インドセンダンという木の実を絞って抽出した天然オイルを防除用に改良した「ナチュラルリーフ」と、乾燥や凍結から植物を保護してくれる機能水「グリーンサポート」
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自然の恵みこそ、農作物を保護する源!
自らの農業体験が導いた画期的な作物保護水
今後の農業を支えていく上で重要なコンセプトに立った商品を開発し、多方面から熱い注目を浴びる「エコグリーン」。代表の沖田繁さんは、サラリーマン時代に農業に興味をもち、農作物を育てている人たちを少しでもサポートしたい、との思いから脱サラをして農業用ビニールハウス向け電気式ヒーターの代理店を立ち上げた。
農作業の負担を少しでも減らせ、なおかつ、体に害を与えない安全な製品を作れないか、と手探りで自社オリジナル製品作りの模索を始めた。行き着いた答えが、「自然の恵みを活かした製品こそが、自然の産物である農作物を元気にする」という考え。試行錯誤を繰り返し開発したのが、『ナチュラルリーフ』だ。これは、インドセンダンという木の実を絞って抽出した天然オイルを防除用に改良したもので、主に農協のルートを通して食用菊の栽培に使われ、想像以上の大反響を呼んだ。7〜10日間隔で作物の葉面に散布するだけで、安心、安全の天然成分が植物本来の力を引き出し、植物の代謝を活性化させる。さらに新商品『グリーンサポート』を開発。こちらは天候不順時にも正常な新陳代謝を維持し、蓄積。養分保持して、乾燥や凍結から植物を保護してくれる活性液。根いたみ、成り疲れなどでエネルギーの生成が減少したときなどに、有効に蓄積養分を保持して効果を発揮する。新陳代謝が維持され、蓄積養分が増加することで糖度も大幅アップし、着果過多でエネルギー不足と感じた時や、炭素同化率が低下した時にも散布することで補足できる。この2つの商品を併用することで、より万全な予防対策に。
自然の作物の成長を自然の恵みがサポートするという発想から生まれた沖田さんのこうした取り組み、これらの商品は時代のニーズにふさわしい商品として農業に従事する幅広い層から熱い支持を得ている。農業がますますクローズアップされる近年、今後の展開が楽しみだ。
(ライター/矢田和彰)
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