街の景観づくりを第一に考え造園緑化業に取り組む。
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「緑と花のプランナー」として造園のプロが提案する
美しい街づくり計画
庭、花壇、植樹など造園に関わる設計、施工から管理までをトータルで手掛けている『Cut3104』。創業わずか6年にして官公庁からの指名を受けるほどの急成長を遂げた理由を、代表の古山会長はこう語る。「仕事の一つひとつに高いプロ意識を持ち、持てる技術のすべてを出し切る。その積み重ねが次の依頼へとつながった」。造園のプロとしての誇り、職人としての妥協を許さない丁寧な仕事姿勢が覗える。
お客様の信用には仕事の成果で応える、という古山会長の信念のもと、一つずつの依頼に全力投球することで高い信頼を得てきた『Cut3104』が、今後の取り組みとして掲げているのが〝美しい景観づくりへの啓蒙活動〟だ。日本は機能や利便性、コストの重視に捉われすぎ、街全体の景観を美しく保つ、という点においては欧米諸国より出遅れているという。そこで提唱するのが、建物を囲むブロック塀を取り払い、接道や隣接する住宅同士の境界を緑化していくアイデア。これによって近隣から地域全体へと、奥行きのある景観が生まれるという。
また昨今の温暖化対策でメジャーになりつつある「壁面緑化」も、維持管理はまだおざなりとのこと。〝緑と花のプランナー〟として、日本の気候に合わせた適切な植物の選択を第一に提案する。四季折々の植物に囲まれた暮らしは、そこに住まう人の生き方をも彩り豊かにするだろう。そこにプロとしての誇りをかけ「美しい街づくりへ貢献していきたい」と古山会長は語る。
(ライター/帰山いづみ)
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