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2017年
 12月26日 長く近況を更新できずに今日に至りました。本当にすみません!そうこうするうち年末が来てしまいましたね。
 11月18日 すっかりご無沙汰しておりますうちに、いよいよ年末に突入となりました。
 10月23日 台風一過で久しぶりの青空は本当にうれしいですね。
 10月6日 カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞され、日本中が湧いています。
 10月5日 朝晩冷え込み、秋本番の気候となりました。
 9月6日 気持ちの良い秋の風が吹いています。皆様お元気ですか。
 6月17日 英国ツアーから戻りました!
 4月26日 ゴールデンウィークが始まります。皆様お元気ですか。
 3月23日 桜が咲き始め、ミスター・パートナーも発売となりました。
 1月31日 冷たい風に吹かれながらも
  ときおり春のような日差しが心地よいです。

 1月6日 いよいよ「冬の小さな英国展」が始まります。
 1月1日 あけましておめでとうございます
 2017年もどうぞよろしくお願いします

2016年
 11月12日 冷たい雨に冬の訪れを感じます。皆様お元気ですか?
 10月26日 吉祥寺のよろず屋が4日間のみオープンします。
 10月19日 阪急うめだの英国フェア 終了しました。
 10月6日 年に一度の英国フェアが始まります
 9月8日 今年は連続的に台風が来ております。
 皆様、お変わりありませんか?

 7月31日 毎日暑い日が続きますが、皆様お元気ですか?
  夏バテなどで体調を崩されていませんか?

 7月13日 すっかり夏らしくなりました。
 6月6日 イギリスの旅からもどって1週間以上が過ぎました。
 2月23日 梅がほころぶ季節なりました。
 2月2日 日本中に大寒波の被害が出ています。 
 皆さまお元気ですか?

 1月7日 すっかりご挨拶が遅れてしまいました。 
 今年もMP編集部&井形慶子をどうぞごひいきに。
始まりました、井形慶子のブログ ブログ
フェイスブック
「英国の服と雑貨 吉祥寺よろず屋」始めました




長く近況を更新できずに今日に至りました。本当にすみません!
そうこうするうち年末が来てしまいましたね。

12月といえばクリスマス、 今年はイギリスのしみじみとしたクリスマスを何とか誌面でお伝えしたいと『英国昔ながらのクリスマス』特集をお届けいたしました。
期間限定の特集でしたが、 普遍的なイギリスのクリスマスの魅力を知りたいという読者の方に、 熱いメッセージをいただき編集部一度大感激しております。
完売の書店も多く、 Amazon、セブンアンドアイも在庫切れのため1月4日より弊社の販売部にご注文いただければお送りいたします。
info@mrpartner.co.jp

現物を見て、という方は、 紀伊國屋書店、ジュンク堂、丸善など大型書店にて在庫をご確認くださいませ。
  


クリスマスといえば、 イギリスでは分かち合う時。
吉祥寺よろず屋 The Village Store でのチャリティーには、 今年もたくさんの方にご協力いただきました 。重ねてお礼申し上げます。
クリスマスマーケットでは 熊本の水俣はじめ、山谷地区など寄付を送らせていただきました。
寄附をさせていただきました団体様よりこのようなお手紙を頂いております。
一部ご紹介いたしますね。

いつもありがとうございます。大切に使わせていただきます。
── 一般財団法人 水俣病センター相思社様 ──

お支えを下さり、心から感謝しております。ご支援のおかげで
山谷のおじさん達のためのお弁当を続けることができます。
お寒い折、皆様どうぞお元気で楽しいクリスマスを過ごされますように。
── 日本キリスト教団 山谷兄弟の家伝道所様 ──

他にも「セーブ・ザ・チルドレン」様、「ミンダナオ子ども図書館」様にもアームウォーマー他、お買い上げいただいた額の一部を届けさせていただきました。

私は1年の中で12月が一番街が美しい時と思っております。
今回の特集を読まれて12月緊急でイギリスに向かった方も多いと聞きました。

12月のイギリス、 美しいイルミネーションを堪能しつつ、 歩く楽しみは尽きません。

クリスマスを向こうで過ごされた方、 是非また1月の小さな英国展で感想を聞かせてください。

  

ハムステッドヒースからケンウッドハウスに向けてクリスマスの散歩は本当に幸せなひと時です。
  

2017年は イギリスのクラフトや服をご紹介する展示会も定期的に開催することができました。

ハムステッドワンピース、 エドワーディアン ワンピースなど、 私たちが感じてきたイギリス世界を服で表現することもできたかなとちょっと嬉しく思っています。

イギリスから豊かな暮らしを伝えることを考えたとき、 写真や文章以外でも、旅、食、英国展などあらゆる角度から生のイギリスをもぎ取って皆様にお届けしたいです。

来年も一層、 皆様に喜んでいただける 企画を 考えていきますね。

完売しておりました ハムステッドワンピース、wool brack 1月の冬の小さな英国展でお披露目です!    
冬の小さな英国展につきましては こちらをどうぞ>>>

    



私の著作も小さな家を中心にお届けいたしました。
四捨五入で、いよいよ6の大台に! そんな私にとっても これからの住まいに 思いをめぐらしています。
よろず屋やお手紙でも、住まいに関するご質問は実に多く、住み替えなど 次のステップに移ろうとされている方が多いのです。
自分らしい住まい、住み替え、リフォームについて、先に出版されました私の本も是非参考にしていただければ嬉しいです。
1月にはこれに関連したお話をします。 >>>
1月13日(土)15:30〜17:00
『イギリス流小さな家の贅沢な工夫』
朝日カルチャーセンター 横浜教室
 045−453−1122
朝日カルチャーセンターのホームページを見てみると、魅力的な講座がたくさんありました。
編集部では、ちょうど井形慶子の講座前にやっている、NHKの気象予報士、斉田さんの『異常気象から身を守る』講座が気になっています。お話を聴いてみたいですね。

当日は講座の前後で、井形慶子の著書「イギリス流 小さな家の贅沢な工夫」に出てくる服や著書の販売も行う予定ですので、ぜひお越し下さいね。


それでは皆様、インフルエンザが流行っております。
くれぐれも体調を崩されませんよう、良いお年をお迎え下さい。


MPにとって変化の多かった2017年、
「いつも楽しみにしています」のお声にどれだけ励まされて一年過ごしたことでしょうか。
温かいご支援を本当にありがとうございました。
それではまた1月に元気でお目にかかりましょう。

P.S. 1月10日発売のMPは、これからイギリスにご旅行される方にうってつけのおいしいB&B特集です。
編集しているだけで美味しい記憶が思い出されて大変でした。
こちらもどうぞ、お楽しみに。
ご予約はこちらから>>>

 


すっかりご無沙汰しておりますうちに、いよいよ年末に突入となりました。


そして、10年間の取材をまとめ作り上げた英国生活ミスター・パートナー12月号『英国昔ながらのクリスマス』に、たくさんのご注文をいただいています!びっくりです。

古き善き英国を偲ぶ12月のイギリス。クリスマスの前の人々の営みを余すところなくお届けできれば…。
私たちにとっても忘れられない一冊となりました。


吉祥寺よろず屋The Villege StoreのFacebookページにたくさんのアクセスをいただきながら、あまり更新できず心苦しく思っています。

そこで、私のブログのタイトルに店名を加えました!
吉祥寺よろず屋 The Village Store 〜よろず屋 Everyman Everyman から〜
こちらにアクセスして下さいね。
今月11月29日(木)から始まる
『クリスマスマーケット&チャリティ』に登場するお品物もぜひご確認下さいませ。
『青い顔の羊—アームウォーマー物語』1は必読ですよ!



出たばかりのフォトエッセイ『イギリス流 小さな家の贅沢な工夫』(KADOKAWA)にもご感想メールなどいただいています。ありがとうございます。

いよいよ来年のツアーの打ち合わせも始まりそうです。

なかなか落ち着かない日々。
皆様も風邪をひかれませんよう、お元気でお過ごし下さい!




p.s.
クリスマスマーケットで発売される、よろず屋にオリジナルで作っていただいたフェスティバティー。
天然のミント、クローブ、シナモン、ベルガモットを加えたミルクティーにぴったりのお茶です。

吉祥寺 よろず屋 The Villege Store もクリスマスマーケットの準備が進行中!



台風一過で久しぶりの青空は本当にうれしいですね。
去る阪急うめだ英国フェアではたくさんの方が私たちのブースにお越し下さいました。
改めて御礼申し上げます。詳しくはこちらからフェイスブック

さて、私の新刊が今週木曜日に発売となります。
昨年末のイギリスの小さな家をご紹介したフォトエッセイのファイナルヴァージョンです!
『イギリス流 小さな家の贅沢な工夫』
KADOKAWA 1500円+税
帯を取って眺めていただきますと、うっとりするコッツウォルズの住まいが……。

今回も撮り下ろし写真が満載です。
コンパクトにすっきりと味わいのある家を手に入れるための「収納」「家事」「節約」「リフォーム術」など、正に我が家をどうしようかと考えている私が共感したヒントの数々をご紹介しています。

  

      3ヶ月間頭を悩ませた目次です。
     

お伝えしたいことが多すぎて写真も削りたくないとあってページ構成を何度も見直しました。

狭い空間を区切ったり、庭とつなげて開放する。陽の光や風を呼び込む。
こうした空間を無駄なく使う習慣は家に深い愛着がなければ思いつかないことです。
私も家事案が大好き。どんなリゾートより心豊かになれる家をもっと大切にしたいと思います。
本書には老朽家屋のリフォーム、大人の女性が一人で住む家なども取り上げています。

どうぞご一読下さいませ!
そして、10月26日(木)から開催の吉祥寺よろず屋『The Village Store』でもご覧いただけます。



ソフィーさんから、ボタンジャケットの洗い方についてのアドバイス
ボタン付きニットウェアのお手入れは、ボタン裏に使用されているのりがクリーニング溶液によってとれてしまうため、ドライクリーニングはお勧めできません。
ニット類は洗濯機のウールコースで洗えますが、私はいつも、ニットに洗濯くずがつかないよう、コットン製ランドリーバッグに入れて洗濯機に入れるようにアドバイスしています。
洗濯機にはぎっしり洗濯物が入っていた方がいいですね。
私は、洗濯物が中で動き回らないよう、タオルとかシーツを一緒に入れます。
洗濯温度も関係しますが、洗濯物の動きが繊維を揺すって毛羽立ちの原因となるからです


朝晩冷え込み、秋本番の気候となりました。

大好きなウールの 季節となりまして、 個人的には 嬉しい限りです。

近況、ブログなど更新がなかなか追いつかずすみません。
その分 facebook そしてよろずやのツイッターでいち早くニュースをお伝えしていくようにしています。

いよいよ 今週、 阪急うめだ英国フェアが始まります。

本誌の締め切りと、最後の準備の追い込みで社内は……ひどいことに!あと一歩です。
この英国フェアでの 井形慶子のトークショウ、 10月12日木午前11時から12時30分まで 、大好きな大阪の方々に向けて、そもそもイギリスとは、小さな家の価値とは……お話しします!
詳細はこちらからも
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/britishfair2017/event.html

参加費無料、井形によるファッションショーも??? ブースでもMPや著作でご紹介したお品ものが!
ブース名は 【ソフィ ワイルドウーレンズ】です!
皆様にお目にかかれる日を心より楽しみにしてます♪

イギリス流小さな家の贅沢な工夫
ちなみに メイ首相は
「イギリスではこれまで十分な住宅建設をしてこなかったために、住宅が高騰し深刻な住宅不足が続いている 」
と 住宅建設に取り組んでいくことを 訴えています。

そんなイギリスで小さな家を 取材した新刊も発売となります。
表紙は コッツウォルズで撮影しました。

本を読むもあわせてご覧下さいませ。



カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞され、日本中が湧いています。
長崎出身の私もニュースを聞き、びっくりと嬉しいのと。
そこで急遽、編集部では過去にMPで掲載した関連インタビューをお届けします。
   

カズオ・イシグロ

カズオ・イシグロ
Kazuo Ishiguro

日本生まれのイギリス人作家、カズオ・イシグロ。
その作品と栄光は日本を始め世界中に轟いているが、
果たして彼がどんな人物なのかはあまり知られていない。
日本でのイシグロ作品を手がける
早川書房の担当編集者山口晶さんと、
翻訳者の土屋政雄さんにカズオ・イシグロの素顔を聞いた。


イギリス人的であり、どこか日本的
カズオ・イシグロの知られざる素顔


ファンに呼び出され
訪ねていったことも

 カズオ・イシグロ。
 5歳までを長崎県で過ごし、渡英。1989年に『日の名残り(早川書房刊、。原版:The Remains of the day)』で、英語圏で最高の文学賞といわれる「ブッカー賞」を受賞世界中に多くのファンを持つ、現代の英国文学を代表する作家。だが、その高い名声のわりに、その素顔は意外と知られていない。

 ひとつには、日本生まれとはいえ、あくまで「イギリス人作家」ということがある。イシグロは、父親の仕事の都合で渡英し、それ以後はイギリスの学校に修学し、英国籍を取得している。基本的に海外の作家は出版社と直接のやりとりは行わず、すべてあいだにエージェントが入るため、日本の出版社が直接イシグロとやりとりする場面は稀だ。今回お話を伺ったのは、翻訳家の土屋政雄さんと、早川書房の担当編集者山口晶さん。山口さんは、実際にはカズオ・イシグロと面会したことはなく、土屋さんは新刊PRの席であいさつをしたくらいだという。作家と編集者が家族関係や主従関係同様に絡み合う日本の出版界とはやや距離があり、そのぶんプライベートな情報も伝わりづらいのだ。そのせいか、インタビュー嫌いともウワサされることもあるが、担当者の山口さんの意見はだいぶ違うようだ。

