一生に一度の家造りだけに家族の健康は重要な課題だ。『シーダホーム』施主と話し合いをして、その家族に合った天然素材を使用した健康住宅造りをおこなう。また、必要なコストを施主にオープンに提示し、適正な価格で施工する。それが「1000万台のローコスト住宅」の試みにあらわれている。
人の生活の基本は、「衣・食・住」だといわれるが、『シーダホーム』中村社長にいわせれば「食・住・衣」の順番なんだ、という。これは人間と健康の因果関係の順番で、この優先順位をしっかりと理解したうえで住宅を造るべきだと話す。
「若い方、特に女性は食べるものを考えないと、子どもに影響がでてくるようになります。これから子どもたちを生む人たちには食と住まいから健康を意識してほしい。家は家族にとっての「巣」であり、健康な女性に健康な巣に帰ってほしい、その想いから「健康素材」を使用した家づくりを追求し続けているのです」、と中村社長は提唱する。
同社が目指す「健康素材」の住宅とは、自然素材で作られ、しかもローコストの住宅だ。
健康な家造りのために、『シーダホーム』が創業以来徹底してきたのは、家を建てようとする人へのヒアリングをするという。建材の基本は天然素材だが、天然素材が100%安全というわけでもない。天然素材と相性の悪いアレルギーを見極め、その家族の健康にとって、一番良い「健康素材」をヒアリングで選択することが大切だという。中村社長は「健康を意識した家造りはコストが高くなるイメージをもつ方は多いでしょう。しかし、その心配はいりません。弊社では家に関する情報はすべて施主の方に正直にわかりやすく説明しています。建築素材なども、説明して理解していただいた上で、施主の方に最適なものを選んでもらっています。当たり前のことを当たり前にして、家を建てていれば、施主の予算に応じた造りもコストも問題ありません」と健康住宅をローコストで作れる根拠を語った。
健康に留意した予算に応じた注文住宅が可能になれば、費用をあまりかけられない、しかしこれから子供を産む新婚さんに朗報だ。同社では、1000万台からを目安としたローコスト住宅の実績を重ね、その持論である「全てのコストを明示することで、適正な価格で、従来の費用より安く家を建てられる」ことを実証している。同社では「フラット35s」の技術基準に適合した家作りを行っているので、安くても、良質・安心・安全な家づくりが約束できるのだ。
(ライター/本名広男)