令和のベストヒット大賞 2024

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時代が求める
プロフェッショナル
九州で活躍する外装内装塗装のプロ集団
配色シュミレーションで理想の外観に

外壁屋根の防水工事も対応
劣化状況に合わせた施工


 機能・美観を重視する住宅塗装や店舗塗装、デザイン性を重視するアートペイントなど、建物の外観を印象付け、外壁や屋根の劣化を防ぐ塗装業務のプロ集団が『株式会社ハヤシ創建』。熊本県熊本市を中心に、九州一帯で活躍している。
 代表の林優一郎さんが力をいれているのが、塗装施工の中でも、質と同様に重要な色や配色。プロのカラーコーディネーター監修の配色デザイン機能768パターン+ハナコレプラン104パターンを標準搭載したシミュレーションソフトから、様々なパターンや配色プランを提案。屋根やベランダだけなど、部分的な塗装の色合いも設定できる。ツートンカラーやストライプなど、凝ったデザインの設定も可能だ。完成イメージはその場で確認できるほか、写真撮影によって近隣の住宅と並んだときの印象も見定めながら、塗る範囲やカラーコーディネートを考えていくので景観にマッチした外観が完成する。
 塗装カラーが決まれば、精巧に、かつ迅速に施工をスタート。外壁や屋根の塗装では、ひび割れ、白い粉が浮き出るチョーキング、サビ、変色や汚れ、カビやコケなどの劣化状況をしっかり確認。トラブルの原因や進行状況、土地や素材の特徴に合わせて、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料などの中から最善の塗料を選んで施工する、壁材サイディングの隙間を埋めるシリコンやポリウレタンなどの樹脂製のコーキング材が劣化していれば、コーキングもやり直し、水や汚れの侵入を防ぐ工事も行っていく。
 また、内部塗装も手掛けているのが『株式会社ハヤシ創建』。内部塗装の魅力は、壁紙クロスには出せない素材感。 塗装された内壁は、カフェやレストランのように重厚で温かみのある空間を演出する。オリジナルカラーを作ることもできるので、 好みに合わせたオーダーカラーも実現可能だ。他にも屋上や屋根、ベランダなどの防水工事や、家屋のリフォームにも対応。
「私たちは、お住まいだけではなく、お客様一人一人とのご縁を大切にしています。不安に思う疑問点・資金面の心配など、どんなことでも遠慮なくご相談下さい。ただ工事をするだけでなく、どのように施工を進め、どのような内容にすれば、お客様をはじめ、近隣の方・街の皆様に喜んでいただけるかを誰よりも考えております」
 外部・内部塗装は、信頼できるプロ集団に相談してみてはどうだろう。
(ライター/播磨杏)