「イシグロ氏は、非常にジェントルな方だと思います。礼儀正しく、気を使われる方という印象でした。昔、ファンの人が会いたいと手紙を出したら、ホテルにわざわざ会いに来てくださったことがあるそうなんですよ。以前はインタビューも積極的に受けていたようですが、『日の名残り』以降、(あまりにインタビュー申し込みが多すぎて)、書く時間が取れないので制限するようになったみたいですね。インタビュー嫌いというわけではないんです。何でも受けるのではなく、自分の責任の持てる範囲で受けるというスタンスのようで。たとえば、政治についてのインタビューはお断りするとか。『自分は文学者ですから、文学の話以外は責任を持ってお話しできません』ということらしいです。自分からしゃしゃり出てどんな話題についても話すというわけではない、とても謙虚な方なんですね」

 基本的にインタビューを受けるのは出版直後の一時期のみと決めているようだ。彼の場合、5年に一作ほどと出版のスパンが長いため、インタビューもそれに合わせて短期間になり、余計に肉声が伝わりづらいのかもしれない。


顔は日本人だが
立ち居振る舞いは英国紳士

 作品についての責任感には相当のものがあるという。
 土屋さんはこんなエピソードを披露してくれた。
『日の名残り』を訳しているときに、物語のなかに、疑問点が出てきたんです。(設定の中に)時間的な矛盾があるのではないかと。とはいえ、原文のままでも問題ないといえば問題ない、おそらく翻訳家が仕事として文章に向き合っていなければ分かるはずのない、本当に些細なものでした。しかし、念のために問い合わせてみると、イシグロさんは『ご連絡ありがとうございます。ご指摘いただいた箇所は、どうやら私のミスのようでした。(設定の)時期を3ヶ月ほど間違えてしまったようです。書き直してみたので、これでどうでしょうか』と向こうからおっしゃった。ずいぶん丁寧な作家さんだなぁと」

 海外文学を担当する山口さんも言葉を揃える。
「ブッカー賞クラスの作家さんで、そこまで丁寧な応対をしてくださる方は本当に珍しいです。解釈の疑問を聞いても、何も答えてくれない作家さんも多いんです。それを、向こうからサジェスチョン(解釈の提案)までしながら、丁寧に返事してくれてるのには、彼の人柄を感じさせますね」

 インタビューした人は決まって、まさにその人柄に感激するという。
「日本で対談をされた方々に後日ご連絡をいれてみると、10人が10人、すごくやさしい人だったと感激した言葉が返ってきます。とても礼儀正しく、必要なことはきっちり答えてくれる人だと」(山口さん)
「相手の話をちゃんと聞き終わってから言葉を返すタイプでしょうね。イギリス紳士的な慎み深さがある。冗談をいうタイプではなく、必要なことだけをきっちりと話すような……」(土屋さん)

 表情もまた、印象的だそうだ。
「表情の作り方も、とてもイギリス紳士的なんです。顔は日本人なんだけど、表情が違う。笑顔にしても、私たちとは違う笑い方なんです。イギリス人的にカッコ良く笑うんですよね。そしていつも黒ずくめの服装です」(山口さん)


作品に現れるルーツへの葛藤

 では、その作品のもっとも魅力的な部分はどんなところだろうか。
「基本的にはイギリス人なのだけど、繊細さとか文章の組み立てかたとか、どこか日本の美的感覚があるように読めるのかもしれない。言い切らないで、遠回しに表現することとか、どこか日本人に親近感があるのではないかと」
 そう答えた山口さんとは逆に、土屋さんは「イギリス的な文学だ」と言う。
「私は(翻訳を)『日の名残り』から担当したんですが、読んだ第一印象としては、これ以上イギリス的な小説はないんじゃないかと思うくらいでした。私が翻訳した中で、もっともイギリス的な小説でした。

 だけど、処女作の『女たちの遠い夏(筑摩書房刊)』(長崎出身で英国在住女性の回想という設定)、次に出版した『浮世の画家(早川書房)』(浮世絵師の家族を題材にした物語)ともに、日本をモチーフにして書いた作品でした。そして『日の名残り』で(いかにも英国的な、貴族邸の執事を主人公にして)、自らの“イギリス人性”を見つめてみた。きっと彼は自分が日本人なのかイギリス人なのか葛藤があったのではないか。それをこの3作品で問いかけて、自分なりに納得がいったんじゃないかと思うんですよ。

 両方にルーツがあると思ったのか、どっちでもないと気づいたのか、それは本人しかわからないけれども、とにかく納得して、それでもう何をやっても大丈夫だとばかり、その次の『充たされざる者』早川書房刊にいった。とにかくワケのわからんものに飛び込んでく自信がついたんじゃないか、と思うんですよね(※『充たされざる者(早川書房刊)』は英国や日本と関係実験的手法を駆使した異色作)」

 また、文体にも独特の癖があるという。土屋さんはフランスの大学教授からこんな質問を受けたことがあるそうだ。
「イシグロの小説には、as I was saying とか I must say とか I should have said というような表現が多数見受けられる。そこに日本の(小説の特徴的技法である)私小説との類似性が見受けられるのではないか? というんですね(※私小説は、基本的に一人称告白体で綴られる場合が多い)。 欧米の場合は、文法的にも似てるから自国語に訳すときほとんどそのまま逐語訳でやることが多いらしんですね。だからそういう部分に気づき、疑問も浮かんだんでしょうね。
 ただ、日本語に訳す場合は、そのまま逐語訳というわけにはいかないでしょう。だから僕にはわからないけれど、そういう風に外国人は考えるのかと驚いた記憶があります」


女性の琴線に触れる繊細さ

 日本ではイシグロ作品は圧倒的に女性ファンが多いという。特に『わたしを離さないで』の文庫版の読者層は「7割が女性」だそうだ。クリスマスバージョンと通常版の2種類のカバーが用意されていて、これも女性読者を意識したもの。
 この作品は、「介護人」という仕事につく主人公の女性キャシーと、彼女が生まれ育ったへールシャムという施設に隠された陰鬱な謎が、物語の展開とともに明らかになっていくといストーリー。ミステリーというカテゴリーで評されることもある作品なのだが、女性読者の見方は違うという。
「表紙の絵を描いてくださったのも、作品に感銘を受けられた女性のイラストレーターの方なのですが、ミステリーのテイストよりも、キャシーと友人の『女同士の友情』の部分に感銘を受けたと言っていたんですね。そういう見方もあるのかと」(山口さん)
 事実、ガールズストーリーとしてこの作品を読んだという女性読者は多い。イシグロの繊細な筆致は、より女性の琴線に触れるということだろうか。


駄作がないという凄さ

 最後に、出版社サイドの視点でのイシグロの魅力を聞いてみた。見事にお二人の意見がそろった。普通どんな大作家にも駄作と呼ばれる作品のひとつやふたつあるものだが、彼にはそれがまったくないということだ。土屋さんはこうしめくくった。
「書きたいことが常にあるということ。作品数は多くないけれども、毎回、確実に何か新しいものの見方を提示してくれる。駄作がない。捨てるものがないんです。そして、まだまだ書けそうな何かがある。それが何より彼の凄いところだと思います」

翻訳家の土屋 政雄(つちや まさお)さんは、1944年生まれ。英米文学翻訳家。原文に忠実かつ流麗な訳文にファンが多く、評論家の間でも高く評価されています。主な訳書に、カズオ・イシグロ『日の名残り』『わたしを離さないで』(早川書房)、レイモンド・オハンロン『コンゴ・ジャーニー』(新潮社)など多数あります。誠実に仕事に向かう姿勢にとても感銘を受けたインタビューでした。

 ともあれ、カズオ・イシグロさんの受賞によって、たくさんの人が氏の作品を読まれることを願ってやみません。

カズオ・イシグロ
1954年、長崎県長崎市生まれ。作家。5歳のころに父の仕事の関係で、家族で英国に移り住む。高校卒業後、ギャップイヤーでアメリカやカナダをまわり、その後、英国ケント大学で学士、イーストアングリア大学で修士を取得。1982年、『女たちの遠い夏』で作家デビュー。1983年イギリスに帰化。1989年、『日の名残り』でブッカー賞を受賞し、『わたしを離さないで』の映画化など名実共に英国を代表する作家

 

日の名残り

カズオ・イシグロ著 
土屋政雄訳
早川書房 798円(税込)
人生の全てを模範的な執事として主人に仕えたスティーブンスは、新たな主人ファラディ氏から休暇を得て、かつて共に働いたベン夫人に会うための小旅行に出かける。
カズオ・イシグロの名を世に知らしめたブッカー賞受賞作。

日の名残り

わたしを離さないで

カズオ・イシグロ著
土屋政雄訳
早川書房 800円(税込)
優秀な介護人として、「提供者」の奉仕を仕事とするキャシー・Hは、奇妙な施設内で幼少期を送る。
保護官を親代わりに、親友のルースやトミーとの友情を深めていくが、やがて自分たちの残酷な運命が明らかになっていく。

わたしを離さないで




朝晩冷え込み、秋本番の気候となりました。

大好きなウールの 季節となりまして、 個人的には 嬉しい限りです。

近況、ブログなど更新がなかなか追いつかずすみません。
その分 facebook そしてよろずやのツイッターでいち早くニュースをお伝えしていくようにしています。

いよいよ 来週、 阪急うめだ英国フェアが始まります。

本誌の締め切りと、最後の準備の追い込みで社内は……ひどいことに!あと一歩です。
この英国フェアでの 井形慶子のトークショウ、 10月12日木午前11時から12時30分まで 、大好きな大阪の方々に向けて、そもそもイギリスとは、小さな家の価値とは……お話しします!
詳細はこちらからも
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/britishfair2017/event.html

参加費無料、井形によるファッションショーも??? ブースでもMPや著作でご紹介したお品ものが!
ブース名は 【ソフィ ワイルドウーレンズ】です!
皆様にお目にかかれる日を心より楽しみにしてます♪

イギリス流小さな家の贅沢な工夫
ちなみに メイ首相は
「イギリスではこれまで十分な住宅建設をしてこなかったために、住宅が高騰し深刻な住宅不足が続いている 」
と 住宅建設に取り組んでいくことを 訴えています。

そんなイギリスで小さな家を 取材した新刊も発売となります。
表紙は コッツウォルズで撮影しました。

本を読むもあわせてご覧下さいませ。





本誌やよろず屋でもお馴染みの英国こだわり工房を訪ねて伺った
3人の作家さんからのメッセージ動画をご覧下さい!

最初は「クイニー&テッド」のリンダさんです。



次は「スージー・ハーパー」のミッシェルさんです。


そして最後はボタンジャケットのソフィーさんです!


気持ちの良い秋の風が吹いています。
皆様お元気ですか。

英国ツアーから戻り、新刊の執筆やMPの編集に追われ、更新が遅れましたことお詫び申し上げます。

また、今年の夏は日本各地が水害、猛暑など自然の猛威に曝されました。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早く、心安らかな日常が戻りますことを願ってやみません。

秋の心地良い風に吹かれますと、9月8日(金)発売の英国生活ミスター・パートナー10月号のために取材したハイランド地方のクロマティが思い出されます。


    

ニシン漁で栄えた名残のあるスコットランドの漁村クロマティ。どこかうら寂しい町並みに強く惹かれました。桟橋近くには皆様にもぜひ訪れていただきたいシーフードレストランがありました。



スコットランドが舞台の映画『奇跡の鐘』を彷彿させる油田開発の模様も桟橋からのぞめます。


詳しくは本誌をご覧いただきたいのですが、このような昔ながらのコミュニティが残る小さな町は、上質な博物館や、よろず屋的ポストオフィス、日がなのんびりできるティールームもあり、その一つ一つの成り立ちや小商いにも心惹かれます。正に辺境の地ですね。

MP読者の方々の中にはスコットランドが大好きとおっしゃる方も多く、(かくいう私も)これからも誌面やよろず屋を通してその素晴らしさをお伝えしたく思います。



さて、毎年この時期になりますと、編集部がにわかに慌ただしくなり……。スタッフ大移動で大阪の阪急うめだ本店で10月11日(水)〜17日(火)に開催される英国フェア(今年は『第50回記念英国フェア2017』)に今年も出展するからです。
私もMPスタッフと共に前半ずっとブースにいる予定です。
どうぞ探し出して下さいませ!
(昨年と同じ場所のようなので)

また英国フェアでは『イギリス流小さな家の贅沢な工夫』と題しましてお話をします。

入場無料どなたでもお聞きになれるトークショーです。

この後はスケジュールの関係でしばらく講演ができないため、どうぞ皆様お誘い合わせの上ご来場ください。

祝祭広場で開催されます。
こちらも今せっせと画像や原稿を詰めています。



今年の目玉のひとつが、エドーワーディアンワンピース&ハムステッドワンピースです(一生地一着が基本)。
すでに9月のよろず屋で展示したものは完売となっており限定数、大阪でもご紹介します。
どのようなデザインかは是非ブログをご覧下さい。

また、ロングセラーのコートドレス(ヴィクトリア時代のディティールです)も、ツィード、コットンなど英国老舗織物工場の生地を選び抜いてお作りしました!
ヨークシャー、スコットランド、そしてロンドンと英国中を駆け回って試作を繰り返し、完成までおよそ1年がかりです。



テキスタイルデザイナー、メンダー、デザイナーさんの方々。

最強のクリエイターに支えられて作り続けることができた奇跡のような服。
『ダウントン・アビー』でもお馴染みのエドワード期のファッションが、どのようなものだったのか……こちらも特集でご一読下さい。


10月には大阪阪急うめだ本店の英国フェアのあと、吉祥寺よろず屋「The Village Store」で特集に付随した展示会を開催します。




そしてMPの表紙を飾ったのはお馴染みクイニー&テッドのリンダ!
太陽のような笑顔が実にフォトジェニックです。



  

これからインテリア雑貨も手がけるリンダ、
何と表紙のラブリーなクッションがその第一弾です。
小鳥のスカートも、かわいいですね。

  


今年、『スージー・ハーパー』のミッシェル、うずまきボタンジャケットのソフィーさん、そしてリンダと動画撮影のために家を訪ねたり、ロンドンの我が家に来ていただいたり、ご多忙な中、多大なご協力をいただきました。
撮影に立ち会いながら、彼女たちに共通するのは年齢を感じさせないはつらつさ。こういう生き方を選んだ女性にとって年齢は関係ない!のですね。

年を重ねてもチャーミングな女性であり続けるには、自分のやっていることを心から楽しいと思えることが大切なのかもしれません。







また、長く欠品しておりました、スコットランドオークニー諸島からはアニーグルーのベストが届きます。
薄くてオークニーと記されたルーン文字がアクセントのベスト。

アニーならではのケルティックな柄。フェアアイルの編み込み…… たくさんの色とりどりなスカーフもお楽しみに!



