長炭、加工炭それぞれの長所を活かしながら始めから終わりまで、炭火の遠赤外線で外はパリッと中はふっくら焼き上げる関西風の技で調理。東日本に多く見られる関東風のような途中で蒸す工程を経ない関西風は、「素材と焼き方が肝」と店主である土井貴史さんは語る。
 そんな『土井活鰻』の逸品うなぎ料理の中でも特にオススメなのが、肉厚うなぎを一匹分たっぷり味わえるうな重「極上一匹」。秘伝のタレも追いタレとして別に添えてあるので、お好みで。また、一度で三度美味しい「ひつまぶし」も人気。香ばしい蒲焼ご飯に京風の優しいお出汁が見事にマッチした味わい。蒲焼き、うざく、昆布巻きといろいろなうなぎを楽しむなら、「うなぎづくし定食」を。そしてお酒のお供にはうなぎの良さがダイレクトに伝わる「白焼き」や一品料理も充実している。
 お店は伏見稲荷そばの「伏見稲荷店」、八坂神社そばの「祇園八坂店」、金閣寺そばの「金閣寺店」と、京都ならではの場所にあるので、観光の折にもぜひ利用してみてほしい。
(ライター/今井淳二)

京都 炭焼鰻 土井活鰻 伏見稲荷店
TEL/075-644-4556
Instagram/@doikatsuman
ホームページ 
https://doikatsuman.net/

「信州そば発祥の地」で
美食と歴史の旅

 長野県南部に位置する『伊那市』は、二つのアルプスに囲まれた自然豊かなまち。交通の要所であり、様々な飲食店や宿泊施設がある伊那エリア、高遠城址公園があり、今も江戸時代の面影を色濃く残す歴史のまち高遠エリア、南アルプス登山の玄関口であり、自然の素晴らしさを感じることができる長谷エリア、それぞれ特色ある三つのエリアを楽しめる長野県有数の観光地だ。
「信州そば発祥の地」といわれている歴史には、奈良時代、信州へ修行にやって来た修験道の開祖「役小角(えんのおづぬ)」によって手渡されたそばの実が、伊那の里人たちに大切に育まれ、山岳信仰の広がりとともに人づてに信州各地へと広がったとされている。伊那のそばの実は良質で、香りが段違いに素晴らしいので、蕎麦好きにはぜひ訪れてほしい場所。打ちたての味わいをシンプルにいただく伊那の伝統的な食べ方は、香ばしく炙った信州味噌を辛味大根の搾り汁にといた「辛つゆ」と呼ばれるつゆに、そばを絡めて食べる『行者そば』と『高遠そば』。店によってくるみだれもあり、個性があるので食べ比べするのも楽しい。
 他にも忘れてはならないのが昭和30年頃伊那市で誕生し、今も市民に愛され続けているソウルフード『ローメン』。蒸した太麺にマトンやキャベツを入れ、独特のスープで煮込んだB級グルメで、「スープ風」「焼きそば風」など店によって異なる味わいが楽しめる。また、ご飯に千切りキャベツ、その上に特製ソースをまとったジューシー豚カツをのせ仕上げた『ソースカツ丼』も伊那市発祥のグルメだ。
 日本三大桜の名所として知られる「高遠城址公園」がある高遠エリアは、江戸時代全国各地に出向き、石仏や石塔、石橋、石垣など様々な石造物を作った「高遠石工」のふるさと。高遠町では、「建福寺」を中心に至る所で彼らの優れた技術による作品を見ることができる。歴史ある町を散歩しながら、銘菓、高遠まん頭や高遠の地酒を楽しめる。
 遠くに中央アルプスのパノラマが一望でき、美しいバラを見ることができる高遠「しんわの丘ローズガーデン」や、イチゴ狩りなど季節の味覚狩りが楽しめる農業公園、アクティビティ施設や美術館、温泉など魅力あふれるスポットがたくさん。キャンプ場やスキー場もあり、一年を通して楽しめる信州屈指の観光スポットだ。
(ライター/播磨杏)

おいでな伊那 一般社団法人 伊那市観光協会
TEL/0265-96-8100 
Eメール/ikk@ikk.inacity.jp
Instagram/@inashi_kankoukyoukai
ホームページ 
https://inashi-kankoukyoukai.jp/