株式会社 ハヤシ創建
TEL/096-327-8365 
Eメール/h.soken.2021@gmail.com

診療空間に必要な要素を内装工事で実現
医師のビジョンを実現し利便性を最大化

入札システムで費用を圧縮
診療科目に適切な施設設計


 地域住民の健康を支える医療クリニックは、医師の医療技術に対する信頼性が第一だが、院内環境の快適さも受診者の選択基準になる。そんなクリニックの内装工事に特化した珍しい業態で実績を重ねているのが『クリニック工事LAB.』を営む「株式会社瑞祥」代表取締役の奈良篤樹さんだ。大手ホームセンターの店舗開発部で既存店の修理や新店舗の立ち上げなどに従事したり、医療法人や不動産会社で働いたりした経験を生かすだけでなく、独自の「すべてをやりきるのに適正価格の為の入札システム」でコスト削減と協力業者の利益確保を両立させる目配りの効いた経営感覚が業績を支える基盤だ。
「クリニックの内装工事は、院長のビジョンの実現と医療スタッフの効率性、受診者の快適性と利便性を最大化する仕事ですが、設計段階からの創意工夫でコストを極力抑え、これらを達成するのが当社のスタンスです。翻って、現状のクリニックの工事では、専門家の意見を入れずに独自に判断し、設計施工業者の意見を鵜呑みにして、坪単価30万円程でできる工事を60万円から100万円ほど支払っているケースが少なくありません。こんな現状を変えたいとの思いから導入したのが『すべてをやりきるのに適正価格の為の入札システム』です。これにより、設計施工業者より20%か60%ほどの費用圧縮ができ、同じコストでより多くのことができるというメリットと協業業者全員がしっかりした利益を確保して現場に携わる全員が笑える現場を作ることが可能になります。つまり先生、当社、協業業者全員がwin-winになるということです」 
 工事に当たって、奈良さんが重視するのは計画の段階だという。
「計画の段階では、先生のニーズとビジョンを詳細にヒアリングし、クリニックの用途や規模、診療科目に応じた適切な施設設計を考えます。クリニックの目的に合わせて、待合室、診察室、手術室、検査室などのスペースの配置やサイズを検討します。また、デザインも受診者に心理的な安心感や信頼感を与えられるように考えます。さらに、感染対策や清潔さを考慮した設備や素材を選定します」
 またホームページを新しく、「地図から探すクリニック検索プラットフォームサイト」をオープン。多様化する患者様要望に応えるために物件からこだわる先生に対応すべく、誰でも物件探しができる仕様になっている。これでスキマ時間を見つけては自分で納得いくまで物件探しが楽しめる。奈良さんの思考は、いつでも「先生の要望を100%叶え、患者さんへのより良い医療の提供を」と考えている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 瑞祥 クリニック工事LAB.
TEL/080-6633-9119 
Eメール/clinic-coz-lab.com

防水・塗装・下地工事の高い技術力結集
防水に特化したリフォームで資産価値向上

幅広い工法の選択肢が強み
誠実にやり遂げる理念貫く


 建物全体の防水性能や躯体の強度を回復させ、外観の美しさまで確保して資産価値を向上さる。建物を雨や雪、水、紫外線などから守り、外観の美しさを保ち、長期的に資産価値を維持する上で欠かせない防水工事や塗装工事、下地工事のプロ集団『株式会社SAKAI』代表取締役の酒井昌彦さんが、同社の技術力を結集して取り組む、防水に特化したリフォームのコンセプトだ。建物の構造や劣化のメカニズム、資材などに関する豊富な知識と高度の施工技術を持つ一級技能士の国家資格保有者をはじめとする熟達の職人たちの精密で完成度の高いその仕事ぶりが評価され、リフォームは同社の業務の柱になっている。
 酒井さんが同社の強みとして挙げるのが、工法や使う資材の選択肢が多いことだ。建物の屋上や屋根、ベランダ、バルコニーなど雨にさらされる場所を水から守る防水工事では、ウレタン塗膜防水、シート防水、FRP(繊維強化プラスチック)塗膜防水、アスファルト防水、シーリング工事などの工法が可能で、施工個所や劣化状況、目的によって適宜使い分ける。
 塗装工事で使う塗料も、短期間で別の色に塗り替える場合に適したアクリル塗料、比較的安価で防汚性、施工面に優れたてウレタン塗料、価格と機能のバランスが良く、耐久性に優れたシリコン塗料、安価でありながら高性能でチョーキングが発生しにくいラジカル塗料などの選択肢がある。
 ひび割れや欠損、浮きなどが生じた外壁や剥落した躯体コンクリートを補修し、水の侵入を防ぐ下地工事では、エポキシ樹脂注入工事、鉄筋爆裂補修工事、Uカットシーリング工事、左官工事が可能だ。
「建物は、風雨や紫外線、地震などで劣化していき、防水性能を発揮できなくなって建物内部に水が侵入するようになると、建物内部の躯体を腐食させ、耐久性や強度が減少してしまいます。これを防ぐ防水工事や塗装工事、下地工事を糾合した、防水に特化したリフォームは当社の総合力の高さを示すものと思っています。施工にあたっては、建物を構成する様々な部材の特性を頭に入れながら最適な工法を選択し、建物の資産価値を守るために使命感を持って誠実にやり遂げる、これが業務を遂行する上で堅持している当社の理念です」
(ライター/斎藤紘)

株式会社 SAKAI
TEL/03-6638-9378 
Eメール/bousui@sakai-inc.tokyo
ホームページ 
https://sakai-inc.tokyo/