あれこれ表紙のデモバージョンです


イギリス流小さな家の贅沢な工夫 さて最後になりますが、10月下旬私の新刊が出ます。
日本より小さなイギリスの家
撮り下ろし写真で綴った総集編!

いよいよ発売です!

『イギリス流小さな家の贅沢な工夫』(KADOKAWA)

現在最終校正を行っている所ですが、 お金をかけず心地の良いスタイルを追求するイギリスの人たちのライフスタイルにまで言及した一冊、詳しくは本を書くのコーナーでもご紹介しています。

思えば私たちの身近なもの、例えば衣類、本、そして住宅までも大切に使い継ぐということは誰かに手渡す、売却するということを前提に成り立っている気がします。

終の棲み家をお考えの方、部屋の整理をなんとかしたい、今お住まいの家を売却したい、或いは中古を購入したい、そんな方にも読んでもただきたい一冊です。



それでは皆様、お元気で。
また、お目にかかりましょう。





英国ツアーから戻りました!
時差調整と資料整理で出発前より大忙しの日々。
更新が遅くなり申し訳ありません!
ツアーの前後は、マンチェスター、ロンドンとテロも発生しましたが、全員何事もなくイギリスより帰国。
これまでのツアーの中でも多分最長の距離の行程で、北はハイランドのドーノッホから南はロンドンまでのバスの旅でした。

ハイランドの古都インバネスでは、『英国生活ミスター・パートナー』(6月現在発売中!!)でご紹介している主なスポットを訪問!チャリティショップやオーガニックビール、ハギスを堪能しました。


  

 
 


スカイ島のヤスミンさん(本誌連載中)のお宅兼ショップを訪問。
納屋でのヤスミンさんお手製スコットランド郷土料理カレンスキンク(スープ)やご主人釣りたての手長エビのパスタをいただきました。

  

ドーノッホからスカイ島までは約4時間!
ヤスミンさんのサプライズは地元のお仲間を総動員したバグパイプの演奏とすばらしいコーラスでした。
一生忘れられないおもてなしに、スタッフも大感激!

コッツウォルズからやってきてくれたドライバーさん。
さすがスコットランド人で、長旅にもかかわらずセーフティドライブで完走して下さいました。
 


そして道中ではミスター・パートナー4月号の特集で反響いただいたナッツフォードへ。

ヴィクトリア時代の名残、博物館カフェ、その裏手にあるヘリテージセンターで、なんと街の建物をパノラマチックに表現した見事なタペストリーを見学。






お待ちかねのコッツウォルズでは『お宅拝見』や『ロージーとりんご酒の舞台、スラッド村』を歩いたり、ローカルサイダー(りんご酒)を飲んだり。
  

ごく普通の主婦の方が用意して下さったサンドウィッチやケーキでガーデンアフターヌーンティー!(実際はランチですね。それもムシャムシャ)

もう残すのがもったいないくらい美味しくて、ナプキンに包んで持ち帰り。

思わぬすてきな場所を見つけては撮影の合間にパクリ。

  

今回はリピーターさんも多く、たくさんの方がホームステイを希望されました。
その模様は7月10日発売号でじっくりご紹介いたします。どうぞお楽しみに!
取材へのご協力にも重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

ともあれご参加下さいました方々、
そしてfacebookフェイスブックやよろず屋のTwitterで見て下さった皆様、ありがとうございました。
来年のツアーは未定です。気を長く私どものホームページやfacebookをご覧下さいませ。

さて8日(木)に投票の英総選挙ですが、今のところメイ首相が率いる保守党がリードしています。
先頃のテロを受けてメイ首相は、「現在の法が邪魔をしているなら人権法の改正も辞さない」と、テロとの戦いで治安強化を約束しました。

メイ首相のツイート画面を載せていますが、「英国の中小零細企業をサポートする」とスミスフィールド市場で業者と話し合うメイ首相からは、テロにも臆さないゆとりすら感じられますね。
結果は日本時間で9日(金)午後に分かります。
その一方で、ケン・ローチ監督の最新映画『I, Daniel Blake』(わたしは、ダニエル・ブレイク)に見られる弱者切り捨てへの批判も。
「孫の給食代、母親の家を搾取された」
「またテロ襲撃を受けては……」
「保守党に入れるけれど、過激なテロリストへの対応の真剣さが欠如していることに納得できない」
「スローガンではなく行動を」
と、国民の批判と苛立ちも。
英国の行方に注目しています。
6月29日(木)〜7月4日(火)に開催されるイベント
『リネン・コットン・シルク こだわり工房の夏ふく展』よろず屋 The Villege Store
にて皆様にお目にかかれることを心より楽しみにしております。
どうぞお元気でお過ごし下さい。



いよいよイギリスへ出発です

今年も「連休の小さな英国展in吉祥寺」は、大盛況で幕を閉じました。
オープン日から、お店の中は大賑わいで身動きもとれないほど。
本当に皆様ありがとうございました。
せっかく、来て下さったのに、ゆっくりお話しできなかった方、申し訳ありません!

来月も、
吉祥寺 The Village Store よろず屋はオープンするので是非またお会いしましょう。

 

そして、5月10日にミスター・パートナ最新号
「ハイランドティールームと暮らしをのぞく旅」が発売されました。
ご覧になっていただけたでしょうか?

今回は山と渓谷に彩られたスコットランドのハイランド地方で取材した、ティールームと暮らしを特集しております。
寒冷な気候、痩せた土地だからこそ、人々にとって温かなティールームでのひとときは貴重なもの。
スコットランド好きな私は、オーナーのこだわりの詰まったハイランドのティールームを一度特集してみたかったのです。
 
表紙写真はトリップアドバイザーで二年連続人気ナンバー1の農地にあるティールームでいただいたヴィクトリアンケーキ。
素朴で優しくて、ハイランドで格別に美味しいデザートです。
 
英国内で最後の魔女処刑が行われたドーノッホのカーネギー・ティールームは元裁判所の建物をリノベーション。
チャッツネの甘さが効いたハギス入りサンドウィッチの味は忘れられません。
こちらも紹介しています
ティールームではないのですが、私がこの取材旅で忘れられなかったのがエディンバラのホテル オーガニック朝食の味と雰囲気。
駅からすぐで、リーズナブルなのに朝食のこだわりには驚きでした。
23歳だという若くて可愛いフードマネージャーにインタビューすると料理と食材のリストを持ってきて、全て丁寧に説明してくれるというホスピタリティにも感動!
詳細を記したので、是非読んで頂きたいです。
次の旅行に役立ちますよ。
  
今回はハイランド家庭料理のレシピもご紹介しています。
インヴァネス郊外でB&Bを営むご夫婦に教えて貰ったレシピです。
とても仲良くて、優しいご夫婦の生き方に導かれて、わたしはもう2度もお世話になっています。
決して食材に恵まれているわけではなく、限られたものを生かして作っているのに、心もお腹も満足させてくれる、温かなお料理です。
これまでミスター・パートナーでレシピを特集したことはなかったので、初めての試みです。
MP女性スタッフは自信満々の内容。
是非ご覧になってみてください。
  

さて、いよいよ「作家・井形慶子と神秘のハイランド、ネス湖、魔女伝説の町ドーノッホ、スカイ島、美しいコッツウォルズ地方の家と暮らしを訪ねる旅」が始まります。

編集部では、訪れるホテルやティールームのホームページを探したり、マップを作ったりアポを取ったりと大忙し。

大変ではありますが、私は出発前のこのバタバタも楽しんでおります。
同行する部長、若いスタッフからも、疲れた顔の奥にあるウキウキワクワク感が伝わってきます。

ツアーに参加する方、よろしくお願いいたします。
今回ミスター・パートナーで紹介した場所を巡るので、予習しておいてくださいね!

では、帰国しましたら又、旅のご報告をいたします。
暑かったり寒かったりと、安定しない気候ですが皆様もお体にお気をつけて。
 


ゴールデンウィークが始まります。
皆様お元気ですか。


編集部では5月2日(火)からスタートする「連休の小さな英国展in吉祥寺」、そして5月末に催行されます「作家・井形慶子と神秘のハイランド、ネス湖、魔女伝説の町ドーノッホ、スカイ島、美しいコッツウォルズ地方の家と暮らしを訪ねる旅」の準備に追われています。
もちろん、発売が迫った5月10日発売「ミスター・パートナー」の対応も。


好評発売中 こちらのミスターパートナーに 小さな英国展のご案内と割引クーポンがついています。
  
すでにブログやツィッターでご存知かもしれませんが、ここで少しだけ展示するお品物をご紹介します。
ヴィクトリア時代のディテールを模したハムステッドワンピース。今回はヨークシャー・ハッダースフィールドの老舗織物工房「マーリング&エヴァンス」の生地で仕立てました。

私の本「イギリス流小さな家で贅沢に暮らす」の表紙になったスージー・ハーパーのデザイナー、ミッシェルの新作も登場。

今回もまた、私の大好きな白、グレイ、ブルー系の服や日用品がたくさん集まりました。
夏に向けてあわせてかぶれるお帽子も展示します。
東京の下町工房で作られているキバタ帆布の帽子です。

北欧からはおよそ1年振りでスカンジナビアンテキスタイルのワンピースがやってきます。チューリップ、トウモロコシ、大地……すべてデザインに意味があるのです。
2つの会場で英国はじめヨーロッパの風を感じて下さい。

夏に向かって、素肌に心地良いコットンガーゼのプルオーバーも。
「ニットと布帛 自由なトップス」をご覧下さいね。

そしてお待ちかね。オールドマンズテーラーのデイジー柄ワンピースや高密度のリネンコートも。
「今年の色はとてもきれい!」と言っていただき、嬉しいです。
新色ボーダーTシャツはこちらです。

少し間が空きましたが、よろず屋学校も開校となります。
まず、5月5日(金)10:30〜、前回キャンセル待ちが出た英国初の日本人議員島崎晃さんを囲んで、この50年間のイギリスの変化を伺います。
「この50年間でイギリスはいかに変わったのか」
こちらをダウンロードしてお申し込み下さい。
先着順〆切ります。

島崎 晃 プロフィール
しまざきあきら
1941年に栃木県の造り酒屋に生まれる。現在は、人口4500人のウェールズ西部の町カーディガン在住。学習院大学哲学科卒、ウェールズ大学大学院アベリストウィス校国際政治学科に留学。カーディガンでのカフェ経営、スコットランド、ナイジェリア、アルジェリアでのケータリング業務、日本でアンティーク販売などに携わった後にカーディガンへと戻り、日本語教師としての活動を始める。2000年に永住権を取得。2012年5月、英国からの独立を掲げるウェールズ民族党より、カーディガンの町議会議員選挙に出馬。2位で当選し、同町の町議会議員となった。地元では「Jack Bara Caws」のニックネームで知られている。

また5月10日(水)11:00より即効で英会話を習得したい方に
「カタカナで英会話力がワンランクUP!」を開校します。私の基本もつぎはぎ英会話から。
イギリス行きを前に英語を何とかしたいと思っている方も、ぜひお越し下さいませ。
まだまだ何が出るか分からない「小さな英国展」。
連休中、お時間のある方はぜひお出かけ下さいませ。
 


1月以来、お待たせいたしました。
ミスター・パートナー3月10日号、おかげさまでご好評いただいております。
隔月発売となり、価格も改定させていただいての、初めての発行となります。


 
今回はイングランド北部、チェシャーの小さな町、ナッツフォードを特集しております。
人気のコッツウォルズから車で約2時間。マンチェスターからも約40分。
すばらしいカフェやアンティークショップがひしめき、サッカー選手や俳優たちが暮らす豪邸も見られます。
ブロンテを愛する私としては、シャーロットと親交のあったギャスケル婦人ゆかりの地であることもご紹介せずにおられませんでした。
特集を読まれて、行ってみたい!と思われたら、残りわずかになりました『作家・井形慶子と神秘のハイランド、ネス湖、魔女伝説の町ドーノッホ、スカイ島、美しいコッツウォルズ地方の家と暮らしを訪ねる旅2017年』はいかがですか?
ナッツフォードも訪れるこちらのツアーは4月上旬に締め切りとなります。ご検討下さいね。
 
2ヶ月に一度の発行となり少々ゆとりが戻った分、こだわりすぎて時間が余計にかかったり、いろいろなご依頼を引き受けたり……。

月刊ペースから隔月刊へ、私自身の時間配分を見直さなくてはと考えております。

吉祥寺よろず屋 the village store
よちよち歩きのツイッターが生まれました!
編集長の井形慶子と編集部スタッフが新入荷情報など発信していきます。
Twitter はブログやホームページよりも更新の手間がかからず思った時にニュースを飛ばせるのがメリットです。もちろん覗くだけでも大丈夫です。雑誌やホームページより早く、お得な情報もお伝えしていきます。

どうぞ気軽にツイッターマークをポチっと押して、ミスターパートナー&吉祥寺よろず屋 the village storeを楽しんでくださいね!

   
3月頭の吉祥寺よろず屋『英国テキスタイルスカートと春のワンピース展』にもたくさんの方にお越しいただきました。幸せな一週間をありがとうございました。

本や雑誌を通してこんなにたくさんの方々と知り合えたこと、ありがたく、このつながりを大切にしたいと思うのです。

今回も遠方から飛行機や電車でお出かけ下さり、感謝です。

これにちなんだうれしいこと。
信州うらさとハーブ園池田さんと一緒に念願のオリジナルハーブティーを作りました!