和歌山県民に愛され続ける
奇跡の『ダイナミックタレ』

 昭和40年に製造されて以降、半世紀以上に亘って和歌山県民に愛されてきたソウルフード『ダイナミックタレ』。国内産の味噌をベースにデートの前には食べないでと注意書きがされるほど、ニンニクとショウガの風味がガツンと効いた少し辛めの味わいにすりおろしリンゴの優しい甘さをプラスしたタレは、世帯あたりの牛肉消費量が高い和歌山の食卓に欠かせない存在だ。
『ダイナミックタレ』は、「ダイナミック食品」先代の中正司さんが、友人に連れられて入ったホルモン店の味に感動したことをきっかけに、焼き肉店を食べ歩くなどタレの研究を重ね、誕生した。息子であり二代目の中秀彦さんと共に作り続けてきたが、新型コロナウイルスの影響により取引が激減し、倒産。一度は市場から消えてしまったが、「先代が築いた『ダイナミックタレ』をもう一度皆様の手に取ってもらいたい」と和歌山県紀の川市でリネンサプライ業を主に行う『株式会社丸和』が運営する形で2021年に奇跡の復活を遂げた。現在も創業当時の味を守り続けており、手軽な乾燥玉ねぎではなく生の玉ねぎの使用にこだわり、タレ作りの度にミキサーで丁寧にすりおろしている。保存料は使用せず、醤油やみりん、酢などの調味料は県内のメーカーを厳選して製造している。また、現代のニーズに応える形で、甘味料・着色料・増粘剤未使用の『無添加ダイナミックタレ』シリーズが誕生した。素材本来の風味を大切にした無添加シリーズは、シンプルながら奥深い味わいが特長。日本の伝統的な調味料や薬味(醤油、味噌、塩、山椒)にこだわり、栄養や美味しさに妥協したくない方や時間をかけずにもう一品作りたいという方にオススメ。オリジナル味、塩味、醤油味、激辛味の5種類からお好みや気分に合わせて選べるのもうれしい。その味わいは、一度食べると忘れられない病みつきの味と評判。「焼肉といえば『ダイナミックタレ』!!」「味噌ダレの中に、ニンニクと生姜がきいていて最高でした!ご飯がすすみます」「子どものころからの思い出の味」など、お客様からの喜びの声が絶えず届いている。元祖の味を手に取ることで、創業当時からの思いに触れ、さらに新しい『無添加ダイナミックタレ』を通して次の世代へと伝統を繋いでいる。昭和から家族の団欒や懐かしい思い出を彩ってきた『ダイナミックタレ』でおうち焼肉やバーベキューなどを楽しんでみて。
(ライター/彩未)

株式会社 丸和
TEL/0736-66-1148 
Eメール/ info@maruwa-wk.co.jp
ホームページ 
https://www.maruwa-wk.co.jp/

甘くて新鮮シャキシャキ食感
天草の潮風を浴びたレタス

 温暖な気候で四季の変化が穏やか、日本の中でも有数の日照量を誇る熊本県・天草は野菜づくりに適した地域。天草の恵まれた環境と豊かな土壌を生かし『潮風レタス』を中心に質の高い農産物を育てている野菜農家『森田農園』。農薬や除草剤は必要最低限しか使わず、減農薬栽培にこだわり、安心安全で美味しい野菜やお米を全国に届けているJGAP認定農場だ。
 四方を海に囲まれた畑で、心地よい潮風を浴びて育つレタスは色鮮やかで、爽やかな風味と噛めば噛むほど感じる甘味が特長。ミネラル・カルシウムなどが配合された肥料を使って作る上質な土壌から栄養をしっかり吸収した肉厚な葉は独特の旨みがあり、そのままサラダでいただくのがピッタリ。ドレッシングをかけなくても十分美味しい。近くに川や湖があることで水分をたっぷり含み、収穫時期を適切に判断することで食感はシャキシャキに。生食のイメージが強いが、炒め物やパスタに加えたり、スープ、鍋などにも活用できる。レタスを調理の最後に加えて加熱時間を少なめにすることが、シャキシャキ食感をキープするコツ。ビタミンCやビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維などがバランスよく含まれたレタスは毎日でも摂取したい野菜だ。
 また、収穫したレタスは速やかに冷蔵庫に保管して、一晩冷やした後に冷蔵発送するという配送方法もこだわりの一つ。このひと手間により、産地直送のより新鮮な状態で届くだけではなく、他のレタスよりも日持ちすると好評を得ている。
 『森田農園』では出荷時に、肥料の量、種まき・植え付けの時期、被覆する資材、農薬散布の実績など、収穫までの流れが一目でわかる栽培履歴を公開。食べる方の安心感をとことん考えた取り組みにも評価が高い。
 冬は白菜、ほうれん草、小松菜や大根、春から夏はキャベツや玉ねぎ、サヤエンドウ、ゴーヤやトマト、秋はレタス、ナスなど季節に合わせて様々な野菜も栽培。その中から旬の採れたて野菜5種類を詰め合わせた「野菜セット」も人気。全国的に地域ブランドとして認知されている熊本米も栽培している。
 注文は、ウェブサイトから全国どこでもオーダー可能。業務用や飲食店で利用される場合の大口注文にも対応している。
(ライター/播磨杏)

森田農園
TEL/070-2374-2682 
Eメール/dh000703575@gmail.com
ホームページ 
https://moritanouen.net/