産業用太陽光発電設備の設置業務で実績
電気の自給自足を目指す企業をサポート

証券マンから建設業に転進
培った技術と施工経験活用


「自然を味方にしながら、環境をより良いものに変えていく」
 産業用太陽光発電設備の設置業務で成長軌道を歩む『株式会社FOR.CE』代表取締役の岸本昂也さんが掲げた経営理念だ。大学卒業後、証券会社で働く中で「何か形に残るものを作る仕事がしたい」との思いが募り、気候変動を最小限に食い止めるために脱炭素を目指す社会で重要性を増す一方の太陽光発電に着目して太陽光発電設備の設置を手掛ける建設会社に転職、そこで培った技術と施工経験が事業の推進力だ。
「世界的に、電気は自家消費していく方向に動いています。もはや、電気の自給自足は、企業さまの賢い選択肢の一つとなっています。太陽光発電で得られた電力を自社内で使えば、電気使用料の基本料金を下げることができたり、電気料金そのものを大きく削減したりすることが可能です。また、二酸化炭素の排出削減、いわゆるカーボンニュートラルのために、太陽光発電を導入される企業さまも、近年とても増えています。太陽光という再生可能エネルギーをもっと有効に活用していきたいと考えておられる企業さまをサポートすることが当社の使命と思っています」
 産業用太陽光発電設備の設置業務は、測量、設計から施工、メンテナンスまで一貫体制で行うことができるのが同社の強みだ。
「近年では、工場、倉庫、企業ビル、商業施設の屋根や屋上にメガソーラーと呼ばれる太陽光パネルを設置している光景を多く見かけるようになってまいりました。当社では、このような産業用太陽光発電設備について、導入目的や設置場所の状態、ご要望などをしっかりとヒアリングし、規模の大小にかかわらず、最適なシステム導入のお手伝いをさせていただきます」
 野立て太陽光発電設備の設置にも対応する。
「空き地や畑、遊休地などの地面に太陽光発電設備を設置するのが野立て太陽光発電。戸建て住宅の屋根などに設置する場合と比べると、発電容量も大きく、土地の有効活用法としても役立てられるのがメリットです」
 現在、太陽光発電設備の設置業務は姫路市を拠点に同社のスタッフと下請けの職人20〜30人で行っているが、岸本さんは、関東や九州などからの施工依頼が増えていることから、協力会社の募集も進めている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 FOR.CE
TEL/079-280-5692 
Eメール/for.ce.K.K04@gmail.com
ホームページ 
https://force0401.com/

事業を通じて社会に貢献する意思が鮮明
業界初のトータルクリーニングに高評価

衛生的な職場の環境を維持
費用対効果で増える導入例


 未知のウイルスによるパンデミックへの不安が社会の底流に存在するウィズコロナの時代にあって、重要性を高めているのが職場の衛生環境を維持するビルメンテナンス。その一翼を担い、業界初の年間管理システムである「トータルクリーニング」で多くの企業から支持を集めているのが大阪・浪速区の『株式会社アンプラ』だ。2021年から経営を担う二代目代表取締役の𠮷田里美さんは、このビジネスモデルを構築した創業者である先代の三回忌で遺志を継ぐ決意を新たにした後の2023年11月、「すべての人々の健康的な生活の確保と福祉の促進」を骨子とする「SDCs」宣言を掲げ、事業を通じて社会に貢献していく考えを鮮明にした。
「トータルクリーニング」は、清掃業務全般、カーペットやインテリアのクリーニング、空調や給排気設備、給排水設備のメンテナンス、貯水槽の清掃、ゴキブリやネズミなどの害虫駆除など店舗や建物のメンテナンスに欠かせない11項目の作業を年間契約で一括又は組み合わせで請け負うシステム。洗剤には土壌汚染の危険の少ないものを使い、清掃後には、「バイオプロテクト5000c」という薬剤をあらゆる部分に噴霧し、18種類の細菌、ウイルス、微生物を90日以上物理的に消滅させ、施工済ステッカーを発行する。
「『トータルクリーニング』のメリットは、設備全体の美観維持が可能なこと、大きな設備トラブルを未然に防止できること、設備の定期清掃によって電気代を節約できること、そして何より、個別業務を専門業者に依頼する場合の煩瑣な手続きや累積する多額の経費を大幅に軽減できることです。これにより衛生的で安心してお客様をお迎えできる空間、スタッフの皆様も安心して働くことのできる環境が維持できるのです」
 このシステムの費用対効果が評価され、導入した事業所はコンビニチェーン、ホテル、商業施設、飲食店、外食チェーン、建設会社、映画館、児童施設、学習塾、神社、駐車場会社などに広がっている。
 𠮷田さんは事業以外にも、プロパスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」のオフィシャルバートナーとして、同チームと連携し、市内の小中学校への体育用品の寄付や赤十字や複十字への寄付活動も行っている。
(ライター/斎藤紘)