またブログでもご紹介する予定ですが、私にとってなくてならないハーブがたっぷり入っています 。
疲れた時、免疫力をあげてくれるラベンダー、花粉の季節に助かるマーロウ、 ビタミンたっぷりローズヒップです。
女性スタッフが夕方入れてくれるハーブティーが本当に美味しくて、オリジナルを作ろうと思い立ちました。
コーヒーをやめてハーブティーを飲むことで、ほっと癒される上、体にいい選択をしている気がします。そのせいか、花粉症もほとんどありません。






読者の方々や、新しく読者になって下さった方など、皆様の生活の片隅でよろずやの服や日用品がお役に立てますように。

また、通販のご要望も多々いただいておりますが、パソコンがからきしの私としましては少々時間が必要です。ブログや facebookでご紹介しましたお品物は、弊社販売部宛にご連絡いただければ着払いでお届けできます。
03-3352-8107もしくは販売部info@mrpartner.co.jpにお問い合わせ下さい。

次回はゴールデンウィークに開催の『連休の小さな英国展』です。どうぞ、吉祥寺へお出かけ下さいね。

ところで少し前に、熊本の水俣に行って参りました。

チャリティーバザーでは、皆様にご協力いただいています。
詳しくは、ミスター・パートナー7月10日発売号にて特集する予定ですが、水俣滞在中、何とも言えない気持ちでした。
一般社団法人水俣病センター相思社の永野みちさんらの案内で漁村を歩き、患者さんを訪ね、インタヴューさせていただきました。石牟礼道子さんの『苦海浄土』を読んで以来、長崎の幼少時の記憶と水俣が切り離せず、たまらなく懐かしいのです。

雑魚を籠に入れて町まで売りに来ていた漁師の奥さん。
父が出張していた天草の町……。

今、少しずつ資料を見直してい るところです。



病、差別、偏見、貧困のはびこった地で意志を示すことがどれほど大変だったか、心打たれます。
このことはまた誌面でお伝えしますね。

ともあれ、皆様、お元気でお過ごし下さい。


日本時間3月22日深夜、ロンドンで発生したテロ事件によって、現在ウエストミンスターブリッジ、ランベスブリッジなどは乗り換えのみ。エンバンクメントも規制中で避けてほしいと、警察は呼びかけています。

観光客にお馴染みのロンドンアイ、ミレニアムピアも閉鎖中。
このテロ行為についてテリサ・メイ首相は「sick and deprabed」—下劣の極みと言い切り、「go and their day as normal」—明日になったら普段通りの行動をする、と訴えています。

中東、パキスタン、バングラデシュなどムスリム移民の多いイギリスは、世界トップクラスのセキュリティカメラが設置された監視社会でした。500万台ともいわれるカメラが、犯罪(テロ)抑止と犯人特定を助けると考えられていたのです。

EU離脱、独自の道筋を歩もうとする矢先の出来事でした。しかしながら2005年のロンドン同時爆破事件の時も、ロンドン市長が地下鉄通勤するなど、市民はテロに屈しないとする屈強な姿勢を見せていました。

ジャーナリズムと政治力、そして民意によって、アメリカとは違うイギリスならではの対応が見られることを、そして事件に巻き込まれた方々のご冥福を祈るばかりです。


冷たい風に吹かれながらも ときおり 春のような日差しが心地よいです
皆様お元気ですか


更新がすっかり遅くなりました、申し訳ありません。
去る1月の冬の小さな英国展ではたくさんの方に吉祥寺に足を運んでいただきました。
「セールに行く気がしなくって」
「珍しいものがたくさんある」
読者の方からの嬉しいお言葉もありがとうございました。

チャリティがらみの福袋などお買い上げいただき、今回も熊本震災支援として水俣で患者さん達のお世話にあたっている相思社さんへ支援金を送ることができました。
皆様のご協力に重ねて感謝いたします。

編集部では3月10日発売号新しい『ミスター・パートナー』入稿作業に追われています。
今回は英国BBCドラマで反響を呼んだ『cranford』(クランフォード)の舞台である英国北部ナッツフォードを特集します。
上質なアンティーク・カフェ、昔ながらのスイーツ・ショップ 、美しい屋敷街、この街に息づくイギリスの美しくも果敢なまちづくりの秘密を解き明かしていきます。

また『ダウントン・アビー』でトムの相方として人気を博した、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイも庭と人との関係で登場!
ミスター・パートナー341号
城から城へ引越しを重ねるエジンバラの弁護士の奮闘ぶりなど読み応え抜群の紙面になるべく、頑張ります!
どうぞご期待くださいませ。


ただいま『ミスター・パートナー』は、1月10日発売の341号が店頭に並んでいます。
編集部に熱いメッセージが届いているこれまでの総集編。
あの人、あのときの取材秘話も詰め込みました。是非ご覧下さいね。

  


この冬訪れたイギリスで撮りためた料理の写真を眺めていると、本当にイギリスに戻って至福の時を迎えたい—といつもながら日が暮れる頃には思ってしまう私です。

私たちの進む道がこれで良かったのか振り返ることも時々ありますが、皆様の温かいご支援に感謝しつつ一歩一歩進んで行こうと思っております。
これからもよろしくお付き合い下さい。


いよいよ2017年度第16回目の英国ツアー参加者の募集が始まります。
2月末までにお申し込みの方は 5パーセントの割引が適用になります。
そしてリピーターさんは7%割引!

今回はスコットランドのハイランド地方、個人旅行では大変行くことの難しいインバネス、ドーノッホ、スカイ島のほか、 3月号で登場するチェシャーの町、ナッツフォード、コッツウォルズのホームステイ、またはMPに登場したB&B宿泊、家巡り、スラット村ウォーキングなど盛り沢山のおたのしみ企画です。>>>

「編集部&井形慶子と共に巡るイギリスの旅」に連日お問い合わせいただいております。
今回は スコットランド北部インバネス 、ドーノッホ、スカイ島からナッツフォード、コッツウォルズまで 二度とできないプログラムです。
お試し大人ホームステイ3日間かミスターパートナーでもご紹介したB&B というチョイスも好評です。
一人でも大丈夫でしょうかというお問い合わせが実はとても多いのです。
どんな些細なことでもご相談は主催旅行会社 cwa さんまで。電話03-6304-7330

参加される方々は、ほかのツアーでは見られないMPの特集&私の本の世界を実際に見たい!という方が多いです。

個人ではなかなか行きづらいスコットランド・ハイランド地方。
イングランドやエディンバラとも全く違う景観が広がります。
厳かな気持ちになる上、このエリアならではの建物や地域密着のクラフト、アンティークショップ、珍しいカフェをご堪能ください。
日本では知る人の少ない小さな町に立ち寄り、北と南の暮らしぶりも体験して下さい。

コッツウォルズではMPにも登場して反響の大きかったB&Bに宿泊、またはホームステイとお好きなスタイルを選んでください。
一人参加の方が大半(40代から80代まで!)ですが、いつも行動的で気さくな方が多く、とても楽しく過ごさせていただき、私たちも感謝です!



荷物の心配はいりません。
ロンドンから日本へ送る手配も承ります。


昨年ホームステイして、ふわふわスクランブルエッグに感動しました。家庭料理を習いたい(食べたい)方も多く、私もずいぶん腕が上がりました。
たくさんのお問い合わせありがとうございます
皆様とまたイギリスの北から南までを制覇したいと思っております。
迷われてる方、ご質問はどんなことでも cwa 井形慶子と共に巡るイギリスの旅担当者へご連絡くださいませ。





3月のよろず屋営業日は期間を延長しました!
前回即日完売した とても綺麗で履きやすい白いパンツ、アシンメトリーなスカートが入荷します。また、英国テキスタイルのシルク、リネン 、コットンの 春色スカートもならびます。

英国の木靴と共にどこにもない着こなしをお楽しみ下さい。

また皆様にお目にかかれる日を楽しみにしております!



2月17日(金)は朝日カルチャーセンター横浜で、セカンドライフを考える講座もあります。
『イギリス流 幸せなセカンドライフのつくり方』と題してリタイヤ後も心豊かに自分らしく生きるためのヒントをお話しします。
おいでいただけたらうれしいです。



トランプ大統領の就任によって世界の経済や理念が大きく変わる懸念もあります。
関連トピックはこちら>>>
今こそ自分の価値観、それも人に伝えられるだけの確固たる価値観がなければ私たちの未来はないようにすら思うのです。

最近ニュースは、斜めから見ています。移民問題などいつも自分のこととしてシュミレーションをしながら、戦争に向かったヨーロッパの歴史を反芻しています。

私たちが熊本水俣の支援に取り組んでいるのも、同時に過去の検証をしなきゃという危機感から。

皆さんはどのようにお感じになりますでしょうか。

それではインフルエンザが流行しております。
どうぞお元気でお過ごしくださいね!

     











今回もまた第一会場、蔦の絡まるギャラリーリテイル、 第二会場吉祥寺よろず屋 the village storeと、 2箇所に分けて開催いたします。

今年はミスターパートナー編集部にとって節目ということもあり 過去最大、色々なお品物をご用意いたしました。
何が出てくるかは、見てのお楽しみということで、その一部を よろずやのブログにアップしております。

宝探し気分でお楽しみください。

第一会場では 数量限定で 福袋を販売いたします。 ごくわずか、 なくなり次第終了いたします。

同会場ではソフィーさんの、 ヨークシャーツイードの帽子ほか、リクエストの多かった ミスターパートナー掲載 、クイニーアンドテッドのストールも入荷!
また、 ジュディスグルーの新作 、お得なカシミアニット、 コートドレス新作、 オールドマンズテーラー が並びます。

皆様より関心を寄せて頂きました瀬戸内海のレモンを使った レモンケーキ、 ウェールズのアップルジュースも こちらです 。
一周年記念 の福袋は第一会場ギャラリーリテイルで販売いたします。

  

また第2会場、 お馴染みの「よろず屋 the village store」 では、 ミスターパートナー特集掲載のマル島、アイオナ島の工房作品展を開催。
大好評のアイオナ島発シルバーバングルなど、 スコットランドの島々から届いたクラフトを中心に展示します。
  
初日は 大変混み合いお待たせすることも。すみません! 夕方ぐらいからですと、落ち着いてまいります。

ブログの不具合などで、 今回情報掲載が追いついておりませんが、あとは見てのお楽しみということでぜひお誘い合わせの上 お越し下さいませ。

なお、 今回はよろず屋一周年記念といたしまして、 第一会場 ギャラリーで3万円以上お買い物をしていただきました方に、 今回のみ使用できる500円の お買い物券を差し上げております。
こちらは吉祥寺よろず屋 the village store で使うことができます。 ヴィレッジカードとの併用も可能ですので、 どうぞご利用くださいませ。

それでは皆様来週火曜日より、 この冬最後の編集部のイベント、 どうぞお気をつけてお越しください!
スタッフ一同を心よりお待ちしております。
     

     
あけましておめでとうございます 
2017年もどうぞよろしくお願いします
新年に向けてイギリスでの取材の模様を少しだけご紹介します。
今回も 強行軍でしたが、 冬のイギリスの美しさに感動しました。

グラスゴー到着後、翌日からの取材打ち合わせ。
杏が オーストラリアから合流しました。
気温はなまぬるい、東京より暖かいかもしれません。



インバネスの夜…… ハギスが美味しくたくさん食べてしまいました。
5月の 英国ツアーこのキャッスルターバンにまた戻ってきたい気持ちです。
インバネスでベストのパブ、 小さくて 居心地いいです。

この日のハイランドは晴れ。
インバネス、ネス湖も町並みも何もかもがドラマチック!
素晴らしい景色もさることながら、旅先で ご当地グッズを見つけるスタッフ。
スコットランドの シール を一生懸命パソコンに貼って、しばし休息です。
発売中のミスターパートナー、マル島、アイオナ島 特集にもスコットランドの思い込めました。


ハイランドの取材も終わりほっと一息
merry christmas from london!
ロンドンは本当に綺麗です。


クリスマス、 私たちも町のパブでクリスマスランチ。
久々の休息日、 クイーンのスピーチには間に合わなかったけれど、
kenwood house を散策できて ハムステッドヒースで 鳥の声を聞いて幸せな一日でした。


イギリスの 取材終了!
最後の夜みんなで写真を交換しながら、
長かった日々を振り返ってます。
また、 1月の 英国展、
そしてミスターパートナーで会いましょう!

     

     

現在発売中のミスター・パートナー12月号『コッツウォルズ谷間のスラッド村 ローリー・リーとリンゴ酒の物語』は、読者の皆様に関心の高いコッツウォルズ隠れ里特集です。

コッツウォルズ地方の西方に「Five Valleys」と呼ばれる美しいエリアがあり、スラッドはその一つに挙げられる、いわば隠れ里です。

初めてこの地を訪れたときの感動、驚きを数々の写真に収めました。

第一次世界大戦後、イギリス庶民の暮らしはとても厳しく、渓谷の村スラッドでは豊かな自然とは裏腹に、人々は貧困と労働に喘いでいたのです。

今回の特集では当時の貧しくとも人間らしいコッツウォルズの暮らし向きを、名作『CIDER WITH SOSIE』に描かれた世界観と共にあらゆる角度から取り上げます。



イギリスでは何度も映画化された美しいローリー・リー著の名作をたどるようにページをめくっていただければ……。

これまで見たこともないようなコッツウォルズの辺境の地を訪れたくなるでしょう。
ルーラリストと呼ばれる、あえて田舎を選び暮らす人々—田園主義者の日常も必見です。
2017年も英国ツアーが催行されるようならぜひこの地を歩いてみたいですね。

福島在住の読者の方、今月号のミスター・パートナー注目お取り扱い店です!
・ジュンク堂書店 郡山店 電話 024-927-0440
 うすい百貨店9階 文具も充実!
・岩瀬書店 中合店 電話 024-521-3022
 JR福島駅東口すぐ。創業100年の老舗大型店
 中合福島店2番館の6階です!