ペット連れでもOK
五感で楽しめる石窯ピザ

 兵庫県丹波篠山市の『Kuwa Monpe』は、お腹だけでなく、心も満たされるピザの専門店。雄大な自然溢れる空間で絶品石窯焼きピザを楽しめるアットホームなイタリアンだ。大型犬から小型犬まで、一緒に食事の時間を楽しめるペットフレンドリーなお店であることも魅力の一つだ。
「何を食べるかは大事ですが、それと同じように誰と食べるか、どこで食べるかも大切なこと」というオーナーの榎本陵さんの考えのもと、緑豊かな環境の中、木々のざわめきや小鳥のさえずりに耳を傾けながらお食事を楽しめる非日常空間が表現されている。お店の横にある池のほとりには、オーナー手作りの小屋や窯があり、池には可愛らしいカモが泳いでいたりと都会では体験できないゆったりとした時間を五感で楽しめる。古民家をリノベーションし、木の温もりが織りなす店内にもオーナーの手作りの物がたくさんあり、照明や音楽にも工夫を凝らしている。
 400℃近い高火力で焼かれた手作りピザは、遠方からやってくるリピーターも多い逸品。伝統的なドーム状の石窯の中で薪を燃やすことにより、熱の対流が生まれピザをまんべんなく加熱。水分を適度に蒸発させることで、外はカリッと中はもっちり、フワッとした焼き上がりになる。小麦粉のブレンドや発酵時間、水分量などすべて独自製法で、他にはない絶妙な味わいが完成する。そこに、新鮮なトマトの酸味が食欲をそそり、口の中で甘みと旨みが広がる自慢のソースや兵庫県三田市の日向牧場から直送の風味豊かなチーズが生地の香ばしさと相まって、一層美味しいハーモニーを奏で出す。
 メニューはマルゲリータやジェノベーゼ、マリナーラなどの定番約8種類と、秋~冬季、春~夏季それぞれの旬の素材を使用した季節限定ピザがラインナップ。特にオススメは、自慢のトマトソースと燻製モッツァレラを使用した「カチョカバロ」。手作りパスタや新鮮野菜を使ったサラダなども絶品。平日限定のランチでは、選べるピザとかぼちゃのポタージュかグリーンサラダ、ドリンクがついたお得なセットもある。
 周囲も大自然に囲まれた環境なので、待ち時間も困らない。自然豊かな丹波篠山で大切な方や愛するペットと共に、豊かな心に満たされたお食事時間を過ごしてみては。
(ライター/播磨杏)

Kuwa Monpe
TEL/079-556-3920 
Eメール/kuwamonpe2010.7.7@gmail.com
Instagram/kuwamonpe
ホームページ 
https://kuwamonpe.com/

絵本の中のような世界観
ワクワクしながらパン選び

 2024年2月、山口県山陽小野田市にオープンした、大人も子どももワクワクするおとぎ話の中に入り込んだような気分を味合わせてくれるパン屋さん『Bakery B-load.』。オーナーの松原凌さんが目指したのは「来店される方にとって人生で初めての体験となれるようなお店」。鮮やかにイラストが描かれた壁やデザイン装飾、デコラティブなランプなど細部までこだわられた店内はまるで、まるでファンタジーのような世界観。特に注目は中央に配置された3mの巨大な舟形のディスプレイ。大きな舟の上には、菓子パンや惣菜パン、ハード系、ドーナツ系など小さいお子様から高齢の方までどの世代の心も惹きつける焼きたてパンがずらり。船の先端には穴が開いており、小さなお子様はそこに潜るとお菓子をゲットできるという遊び心ある楽しい仕掛けも。お子様が夢中になって遊んでくれるので、お母様たちはゆっくりパンが選べると好評だ。
 昼には売り切れてしまうことも多いという絶品のイチオシパンが『豆乳食パン』。豆乳が練り込まれた生地は驚くほどふわふわモチモチ、優しい甘さと豆乳の風味がフワッと広がり、そのままでも美味しい。卵、牛乳不使用なのでアレルギーやビーガンの方も食べられる。また、『フォカッチャ』も毎日でも食べたいシンプルなお食事パンとして人気だ。水分量を可能な限り増やすことで、しっとりもっちりの食感を追求したという自慢の逸品。カレーやスープ、パスタなどお料理に合わせたり、サンドイッチにしたり、ワインのお供にするのもオススメ。市場の中に店舗を構えているため、新鮮な野菜を仕入れることができるというのも『Bakery B-load.』の強み。地元野菜を使った惣菜パンやサンドイッチやとろとろの自家製カスタードをたっぷり詰め込んだ『クリームパン』もオススメだ。
 オーナー松原凌さんは、学生の頃から自分のお店を持つことが夢だった。趣味で作っていたパンが好評で、意を決して広告関係の仕事を辞め、県外のパン屋で修業したのち、生まれ育った地元の山口県山陽小野田市で念願の自分の店を開業させた。『Bakery B-load.』の世界観は、広告業界で身につけた抜群のセンスも役立っている。
「こだわりのパンを素敵な空間で。ワクワクするパン屋さん「Bakery B-load.」にぜひお越しください」
(ライター/播磨杏)

Bakery B-load.
TEL/050-8882-6623 
Eメール/bakerybload@gmail.com
Instagram/@bakerybload
ホームページ 
Bakery B-load


ミスター・パートナー
東京都新宿区新宿2-15-2岩本和裁ビル5F
TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-15-2 岩本和裁ビル5F TEL.03-3352-8107 FAX.03-3352-8605