株式会社 アンプラ
TEL/06-6644-9191 
Eメール/info@anpura.jp
ホームページ 
https://anpura.net/

日本の伝統技術と木の魅力を広めたい
熱い想いでモノづくりに取り組む職人魂

職人による妥協のない巧技
未来へ繋ぎたい伝統技術

 静岡県島田市で 日本の家屋の内装や仕切りに使われる襖、障子、戸などの木製建具製造・取り付けなどを行う『株式会社伊藤建具店』。「お客様の大切な想いを表現するためには一切妥協しません」と語る代表取締役社長の伊藤昌弘さんや職人の真摯な作業と高い技術、丁寧な仕上がりは高い信頼と評価を誇り、様々な賞も受賞している。
 木製建具製造は、プロの目利きによる木の選別から始まる。そこから、建具として使用するために、クセのない部分だけを選別する。魚で言うと大トロ部分だけを使用するといったイメージだ。そこから、厚みや幅を揃えて必要な寸法の部材に割り出し、加工を始める。現場の枠組みに搬入するまで、すべてが職人の巧技によって行われているのだ。精巧で美しい仕上がりは、まさに「ホンモノの職人」による「ホンモノの技術」だといえる。建具制作や施工の他にも、日本の木製工芸の技術を未来に伝えるための木工製品づくりや活動を行なっていることも特長的だ。
 オリジナル製品『紗艶杢ライトスタンド』は、日本古来の知恵に秘められた無垢の明かりを楽しむインテリアライト。紗艶杢とは、鉋で木材の表面を極限まで薄く削った皮膜、独自工法によって丹念に加工した「温かく自然に透ける板」。0・12~0・15ミリという薄さと木目の濃淡や凹凸によって障子のように自然な透過によって屈折した柔らかい光を生み出し、部屋全体を柔らかく照らしてくれる。明かりを灯していない状態でも木目の模様を楽しむインテリアとして楽しめる。
「木は人と同じで、種類によって、どこの山で育ったかによって個性が異なります。また、木目の部屋にいるだけで無機質なコンクリートや鉄の部屋にいるより癒し効果があることは、科学的な数字でも論文が発表されています」
 同社では、木の効能についてのパンフレットを配布したり、「ファミリー向け木製コースター作り講座」などワークショップも行い、伝統的な木の魅力や職人の熟練技について発信する活動も行っている。
 また、職人の後継者を増やすことにも尽力。
「職人が熱い想いで、良いものを作っていることを知ってもらいたい。それだけで職人の自信と喜びになるます」
 モノづくりに取り組む職人たちの目は、キラキラと輝いている。
(ライター/播磨杏)