お話変わってこの度の米大統領選の衝撃的な結果。
アメリカの人々は本当にじり貧なのだと思いました。


ミスター・パートナー11月号『定期滞在・いきいき老後・国際結婚 私たちこうしてイギリスに住んでます!』の私のエッセイでもそのことについては触れました。アメリカを旅した娘の話です。

トランプ氏のものまね、そっくりさんが人気キャラのようにメディアを賑わせていますが、誰かのあやつり人形になることが更に恐ろしいのです。

世界のトップがメディアを賑わせる中、 日本ではあまりスポットの当たらない英メイ首相もいつか取り上げたいと思っています。

そうそう、 近刊の本の中にもトランプ氏の一面が描かれています。
こちらのサイト『現代ビジネス』でも11月12日(土)から配信されています。
著作共々ぜひご一読下さい。


また、久々のフォトエッセイということもあり、ご好評いただいています『イギリス流 小さな家で贅沢に暮らす』(K.K.ベストセラーズ)
「毎晩、写真を眺めて楽しんでいます」という嬉しいお言葉も。

この本を作っていて日本人のシンプルな住まいとイギリス人のそれとは何か違う——と思っていました。
見た目以上に、住まい方の質……といいますか、クオリティを保ちつつ、積極的に好きな場所でしたいことを追求する。イギリスの人々らしいノウハウが確立していると感じたのです。
また、老後と住まいの問題は切り離せないもの。現在の家をどうすればいいか……考えていらっしゃる方にも是非。
(ロンドンの家の写真も少しだけ載せています)

今年も残すところ一ヶ月少々となりました。

振り返ってみれば吉祥寺のよろず屋で皆様とお目にかかれたこと、私どもが英国からセレクトした服や雑貨をご紹介できたことが最高にうれしかったことのひとつです。

『The Village Store クリスマスマーケット』
2016年12月1日(木)〜12月7日(水)
12:00〜19:00(最終日は18:00まで)

今年最後のよろず屋は念願のクリスマスマーケットです。
詳細はブログをご覧下さい。
会期を延長してお待ちしております。

英国のウールはやっぱり一番!
工房で 作られた ニット、 冷たい 指先を包み込む ソックスで暖かくお過ごしください。

また、 ウェールズとスコットランドからもがおいしいもの届きました。
クリスマスにちなんだアップルジュース(カクテルも作れます)、ダンブリング(少しずつ食べるプディング)などで、英国クリスマス気分を味わって下さいね!
     





久しぶりに初夏のような暖かさが戻ってきました。

大阪の英国フェアの興奮冷めやらぬうち、明日27日(木)より、東京・吉祥寺のよろず屋が4日間のみオープンします。

早くもクリスマスツリーを出しております。
お誘いあわせの上、どうぞお越しくださいませ。
新しいお品物が次々と入荷しております。

『冬じたく コッツウォルズのアンティークと秋の服 展』
2016年10 月27 日(木)〜 30 日(日) 
12:00 〜19:00(最終日は 17:00 まで)

詳しい内容はよろず屋のブログをご覧下さい。
よろず屋 Everyman Everyman から

地図もアップしております。
The Village Storeアクセス





阪急うめだの英国フェア 終了しました。 会期中、たくさんの方々にお越しいただき 、ヤスミンともども心よりお礼申し上げます!
初日、二日目は場内大混雑の上、 mp のブース中に入りきれないお客様も!ご不便おかけしました。
ソフィさんボタンジャケット、コートドレス、英国のソックスたちなど、長く皆様のかたわらでお役にたてますように。

とても楽しい、幸せな 日々でした!ありがとうございました。

英国フェアの模様は facebook をご覧ください。




 

 

 
光陰矢のごとし──本当に毎日準備に追われ、あわただしく過ぎてゆきます。
まずはおそるべき規模の阪急うめだ英国フェアについて。


  • ヤスミンさんのニット&眼鏡ケース 

改めまして、今回私たちと共にMPのブースに立って下さるのが、
MP連載でお馴染み、スカイ島のヤスミンさん。
子どもの頃から編み物の天才と、あのハロッズも目をつけたという強者。
今回、オーガンジーセーター(限定)を携え、初来日です。



  • コートドレス 
  
そして、早くも私たちの愛するコートドレス、ボタンジャケットにお問い合わせをいただいております。
 
 
マーリング&エヴァンスの生地を使いハムステッドの工房で作り上げたロングセラー。
今年は「ひと生地一着」というこだわりです。


  • ソフィさんのボタンジャケット
  
ローズヒップレッド&シナモンのうっとりする赤……
グレイトーンもさらにヨークシャーらしい色合い!
  


  • 数々のよりすぐり靴下




最高級ウール、ブルーフェイスドシープ
BBC看板アナウンサーによるモヘアソックス、
湖水地方マリーさんの手紡ぎ羊毛と
紹介しきれないソックス群!
あたたかいですよ。


  • ハギレセット、あれこれ毛糸玉、プリント生地
写真はこれだけしか紹介できず。
すみません、会場でとくとご覧下さい。
端切れセットはみんなで夜なべしてこしらえました。
手作り派のリクエストに応えて!
お買い得プライス!


  • スージー・ハーパーのお洋服
  




ご自宅まで伺い、何とか作っていただきました、昨年完売の黄色い小鳥のドレスなど、よろず屋で愛されるアイテムをお持ちします。

ちなみにスージー・ハーパー、デザイナーのミッシェルさん、本邦初公開! で私の新刊フォトとエッセイの表紙になりました。
ロンドンならではの小さくて素敵なお宅は
マーガレット・ハウエルの家以来のカンドーです。
これってセンスなのか、生き方なのか、なぜこれほど洗練されているのか?
ゲラを読み返す度、彼女のインテリアにひかれます。



トークショーの準備もやっと終わりました。
今年のテーマは
「イギリス人の シンプルでぜいたくな老い方とおしゃれ」です。
前面のスクリーンには私が撮り下ろした写真などご覧いただきます。
9階フロアです。


ヤスミン、初来日です!
皆さんに 編み物 教えたいそうですが
英国フェアの来場者数の多さを聞いて諦めました!

大阪・阪急うめだ本店での「英国フェア2016」トークショー
たくさんの方にお集まりいただき、ありがとうございました。
はりきり過ぎて喉が枯れてしまい、変な声で申し訳ありませんでした。
また、皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。
この英国fair、昨年は、ロンドン市長だったボリス・ジョンソン(現 外務・英連邦大臣)が
BBCのカメラクルーと共にやってきたけど、
今年はどんなサプライズがあるのか──。ドキドキ。


最新号のMPも見本が上がりまして、
ああ半年でも、1年でもいいから
イギリスに住んでみたいと願う方々に
あの手この手の情報をお届けできるなかと、そんな一冊です。

このところ、全国からたくさんのお手紙やメールをいただいてます。(なぜだ?)
MPがあって良かった!
イギリスに行けないけれど、この雑誌を隅から隅まで読んで毎日頑張ってます──と。

ありがたいです。
私の本もおかげさまで、
たくさんの方に読んでいただいてます。




お礼を兼ねて、吉祥寺のよろず屋で10月末の展示会
12月頭、クリスマスマーケットを開催します。詳しくはのちほど。

ささきひとみさん、コッツウォルズの販売用カップ&ソーサー(もちろんアンティーク)を持って、よろず屋においで下さいます。
お申し込みはこちらから

力の限り頑張りますので
まずは、大阪でお目にかかりましょうね。


     

     

毎年、この時期になると、本の〆切りやら、イベント事が立て続き、寝食忘れてという状態になります。
そこで今回は、短めインフォメーションでいきます。


以前、単行本で発売された「突撃! ロンドンに家を買う」が文庫になって発売です。ゲラで何度か目を通したのですが、あの時の興奮や、人生が開けていくようなハラハラドキドキの日々を思い出しました。

解説、とても読み応えがあり。ロンドンで不動産を探す方の参考になる不動産会社社長、菊地氏の現地情報満載です!
これを読むだけでも手に取る価値あり、かも。


今日の朝日新聞にも近い将来、社会保障がもたなくなり、崩壊かもと、感じさせる記事が出ていましたね。10年後だそうです。あっという間です。
破綻、下流、老後の枕詞はネガティブ。
一方、イギリスの高齢者が元気なのは、こういった問題を払拭する何かがあるのでは……。
そう思ったのが5年前で、私が50代になってからです。
コツコツと取材を続け、やっと一冊の本になりました。
写真もけっこう載っています。
貯金が無いに等しいイギリスの中高年が、一体どういった生き方をしているのか。取材してみてびっくり。
ああ、こんな生き方があるんだ! 不安より、したいことをするぞ、と思ってくだされば……。
こちらで関連記事が配信されています>>>



そして10月には小さな家にまつわるフォトエッセイを出版予定。
今、最終チェックを行っているところです。
これも写真がいっぱいです。
表紙は「スージー・ハーパー」のデザイナー、ミッシェルさん。
お楽しみに!


イギリスの風変わりな小さな家も。
来月の今頃は、MPスタッフと共に恒例の大阪行きのはず。
阪急うめだの英国フェアに今年も参加させていただきます。

今年もまた、MPでもご紹介しましたカラフルな靴下、ニット、お洋服と盛りだくさん。待望の毛糸玉もコロコロ……。
そして、今回、MP連載中のスカイ島のニッター、ヤスミンさんが来日されます。
彼女のニットはすごいですよ。
羊を飼って、紡いで、編んで、見たこともない風合いをお楽しみに。
詳しくはこちらから。
また、私のトークショーも開催されます。
入場料無料。
ぜひ、いらして下さいね。
コートドレス。今年は生地感のあるものがたくさん出ます。
ハムステッドワンピースも。詳しくはエブリマンのブログをご覧下さい。
さて、8月末から9月にかけてのよろず屋に、たくさんの方が来てくださり、本当にうれしかったです。

「テレビ見たわよー」何人の方に声をかけていただいたことか。
「お知らせ、来なかったわよー」すみません、年に2回くらいしかお手紙出せないのです。

できましたら、フェイスブックをご覧下さい。
よろしければ、「いいね」も!フェイスブック
少しずつ秋が近づいてきます。

今週の土曜日は、新潟にお邪魔します。
イギリスのシンプルライフについてのお話をします。
住宅にまつわる大きなイベントで、私の前は平野レミさんがお話をされるそうで、家についてどうするか思案中の方は、ぜひお出かけ下さいませ。

どうか皆様もお元気で。
この秋は新潟、大阪、吉祥寺でお会いしましょうね。



おいしそうなコッツウォルズのティールーム、
みんなで走り回って作りました。
9月10日(土)発売です!

☆新潟で シンプルライフについてのお話をします。
 日報 住まいのリフォームフェア
 
主催:新潟日報社
  9月10日(土) 14:15〜
 燕三条地場産センター メッセピア

     

     
毎日暑い日が続きますが、皆様お元気ですか?
夏バテなどで体調を崩されていませんか?


エッセイなどでも書きましたが、今年の夏はできる限り(といってもまだ3回!)仕事を兼ねて葉山の海に出かけ、魚と一緒に、泳ぐことを習慣にしようとしています。

気軽な気持ちで始めたのですが、先日の健康診断で「あっ」とホームドクターが驚く効果がありました。

「何か始めたのですか?」とピカピカの健康体に戻った私にジム派のドクターは、尋ねたのですが、Tシャツと短パンで海に飛び込んでいるなど言えずじまい。

でも、一緒に出かけた友人らも、体調の悪い感じがとれた!体が軽くなった、と大喜び。

詳しくは8月10日発売のミスター・パートナー『コッツウォルズ3日間大人ホームステイ—スペシャル』をご覧下さいませ。


Amazonからのご購入





現在、9月・10月発売予定の本3冊追い込み中です!

上記2冊はすでにAmazonでご予約受付中です。

書き下ろし『なぜイギリス人は貯金500万円で幸せに暮らせるのか? イギリス式 中流老後のつくり方』は、イギリスの人々の貯金500万円以下という、私たちからすればサバイバルな老後、その手前のリタイヤメントライフをお金、住まい、自立などいろいろなテーマからご紹介します。


私自身、四捨五入すれば60…身辺整理を含め、もっと自由に、将来に向けて煩うことなく生きてゆきたいと思うこの頃です。




この10月、大阪の阪急うめだ本店で開催される英国フェアの準備も大詰め。
そして、もしかしたら大阪、そして吉祥寺のよろず屋にスペシャルゲストがやって来るかも……。

決まり次第、また、このコーナーでお知らせしますね。
その前に、『秋のオールドリバティスカート展』を開催します。
是非お越し下さいませ。

BS朝日の番組収録で久々、幻冬舎の石原正康さんにお目にかかりました。
最初の出会いは20代。ちょうど担当されていた山田詠美さんが直木賞を受賞された頃。立ち上げたばかりのMP編集部(老朽ビル!)を訪ねて下さいました。
人気女流作家や女優さんに絶大な人気のスーパー編集者は時を経ても変わらないのでした。番組では聞き手の石原さんも見所です。

暑さにバテぬよう、疲れがたまったら海水浴も乙なものですよ。
                See You Soon!
     


     

書きたいことはたくさんたまっているのに、時間が追いつかず、なかなか更新できず、すみません!

この夏は本の〆切りが数冊重なって、おまけに吉祥寺のよろず屋「The Village Store」も連日オープンして……と手帳を広げるたび「時間がない……」「どうしよう」
と一人ごちてしまいます。

とはいえ、以前からやりたかった町の一粒になって、小さなお店を開くという試みは本当に楽しみてす。

常連さん、読者サマ、通りすがりの方……
お店に入ってこられて英国のお話をされる方、
外国からの観光客の方々にはスタッフが英語で対応。

 


隅っこで見ているだけで、お店めぐり大好きな私はもう学ぶことばかり!
本当に皆様ありがとうございます。

今回は7月14日(木)〜7月18日(月・祝)まで
『過ぎゆく夏を追いかけて』
リネン・シルク・コットンのワンピース展

12:00〜19:00(最終日 18:00まで)
と5日間開催します。


ミスターパートナー現在発売の 8月号大変たくさんの注文を頂いております
ブロンテ博物館の 裏側がリアルに取材されております!
7月9日発売本誌335号
大雨で被害が拡大する熊本のチャリティも引き続きすすめて参ります。
熊本の「ホームホスピス われもこう」さんを支援するチャリティ協賛商品。
お買い得品を手に入れて、震災、水害に見舞われても高齢者を支えていらっしゃる職員さんたち。
施設の修復に役立ててもらうためにも、この夏はがんばります。

撮影のために訪れた葉山……。

海を見ると本来の泳ぎたい!もぐって魚を見たい病がわき起こってします。
特に御用邸の裏側に広がる海岸……素晴らしいです。
警備中の警察の方々も「こんにちは!」とフレンドリーでびっくり。

近場の海でも、十分リフレッシュできて、シアワセです。


牧師の星野正興さんご夫妻を訪ね教会の裏手に広がる 生き生きと野菜が育つ畑を見せてもらいました。

ミスターパートナーで好評 、星野正興さんの連載ラストスパートに入っています!

右は塩谷さんのシャツを 着せてもらっている部長、鎌倉にて


そして、もうすぐBS朝日の「ザ・インタビュー」という番組の収録で久々、幻冬舎の石原さんとお会いします。
山田詠美さん、吉元ばななさんなど作家さんたちに絶大の信頼がある石原さん。
ずい分お世話になりましたが……
詳しくはまたこのコーナーで!
参議院議員選挙を見ていて、ため息ばかりついていたものの、自分にできることをやるのみ。

皆様もお元気で、吉祥寺にも遊びにおいで下さい。
お問い合わせの多いモデルのRさんは、(木)(金)お店におります。
 

     

英国の旅というのは不思議なもので、
出かける前、多少億劫になったり、不安になったりするものの、
いざヒースロー空港に到着してみれば
早く、乗り継いで、早く生のイギリスを見たい! と盛り上がってしまいます。

40代まではずっと飛行機嫌いだったのに、今では呪縛が解けたかのように、移動時間まで丸ごと楽しみになりました。

さて、ツアーのリポートは編集部Sより……
https://www.facebook.com/mrpartner


行けば何かがきっとある。
予想もしなかった新しい発見が待っている。

15年間、このツアーに同行して、この思いが裏切られたことはありませんでした。
これもひとえに、皆様の「何でも見てやろう!」というパワーと知識欲のたまものと、多大なエネルギーを下さったことに深く御礼申し上げます。


そして、今回もツアー主催コッツウォルズ・ウインドアカデミーの吉元様、ジェフリー様、みどり先生、Mr.スティーブン、ヨークシャー・ケトルウェル村の方々、コッツウォルズの皆様……と、多くの方々のご協力をいただきました。


生活者の視点からイギリスを見る!
井形慶子+ミスター・パートナーの本や記事の世界をたどる旅、早くも次回のお問い合わせをいただいてます! まことに感謝です。

残念ながら2017年度は、まだ未定です。(毎年この調子です)


私よりずっと年を重ねた皆様の健脚ぶりにただ、ただ、感嘆しつつ……
今はスタミナとエネルギーを充電中です。


とにかく、15周年節目ツアーでは、よく食べました。ホームメイドのケーキ、アフタヌーンティー、アップルポーク、とろとろスクランブルエッグ……

最初にアイオナ島でいただいたオーガニック農園のサラダも抜群に美味しかった。





参加者の皆さんと歩いたハムステッドでは、なんと、老舗パブホーリーブッシュの1階、2階を見学!
その美しい建築に目を見張りました。


また、10月に行われる大阪・阪急うめだ本店の英国フェアに向けてMPスタッフは「クイニー&テッド」の工房で打ち合わせ。
素敵なショールがお届けできそうです。



クリスマス休暇、アイオナ島のアビーでゆっくりキャロルを聴きたい。
小さな島に息づくいにしえの生活習慣に触れたい!
今、真面目にそう思ってます。

ツアー中、訪れたブロンテカントリー、ハワースではシャーロット・ブロンテ生誕200年のインタヴューを行いました。(凄かった!)

7月10日発売8月号に登場します。
ブロンテファンの方々、必読です。

  



また、7月〜8月にかけて
「過ぎゆく夏を追いかけて展」
吉祥寺のよろず屋The Villege Storeで開催予定です。
※決まり次第発表します。

お待たせしました!
吉祥寺よろず屋「The village store」6月・7月の開店日のお知らせです。

イベント情報ブログをご覧下さいませ。

今回もまた、大雨で大変な被害が出ております熊本の方々のお役に立てるようスタッフ一同張り切っております。
6月の店長はカンノ君、7月は部長です。
初のワークショップにもふるってご参加下さい。

10月まで続く残暑……。英国デザイナーのプリントスカート、リネン、シルクのお洋服を展示する予定です。
どうか、気長に、忘れずに、お待ち下さいませ。

それでは皆様、またお会いできる日まで!



     

今年に入り、書き下ろしが続いたせいで、ロンドンの我が家も資料が増えました。
限られたスペースを美しく使おうと、ハムステッドの路上マーケットで思い切ってアンティークキャビネットを購入!

価格は約5千円のビクトリア時代の栗の木を使った頑丈なもの。
上部の棚を分解して、スタッフの寝室に設置してみました。
キャビネットは上下ばらばらにしても用途が広がります。



狭い住居の場合、家具を買うことは、スペースとのせめぎ合い。

本当にいいのかなという迷いが尾を引くと思いました。

家具を置くと物も増えるし…そんな思いを払拭しようと、ビーズワックスで丹念に磨き上げ。

ツヤが出てくるとうれしくなって、春色のカーテンも試してみたくなりました。


部屋づくりは一進一退です。





   

ところで、尽きないインテリアへの興味は、吉祥寺の「the village store」の工事でも発揮。
黙って見ていれば良いものを、つい、工事に参加したくなるのが私の性分でしょうか。
12月から1月にかけ、幾度となく現場を訪れ、床にワックス掛けをしたり、
作り付けのコートハンガーの寸法をあたったり……。

手仕事と試行錯誤の末完成した「The Village Store」で1月、2月と「小さな英国展」番外編のクラフトフェアを無事終了することができ、
改めて皆様にお礼申し上げます。





3月26日(土)〜29日(火)まで、わずか4日間ですが、
少し時の経ったリバティの生地で縫い上げたスカートをご披露します。
題して『オールドリバティ 春のスカート展』

詳しくは こちら→

また、私も大好きなノッティンガムレースのリーズナブルなショールやレースドイリーを展示販売いたします。

壁に掛けた り、器を美しく演出したり…今では織り手がいなくなった産業革命の織機で作られたノッティンガムレース。

古い織機で丁寧に作られたイギリスならではの手仕事を見にいらして下さい。
    
いつか先々イギリスで出会ったおいしい料理などもお出し出来たら……とは、店長である部長の夢。
まだまだ、やりたいことは続きます。どうぞ楽しみにしていて下さいね。
   
今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術




近々、私にとって初めてのお金にまつわる本が出ます。
『今すぐ会社をやめても困らない
  お金の管理術』
(集英社刊)
好評発売中です。

amazonが品切れしております。
順次追加しておりますので、お近くの書店さんでお買い求めください 。







講演会や英国展でお目にかかる読者の方々は、夢を抱き、未来に向かう心躍る計画をお持ちです。
一生好きなことをして暮らすための土壌を持つにはどうしたらいいか———40代から試行錯誤した足取りも書きました。
50代の転換、そして60代〜に向けて先立つものをどうすればいいのか——。
これまで書かなかった、書けなかったたくさんのことが詰まった体験談に基づいたなお金まわりの一冊です!

担当編集者の新刊解説!
「ありそうでなかったお金をテーマにした生き方を説く書」と、集英社文芸ビジネス書編集長の山本智恵子さんによる、この本についてのコメントをご紹介します。


『今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術』
(集英社)は、井形慶子さんが初めて「ビジネス書」というカテゴリーで真っ正面から「お金」について綴った本です。独特の視点とふんだんに盛り込まれた実体験エピソードで、著者ならではの、かつてないお金の本に仕上がりました。

いま仕上がったものを改めて読んでみますと、「お金」のことを金融関係の方などに綿密に取材された上で書かれている。こちらが予想していた以上のものを出していただいたということに感激しています。

というのも、(お金のことについて)ご専門ではないので、当初はエッセンスだけをいただいて、あとは専門家の監修をつけたうえでこちらでまとめようと考えていたところもあったのです。ところが本当にご自分でしっかりと勉強されて、現代の金融の流れだとかも踏まえた上で、的確なアドバイスが盛り込まれていて。良い意味で期待を裏切ってくださった。

家計を会社の経営になぞらえて語るという部分が頻繁に出てきますが、まさに経営者であり編集者であり作家である……そういう井形さんだから書けたのでしょう。

完成前に、上司を含む内部の編集者何名かで読んで最終チェックを行なうのですが、井形さんと同世代の人たち、特に女性の上司などは非常に感激して、こんなに素敵な方がいるんだと、今までなぜこのようなテーマの本を出されていなかったんだろうと言っていましたね。

新鮮な切り口であることはもちろんですが、経営者としての経験を踏まえて書かれているので、語り口はやさしいのですが文章に確固とした自信が漲っていて迷いがありません。

ビジネス書というのは一種の自己啓発の意味もあって、もともと読者を奮い立たせるような内容のモノが多いのですが、井形さんの場合は身をもって経験されたこと……私はこうだったので(皆さんも)こうしては?とエピソードを交えながら書かれていて、口先だけの理論では表現できない、より納得しやすい物になっています。そういう意味では珍しいビジネス書です。

どうぞお金を軸にした第二の人生への出発、総仕上げの新刊、お手に取ってくださいね。



実はこの本、山本さんのアイデアで、広い帯をはがすとビジュアルが!
裏も帯をはがすとよろず屋が現れるという仕掛けになっています。
1冊で幾通りも楽しめるご本を表現して下さったデザイナーさんにも感謝です!




ところで、日本ファッション界の頂点に立つファッションディレクター、赤峰幸生氏ご自宅に先だってお招きをうけました。
赤峰氏の朝日新聞の連載を読まれた方もたくさんいらっしゃることでしょう。

みかんがたわわに実り、イギリスのカントリーサイドのように、野鳥や小動物がひょっこり現れる郊外でのひととき。
たくさんの貴重な英国製コートやスーツなどのデッドストックを見せていただき、お腹いっぱい、とても楽しいひとときを過ごしました。

赤峰さんはとても行動的な方で、こういう年の重ね方はとても素晴らしいなぁと、いろんな意味で感動しました。
この模様はまたMPでもご紹介しますね。


毎日が矢のように過ぎていきます。

ちまたではインフルエンザが大流行、わたしも年始にひどい風邪を引いてしまいましたが、今年は長引くようです。
皆様どうぞ手洗いうがい、そしてきんかんを沢山食べて下さいませ。

またお目に、かかりましょうね。

井形慶子ともに行く「スコットランド・ケルトのアイオナ島と湖水地方 そして美しい村々のコッツウォルズを訪ねる旅」の早割りは、2月末の〆切りと言うことで、主催されるCWAさんの方には連日ものすごいお問い合わせいただいているようです。
お申し込み終了しました
     



     
日本中に大寒波の被害が出ています。
皆さまお元気ですか?
すっかり御無沙汰しておりました。
冬の小さな英国展で多くの方々に再びお会いできて、井形及び編集部一同心より御礼申し上げます。

ご用意させて頂きました福袋は1時間で完売(日本キリスト教会山谷教会マリア食堂への寄付。ご協力感謝です)
2016年1月は、ソフィさんのボタンジャケット、コートドレスなど定番服が色・デザインなど変化に富んだため、次々と旅立って行きました。

グラシットンのガラスオブジェやショートブレッドなどHAND MADEの人気もすごかった……。

ご好評いただきましたフィンランドのコットンタイツ、イラ草シリーズも、次回入荷いたします。


次回の展示会に間に合わせるべくスタッフ一丸となって動いています。

2月13日(土)〜16日(火)
The Village Storeにて
アニー・グルーの世界

詳しくは、ブログよろず屋EverymanEveryman、またfacebookにて順次お知らせして参ります。
また、guest bookに記帳頂きましたお客様には、改めて編集部よりご案内が届く予定です。
どうぞお楽しみに!

イギリス人が知っている 心を豊かにするたった一つの方法そうこうしている間にも、コツコツ本を書いておりました。新刊が出ました!
『イギリス人が知っている 心を豊かにするたった一つの方法』 KADOKAWA

皆さまはマインドフルネスという言葉をご存じですか?
これは、今というところに身を置くことを学ぶ心のエクササイズです。
締め切りやあらゆる行事で心の平安を失いかけていた私が、イライラ不機嫌やおろおろ不安を捨て、心の整理へと向かうことができました。
暮らし方、そのエッセンスや体験を綴ったエッセイです。

目次もちらりと。
とてもきれいな装丁で、英国の秘密の園を思わせるカバーイラストが、心を和ませてくれます。
どうぞ本屋さんで手にとってみて下さいね。

今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術
2月末には、集英社より、ちょっとびっくりなタイトルの本も出ます。MPスタッフにはあまり読んでほしくない(!?)

『今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術』(集英社)です!!
昨年の10〜12月までは、ばりばり書きました。
これまでにないお金!のことについて。
いつもと違う、人生の哲学書のようになっていると思います。どきどきです。
読み返して、娘に読ませたい!と思いました。
私にとって中身の濃い2016年になりそうと思っていたら、めずらしく寝込んでしまい、自家製ハチミツ生姜湯と、ラベンダー精油のディフューザーで書斎はずごいことになっています。
寝込んだことなどなかったのですが……。色々とご心配おかけしてすみません。
長崎の母にタンカンを頼もうとしたら「雪で岳づめ」でした。
どうか皆さまもお風邪などひかれませぬよう!


facebookに記しました、ベッドカバーにすると熱が逃げず、電気毛布のように暖かなウールルームの羊の毛布はこちらです。

こんな薄いのに……すごい。
体調崩して、再認識しました。
悪寒がしたときも、重たいお布団にうずまらずに済んだのです。
ご質問下さった方々へのお答えになれば幸いです。

商品のお問い合わせはこちらへ。

それでは皆さま、またお目にかかりましょう!