株式会社 伊藤建具店
TEL/0547-34-3428 
Eメール/info@tategu.me
ホームページ 
http://tategu.me/

士業の力を結集しバックオフィスを支援
企業の戦略に最適なアドバイスで実績

監査法人での経験を生かす
ワンストップ事業体制構築


「徹底的な社長支援を通じた会社と日本の成長支援」
 税理士、公認会計士、社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士などの士業の専門家集団『ストラーダグループ』代表で最高経営責任者の山田直輝さんが掲げた経営理念だ。取引先や顧客と接する部門を後方からサポートする経理や財務、人事、労務、法務などの企業のバックオフィス業務をグループで請け負い、企業の戦略や方向性全体に最適なアドバイスを行うなど重層的、多角的に支援し、成長軌道に乗せる類例のないワンストップの事業推進体制でこの理念を実践してきた。『ストラーダグループ』の具体的な業務は多岐にわたる。経営者に日々様々な問題に直面している。一つの問題点に関しても税務的観点や財務的観点で見解が違う場合がある。
「例えば、利益が出ている決算書に節税をしたいという経営者の要望に叶えることだけが私たちの役割ではありません。節税をすると利益が少なくなり決算書が悪くなります。決算書の利益が少なくなると銀行の評価が悪くなり、翌期融資を引いて新たな事業をやりたい経営者のビジョンを叶えることができなくなります。そのため、私たちだからこそ部分最適ではなくて全体最適な提案ができるのが『ストラーダグループ』の強みといえます。お客様の規模も個人事業主から上場会社までの規模に対応しています」
『ストラーダグループ』の構成は、八つのオフィスと要員45人、業務委託先を含めると73人の大組織だ。
「私たちは、経営者の徹底的支援を一つの軸にしています。借入に際しては自らが連帯保証人となり、万一会社が潰れたら自分が個人保証する。そんなギリギリのところで生きているのが経営者です。そうした方に相対するのがこの仕事のやりがいです。私たちが当事者になることはできませんが、お客様が生きるか死ぬかで戦っている中で、親身に寄り添わなければならないと思っています。士業は各分野の専門家ではありますが、お客様にニーズがなければ何の社会的価値も生みません。お客様のニーズに合わせて、私たちはカメレオンのように色を変えていく。それができれば、多くのお客様を満足で満たせると考えています」
 山田さんは、起業から10年後に生き残っている中小企業は2割と指摘し、キャッシュフローを健全化するノウハウを伝授する著書「9割の経営者が知らない 会社のお金を増やす方法」でも注目された。
(ライター/斎藤紘)

ストラーダグループ
TEL/03-5643-6431 
Eメール/info@strada-tax.jp
ホームページ 
https://strada-group.jp/

豊かな人生のために株主になる意義教示
資産形成に精通した個人投資家の指南役

株主の入り口サイト開設
新NISAなどのセミナーも


 東京証券取引所などによる上場企業3984社の株式分布状況調査によると、2023年度の個人株主は延べ7445万人と過去最多になった。歴史的な株高や2024年1月から始まった新NISA(少額投資非課税制度)の影響で取引が活発だったことなどが背景にあるとみられているが、株式投資熱が高まる状況の中、個人投資家に適切にアドバイスする指南役として存在感を高めているのが『株式会社Japan Business Brain』代表取締役の渡邉新語さんだ。中堅証券会社での20年超の勤務で培われた資産形成の専門知識と状況判断力、経験が助言の信頼性を支える。
 渡邉さんは証券会社を退職後、2017年に同社を立ち上げた。企業経営や保険などに関するコンサルティングも重要な業務だが、主力は資産形成、資産運用、中でも株式投資のアドバイスだ。その窓口として開設したのが株式投資初心者向けWEBサイト『株主の入口』だ。ここで渡邉さんの基本的なスタンスを知ることができる。
『株主の入口』を「株の売買差益(キャピタルゲイン)だけを目的とはせず、専門の担当による適切なアドバイスを受けつつ、みなさまが安定株主としての金融知力を身につけ、世の中の経済活動に参加し、恩恵を受け、国民経済に寄与し、明るい豊かな人生を送っていただくことを目的に設立したプロジェクト」と定義する。その上で株主の種、芽、花、実について解説するが、強調するのは、「金融知力は向上し金融商品を選別する目が養われる」「株主総会に出席し、企業経営に参加できる」「利益、配当、優待など経済的恩恵が受けられる」などのメリットだ。
 渡邉さんは、株式投資のアドバイザーとして個別相談に応じ、人生100年時代の長い老後を生き抜くための資金形成など、それぞれの目的に沿った投資方法や株式銘柄の選定などについて的確にアドバイスする。また、会社や加入者が拠出した掛金を加入者が自らの判断で運用し、運用結果に基づいて老後に年金を受け取る確定拠出年金の中身の選び方や新 NISAの活用方法などをテーマに初級、中級、上級のレベルごとのセミナーを開催している。
(ライター/斎藤紘)

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