     



     

すっかりご挨拶が遅れてしまいました。
今年もMP編集部&井形慶子をどうぞごひいきに。

テロが危ぶまれる中、年末はオークニー諸島カークウォールへ行き、
おいしいフィッシュ&チップスを食べ、
アニーとつながる何人かの方々を取材しました。

寒いと思いきや、島はすっかり暖かく、気持ちが緩んだのか
何と飛行機に乗り遅れ、本土に帰れなくなりました!
いつか、皆様とツアーで行けたらいいですね。



イギリスはとにかく北に行くほど面白い。
スコットランドに続き、北ヨークシャーの小さな街を転々と立ち寄りながら、
2日でロンドンに戻るという強行軍でした。

洪水被害に遭われた方々には帰国してひとり一人に電話を入れましたが、農場のマリーさんも、ボタンジャケットのソフィさんも、その他皆さん、ご無事との事でした。
(走り回り、このニュースを知ったのは日本に戻ってからでした!)


出発前はずいぶん心配していたものの、ロンドンはとても暖かく、おだやかな雰囲気。
空気がトロリとぬるいと言うのでしょうか、セーターやオーバーコートなど、とんでもないという感じでした。

骨休めにハムステッドをゆっくり散策し、ローカルレストランでクリスマスランチをいただきました。

電車に乗らず、徒歩で何でも用が済む、しかも目に映るものが全て感動的に美しい。
これ以上の贅沢はないと、散歩をしつつ思ったことでした。

1月下旬に発売となる私の新刊エッセイには、多忙でささくれ立っていた心を休めるいろいろな体験談がを綴っています。
表紙がとてもきれいなのです。
まるで春のハムステッドのように。
     
MP2月号

そうこうするうち、もうすぐ英国展が始まります。
今年は吉祥寺元年。
土日には特設会場をご用意する予定です。
更新もままならぬほど準備に追われておりますが、
皆様の読者カードを拝読するたび、
今年も私達が走り回って、目を大皿のように広げ、
発見した英国を伝えたいと思います。

最近、フェイスブックの方がデイリーのニュースが流れるようです。
ぜひ皆様、こちらをご覧下さいませ。
(特に英国展期間中はこちらよろず屋のブログを見て下さいね)
たぶん、頻繁に更新されると思います。

それでは皆様、またお目にかかりましょうね。

 




     






イギリスが12月3日、シリアへの空漠を開始しました 。
先頃のパリ同時多発テロの影響で、イギリス始めヨーロッパへの年末旅行を懸念されている方も多いのではないでしょうか。

これまで30年以上イギリスに通った経験を持ってしても、今回のテロはあまりに衝撃が大きく、私自身渡英を案じたり……。

けれど、その後も勃発する世界各地での事件を見るにつけ、テロはいつでも、どこにでも潜んでいると思ってしまうのです。

一刻も早く この問題が 解決することを 願ってやみません。
  



日本と違う多民族で構成されたヨーロッパの国々ではこの問題に留まらず、多様な文化、言語、生活習慣を持つ人々と向き合わねばなりません。


写真はボタンジャケットでお馴染みのカンブリアソフィさんの工房へ向かう途中のショットです。


たくさんのロマの馬車がカントリーサイドに集結し、のどかな村の人々はとても困惑していました。
搾取、公共マナー、敷地内への居座りなど一発触発の感がありました。

私たちには経験のない様々な出来事とこの先向き合わねばならない、その時日本人はどうするのか日々考えています。



フェイスブックでもアップしましたが、富士吉田で開催されたオールドマンズテーラーさんの展示会に行ってまいりました。


来年の春・夏コレクションはリネン、シルク、ふわふわコットンなど、素材感を楽しむ素晴らしいラインナップでした。

何よりロンドンを愛してやまないデザイナーのしむらご夫妻の思いに触れて、幸せな気持になりました。

お二人の本拠地、
「THE DEARGROUND」
から見る富士山のダイナミックなこと。


日本昔話の世界を彷彿させる富士吉田には、世界でも希少な真綿のようなシルク製品を作り出すはた屋さんもあります。

いずれまた私のブログ、MP誌面でご紹介したいと思います。
貴重な時間を割いて頂いた柏木ファミリー様、ご主人、奥様に、感謝申し上げます。
そのひとときも大変心に残りました。

冬の小さな「英国展 in 吉祥寺」をどうぞお楽しみに。





ところで、夏の終わりから最近までかかり、やっと2冊の本を書き上げることができました。

1つめはイギリスで取材した心豊かに暮らす日々の工夫をまとめたエッセイ。
2つめは生まれて初めてお金にまつわる私の考え方をまとめた本です。

いずれも来年1月から4月にかけて出版予定です。
いろんな思いがあって、一冊ずつ大切に確認を仕上げていきたいと思っております。

どうか皆様楽しみにお待ちくださいね。


一部、フェイスブックでもご案内しておりますが、
「スコットランド・ケルトのアイオナ島と湖水地方 そして美しい村々のコッツウォルズを訪ねる旅 」
の参加者募集が始まりました。

この原稿を書いている現在までに多くの方のお問い合わせがあり、主催旅行会社のよしもとさんが秒速でMP編集部に来られ、皆で温めていた企画を形にしました。

詳しくはこちらの方からご覧下さい。

2月末までにお申し込み頂きますと、早割5%割り引きも適応されます。


何と来年でこのツアー、15周年を迎えます。

今まで参加された方々より、その後の足取りや同窓会の模様などを教えて頂くたび、
地道に続けてこられたことに改めて感謝の思いでいっぱいです。

「タイミングが合わなくて」参加できなかった方も、ぜひご検討下さい。
今回はツアー始まって初めてのスコットランド・インナーヘブリディーズ、マル島&アイオナ島を訪れます。

ケルトの世界に圧倒された30代の頃の思い出が蘇ります。

マル島から連絡船で10分というアイオナ島は言葉を失う美しさです。
その他15周年も記念した特別企画が盛り込まれています。
リピーターの方もいらしてくださいね。

ほとんどの方がお一人参加、英語にも自信がないとおっしゃいますが、
さすがMP読者さんだけあって文化を楽しむ素養抜群!
どこにもないツアーです。

さて今年の冬はスコットランドの北、オークニー諸島へ向かう予定です。
ニットデザイナー、アニーと素敵な新作を考案中。

こちらもうまくいけば1月にお披露目できそうです。

    
  



寒さは日ごと厳しくなっております。
皆様体調を崩されませんよう、
慌ただしい師走、元気でお過ごしください。

今年もMP一同、本当にお世話になりました。
時々、フェイスブックブログを更新します。
こちらもご覧ください。




     


日本で見られる最大の英国のショー、阪急うめだ本店での英国展。


王室御用達のダイアナ妃が大ファンだったチョコレートの プレスタッドも登場しました。


私たちのプースはvillage shop風に造り上げました。
いかがだったでしょうか?


  

2日目11時からは井形慶子のトークショー、
『大好きなイギリスを仕事にして見えたもの
〜英国情報誌「月刊ミスター・パートナー」28年を振り返って〜』
が祝祭広場で開催されました。

おかげさまで大変盛況でした。
足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
サイン会ではお待たせすることもあり、申し訳ありませんでした。

ブースではクイニー&テッドのリンダさん、カリーさんがスカートにオリジナルのアップリケを付ける実演を行っていました。

期間中、本当にたくさんの方がおいで下さいました。

ミスターパートナー一同大感激!

クイニー&テッドのワンピースも人気でした。心に花が咲き誇る しあわせの服。
オリジナルスカートは最終日にとうとう完売しました。

井形が手放せないギンガム、デニム、ブーケデザインも残りわずかとなったところで、前にもおいで下さった読者様と再会。
パチリ!!



ところで先日発売となった『ミスター・パートナー』11月発売号。
「コッツウォルズの玄関口 チェルトナム
 隠れたB&Bを訪ねて」

もうお読みいただけましたでしょうか。
ご注文は
order@mrpartner.co.jp
TEL03-3352-8107
でも申し受けております。



自然と共に持続可能なコミュニティを形成するフィンドフォーンの記事も出ています。
スピリチュアルやオーガニックに興味があられる方、ぜひ読んでみてくださいね。

また、この記事は親子でフィンドフォーンに行った体験記でもあります。
小さなお子様やお孫さんとイギリス旅行を考えていらっしゃる方にも参考になると思いますよ。

12日、なんとBBCの取材を受けました。
   




そして最終日。

BBCテレビクルーと共に現れたボリス・ジョンソン ロンドン市長がミスター・パートナーを読んでコメント下さいました。
あまりの緊張に動画を撮りそこねたスタッフがくやし泣き。

皆様には雰囲気だけでもわかっていただきたく、ご紹介します。

これからの季節に手離せないブルーフェイスドシープのカントリーソックス、
綺麗なお色のコートドレス(秋らしい渋オレンジ色のショール付き)、
クイニー&ted-eastender花柄ドレス、
モコモコで履きやすいイタリア製の黄色いフェルトウォーキングシューズ
(最終日特別プライス)などなど、最後まで楽しく盛り上がりました。

皆さまはお気に入りの一品、見つかりましたか?

トークショーの後、大混雑して申し訳ありませんでした。
お包み手伝いましょうか、など優しく声を掛けてくださった皆さまに感謝です!!
これからも井形慶子とミスター・パートナーをどうぞよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、
会期中、お手伝い下さったK様、
阪急うめだ本店の皆さま、
椙岡相談役様、
本当にありがとうございました。

今回おいでになれなかった読者の皆さまとも、
お会いできる機会を是非作りたいと思います。
楽しみにお待ち下さいね。
こちらもご好評いただきました





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みなさま、お元気ですか。今年もあと1ヶ月で年に一度のお楽しみ、阪急うめだの英国フェアが開催されます。
くわしくは、9月10日発売の月刊ミスター・パートナー10月号「ウールと手仕事の大人おしゃれ案内」や9月25日発売の「雑貨・服 イギリス買い付け旅日記 英国製にこだわって Still Made in Britain」(筑摩書房)にご紹介しておりますので、併せてご覧下さい。

さて、今回は、今年皆様にご紹介するいくつかの英国製について駆け足でお話しします。
毎年、たくさんの方が駆けつけてくださるこのフェア。準備にてんやわんながらも、学生の頃の文化祭気分で盛り上がってます!

言葉を交わすだけですごいエネルギー(明るさ)をもらえるリンダさんとカリーさんが来日されます!
お二人も待ちに待った再来日決定とあって、ご自慢のポップなアップリケドレスをたくさん披露して下さる予定です。
嬉しいかぶりのフリーサイズ!
イーストエンドの風に吹かれてみませんか。


ソフィーズ・ワイルド・ウーレンズ

MP読者にはすっかりお馴染みになった
ソフィーさんのボタンジャケット&ハット&アームレット&スカーフ。
2015年は私のツアーでも工房を訪ねるなど、一層つながりが深くなったお二人です。
渦巻きボタンが特長の見た事もない英国製ニットに、
毎年新しいデザインをのぞきに来てくれるリピーターさんも。
朗報です! 何と、今年は大人気(完売)アーカイブスが再登場します
。ソフィーさんのカラフルな世界をご堪能下さい。

 

スージー・ハーパー

ロンドン・イズリントンで服を作り続けるミッシェルと私達の出会いは、
それはドラマチックなものでした。
ポプリン、シルク、ノイズィー(やかましい)コットンと、
舞台女優のようなクラシカルなパターンに魅せられて早10年。
ロンドンのオールハンドメイドのお洋服をぜひ、手に取って見て下さいね。
日本画を思わせる黄色いドレスも登場予定!

 

マーリング&エヴァンズ / エブリマン エブリマン

私がもっとも愛するロングセラーとなったコートドレス。
今年はたくさんの色、織り、柄で数量限定のご紹介です。
ひとえ仕立てに、共布のスカーフ(別売り)、背中のドレープがとっても好きと言ってもらえると嬉しい私です。
冬場の取材に、お出かけに、万能でおばあちゃんになっても大切に着続けたいと思っています。

 

アニー・グル― / ジュディス・グル―

スコットランド・オークニー諸島で編まれたベスト&スカーフが今年もやって来ます。
残念ながらウールの高騰により、昨年ほどの数はないものの、
愛して止まないアニー&ジュディスの伝統的紋様と色をぜひ見て下さいね。

 
クローカベック・アンゴラス

湖水地方にひっそりたたずむ羊毛店のように、フェアでもあまり目立たないかもしれません。
それだけに、見つけた方はラッキーかも。
自ら羊を育て、それを作品にするマリーさんが作り上げたラグは、湖水地方テイストいっぱい。


ザ・ウール・ルーム


クリスマスプレゼントに、自分へのご褒美に、指先が凍えそうな冬場、
温泉のようなぬくもりで包み込んでくれるカントリーブランケット。
夜、原稿を書くとき、身体を覆ってくれるとぼけた羊が愛おしく、洗濯機で洗っては清潔に使っています。
肉厚ウールにぜひ触れて下さい。

 


ウエスト・ヨークシャー・スピナーズ

この靴下に出会うまで、ブルーフェイスドシープの存在すら知らなかった私。
英国にこんな肌ざわりが良い羊毛があったなんて。
一度履いたらやみつきになる、とにかくすごい人気です。
今年はチェリーピンクが可愛い新柄も登場します。

 
いかがでしたか。

ここにご紹介しているもの以外にも、私達が英国で出会ったものは、どれも筆舌に尽くしがたい作り手の思いがこもっているものばかり。
準備している女性スタッフも、「売約(お取り置き)いいですか」と、恐る恐る部長にたずねるほど。素朴で不思議な魅力があります。
ご紹介に行き着くまでの編集部と英国の人々の偶然とちょっぴり不思議にみちた物語(実話)は、今では大切な宝物です。

原稿を書き進めながら、いろいろなエピソードを思い出しています。
新刊の「雑貨・服 イギリス買い付け旅日記」については、担当編集者からもコメントをいただいています。
いずれ後ほどご紹介しますね。


英国展にてアイリッシュリネンプレゼント

数多いリネンの中でも、
MPが愛してやまないアイリッシュリネン。

洗うほど、独特のシャリ感が増し、
3代にわたって使える優れものです。

阪急うめだ本店で開催される
英国フェアの会期中
(10月7日[水]〜13日[火])、
会場でミスター・パートナーの本、
雑誌どれでも3冊以上ご購入いただいた方、
先着30名様に、
カットワーク刺繍が美しい
「アイリッシュリネンコースター」をプレゼントします。
初日の朝から、なくなり次第終了になります。
どうぞこの機会に本物の手仕事をお持ち帰りください。




     






話は変わりますが、今年は何だかんだと故郷長崎に戻る機会に恵まれ、先日も地元新聞のインタビューを受けました。撮影は私が育った眼鏡橋の近くで。
そしてお話は鍛冶屋町通りの純喫茶「冨士男」で。掲載情報についてはこちら。

当日は福山雅治さんのライブ開催とあって、全国から若い女性がたくさん長崎を訪れ、どのホテルも満室状態!
おまけに中国からの客船も入港していたため、浜の町は大変なにぎわいでした。

しかも、その日は全国で一斉に安保法案に反対する市民の抗議行動が開催され、私の母も銕(くろがね)橋(通称:てつばし)の上で衆議院議員やたくさんの団体、市民の方たちと集会を行っていました。

それ を遠巻きに見られて、ホッとするやら、頼もしいやら。
お付き合い下さった長崎新聞のTさん、ありがとうございます!
その後、スタッフと大好きな八幡町の中華レストラン(ちょっとはずれた場所)に出向いたら、ここにも若い女性軍団が!

福山雅治さん、本当にすごい。ほとんどのお客様が県外の方とあって、皿うどんにありつくまで、順番待ちでちょっと時間がかかりましたよ。

現在、私は次の本を書いております。そして、ミスター・パートナーは、年末年始にすごい企画を進行中です。皆様の読者カードも楽しみに拝見しています!
これからも応援して下さいね。

そして、今年10月と2016年1月の英国フェア&小さな英国展は要チェック。めったに会うことのできない「クイニー&テッド」。ロンドン・イーストエンドの人情家。イギリスの下町のアーティストの愉快に触れに来て下さいね。
2日目は私のトークショー(無料)もあります!



     




イギリスからもどって以来、秋冬の英国展の準備に追われています。
撮影や検品……終わりのない作業です。
それでもスタッフ一同、英国から届くボックスを開けるごとに感嘆の声を上げてます。
色、デザイン、今年もすごいです!


それにしても……編集部のある都心、新宿の暑いことといったら!
そんな時、ハムステッドの秘密の池を思い出します。


毎年、夏になると、散歩がてらTシャツと短パンのまま飛び込んだこと。
1周泳いだあとの、気持ちよいシャワーや木立をぬける風……。
う〜む。懐かしいです。


散歩やスウィミングを楽しんだら……ファーマーズマーケットに行き、フレスクウォークのガーデンショップなどのぞいて、カフェタイム。

既刊「ハムステッドの路地を歩けば」(ちくま書房)を読んだ方から、ぜひ行ってみたいというメールをいただいてます。

観光シーズンで人がごった返すロンドンに疲れたら、ぜひハムステッドを訪れてみて下さい。
サマーセールもセントラルに比べてゆっくりご覧いただけますよ。

加えて盛夏の東京で仕事をしていて思い返すのが、イギリスの美味しい料理の数々。
ハムステッドのビレッジの中心(住宅街にあります)バーグハウスのランチ!
キャロットスープや具だくさんのサンドウィッチ。
気持ちいいガーデンテーブルでシャンパンをいただきながら味わうランチは、ロンドン滞在の楽しみです。
こちらもおすすめ。
(ロンドン中心部はとにかく人が多く、落ち着いて食事ができない)
MP324号
ハムステッドの路地を歩けば

イギリスのパブでは、ステーキ&ポテトの詰まったパイ料理にグレイビーソースをかけて(絶品!)や、地元の人達が絶賛するフィッシュ&チップス(各地で聞き込みをする)がたまりません。

年を重ねるごとにイギリスの料理が本当に美味しいと思うようになったのは、濃厚な味覚に慣れたせい?
それとも料理って食べ続けることで美味しさが増すのでしょうか。
さて、今秋10月に開催される大阪の英国フェアのため来日決定!のQueenie and Ted──リンダとカリーのオープンハウスイベントの様子です。
自宅の庭には個性的な2人の服がヒラヒラ。


お馴染み、キャスワードの手描きロマバッグ(愛用者増加中!)も再びお目見えするかも。
 

Everyman Everymanのコートドレス!
(生地はウエストヨークシャーの老舗織物工場のもの使用)


そういった英国製の珍しい工房ものを探してイギリス中を走り回った実録エッセイが9月24日筑摩書房より刊行となります。
「雑貨・服 イギリス買い付け旅日記
  Still Made in Britain
  英国製にこだわって」
(筑摩書房)
イギリス買い付け旅日記

協力:
 阪急百貨店 促進部 部長 店内催事担当 桑原渉
ライター:ふじくら あかね

本の刊行に先駆けて、本書にも登場する阪急うめだ英国フェア責任者の桑原渉氏に突撃インタヴュー。
そのQ&Aを一挙公開します!

Q1 バイヤーの仕事は普通の人でもできるんでしょうか?

A1 まず、我々の仕事は特殊、基本的に販売チームでやっていることです。自分達で、バイヤーをやることによって、より企画の中身がブラッシュアップされるというか、レベルが上がってくるのかなあと思います。自分が物を集める集めないによって、全体的なテーマや、企画内容が成立するかしないかが決まります。やはり人にまかせるよりも自分で足を運んでフライング的なこともやった方が、よりいい見せ場ができると思っています。


Q2 井形が探し出したもの、専門家の目から見ていかがですか?

A2 井形さんは新しい商品というか、なかなか世間で日の目を見ないような商品というのを発掘される力があり、本当に頭が下がる。商品を見る目は確かだと思います。ただ井形さんの見つけるものは、いわゆる希少価値が高いというか、いいものが多い。商品にこだわってはるんで本当にオールハンドメイドですね。大量生産できない商品が多いので、英国フェアみたいに単発で、期間が短くて、売り切り後免で許されるような催しだったら、いけるわけです。井形さんのセレクトの良さはそこにあると思いますよ。


Q3 彼女の接客とかデモンストレーションについては?

A3 それはもう井形さんがですね、あれだけ猪突猛進に働く姿というのは、本当にすごいし、申し訳ないなと思います(笑)。


Q4 今回、それが一冊の本になりましたが……。

A4 見ててたぶん井形さん自身が、僕らのような仕事が好きなんだろうなと思いますよ。やはり自分が英国でセレクトした商品、自分で見つけてきてこれいいなと思った商品を、自分の視点で紹介したいというのは、誰しもが思うことだと思うんですよね。自分がせっかく発掘した商品を第三者に委託するというよりも、その商品を見つけていいなと思った人間の思い、こだわりといいますか。それは、お客さんにダイレクトに伝えた方がご本人も嬉しいと思うし、伝わる感激もあります。そういうことを実践して、第一線でいつも英国行脚されている井形さんなので、根っから紹介する楽しさ、魅力というのを実感されてるんじゃないかなと、すごく感じます。


Q5 ものを発掘するお仕事をされたい方は、今けっこういらっしゃいますか?

A5 多いと思いますね。百貨店の内部では多いですよね。バイヤーは我々販売促進部(販促)の人気職種の一つですね。よく新入社員に将来どんな職種につきたいかと聞けば、たいがいバイヤーか販売促進と言う。今の若い子の憧れのポジションだと言われています。


Q6 そのような道を目指す方にもぜひ読んでもらいたいですか?

A6 ぜひ、読んでほしいですね!! 広い意味で、井形さんのエネルギーに触れて欲しいです。


2005年〜2015年までの10年間の出来事、英国製を探すに至ったきっかけからドタバタの顛末まで、120%の臨場感が盛り込まれたカラー写真と共にぜひ読んで下さいませ。

秋、冬の英国展がぐっと楽しくなりますよ!
そして、新しい仕事観にもつながると思います。

9月24日発売の

「雑貨・服 イギリス買い付け旅日記
  Still Made in Britain
  英国製にこだわって」
(筑摩書房)

お楽しみに!

話は変わって、先日長崎に帰省した折、また、すごい場所を見つけました。「立山防空壕」です。
「立山防空壕」は、太平洋戦争中、県の防空施策の中心的役割を担うところで、空襲警報が発令されると、県知事ら要因が集まり、警備や救援、各種応急対応の指揮、連絡手配に当たっていた場所といわれています。
長々と続く防空壕には、警察部長室、防空監視隊本部などが配置されていたとか。

ここに詰めていた人達はピカ、ドンを体感した。外の惨状を把握するのに時間差があった――。

原爆投下時、この場所から想像を絶する原爆被害情報を国の防空総本部長官などへ送り、また、それと同時に救援救護の手配を指令し、県外にも応援を求めたそうです。

そのような「立山防空壕」ですが、被爆の実相や平和の大切さを感じてもらおうと、平成17年11月から見学できるように整備されたのです。

ここを訪ねた私は、アウシュビッツを思い出しました。飲み込まれそうな、黒々とした通路……。

MP8月10日号では、「世界遺産登録の陰で・観光地図に載らない長崎・軍艦島の資料館」というインタビューを行っております。
戦後70年という節目にぜひご一読下さい。



夏に長崎を訪れると「昭和」とか「戦争」をより濃く感じる。


坂道の途中で休憩し、今朝食べた朝食がことさら、大切に思えました。




ロンドン、東京、長崎……
そこに行かなければ感じることのできない世界があります。

皆様、暑さ厳しき折、くれぐれもお体を大切にお過ごし下さいね。

なお、たくさんのお問い合わせをいただきました、「ダイアナ妃が歩いたロンドン」の放送日が延期になりました。
8月14日放送予定です。詳しくはこちら>>>



イギリスの旅からもどってきました。
皆さま、お変わりありませんか?

今回は連日お天気にも恵まれ、素晴らしい旅を事故もなく終えることができました。

リピーターさんもいらしたツアー。しょっぱなからサプライズ続きの旅、マッシャムでは世界一の賞を取ったB&Bのオーナー、スーさん(MP7月10日号で彼女のB&Bが登場します!)(購読のご予約はこちら)にばったり遭遇。
彼女が毎朝歩くという川沿いのフットパスに皆さんを案内してくれました。

また、北ヨークシャー、モルトンでは、市長に歓待のコーヒーをごちそうになり、かつ、元BBCブレックファーストのキャスター、セリーナさんも駆けつけてくれました。


そんなツアーを支えてくれたコッツウォルズ在住ドライバーのスティーブも、ヒースローからロンドンまでずっとにこやかに付き合ってくれました。

時々息抜きしたくなるのか、湖水地方の町でフィッシュ&チップスを立ち食いしている姿をパチリ。私達のツアーでもすっかりお馴染みなのです。

ハイカロリーでもやめられない英国料理も行く先々で堪能。
マッシャムの地ビール工場併設の「ブラックシープ」ではチキンとパブローバをみなさんでいただきました。

とにかく量が多くて、地ビールも美味しくて、カロリーオーバーにならないよう、スタッフ一同ハラハラしました。
上の写真、マッシャムです。ここでは朝市も開催され、イングリッシュストロベリー(丸かじりで1パックをぺろり)を買い求め、旬の味覚にうっとり。
それにしても、イチゴはイギリス産が美味しいです。EUのものよりも……

さて、湖水地方では、皆様がクルーズ&ヒルトップに出かけていらっしゃる間、部長と二人、地元のチャイニーズレストラン&カフェに出向き、ピクニックの準備を。

ボウネスの公園にてみんなで食べたランチは、エビチャーハン、ライスフライドヌードル、コーンスープ、特製サラダ、エビチリ……そよぐ風が気持ち良く、隣でバーベキューを楽しむ若者にタンドリーチキンのお裾分けをいただきました。

ツアー始まって13年目にしてやっとかなえたピクニックは、ずっと忘れない思い出になることでしょう。

コッツウォルズでは、私やスタッフもホームステイに挑戦!
ホームステイは4回目(でした!)という私。

B&Bとホー ムステイの違いは、いっときでもその家の「子ども」のような存在になる、それを実感できるという点ではないでしょうか。

「ゲスト」と「家族の一員」の差。

現在発売中のミスター・パートナーは、まさに『やっと叶えたイギリス生活”私の場合”』
イギリスあちこちのホームステイ体験談が出てきます!

B&Bに宿泊された方もパノラマビューのお散歩や、オーナーの家庭料理を堪能されたことと思います。本当に時間がビュンビュン過ぎて行き、頭の中は普段と全く違う回路になりました。
(このあたりから食欲が一層増したような気がします)

チェルトナム在住、以前私の本にも登場したお料理の達人バルさん(
『イギリス式 買わない暮らし』(宝島社))が作ってくれたサンドウィッチやケーキの美味しいこと!

 
MP編集部より割り込みプレゼント情報
左上のMP322号(今、発売中)でウェールズのショートブレッドなどを抽選でプレゼントいたします!!
ウェリッシュケーキがダントツ人気です!
MPに付いている読者ハガキをお送り下さいませ!
(7月9日〆切りです)

↓クリックすると大きな画像で見ていただけます↓

読者プレゼント
この後、大変な取材が控えていたため、もしや、皆様の分まで大好物の玉子&ピクルスのサンドウィッチを食べてしまったのでは……と、気になっておりました。

お料理の写真はまたいつかご披露しますね。
びっくりするほど美味しそうなんです。

湖水地方クロッカーベック農場のマリーさんにもお目にかかりました。

羊と共に暮らす彼女について取材を重ねてきました。
羊の笑顔、見られましたか?

マリーさんについてのフォトエッセイにお問い合わせいただきました。
ご紹介します。



ロンドン・ハムステッドでも町巡りの後、私の著作『ハムステッドの路地を歩けば』(筑摩書房)に登場するイタリアンレストランで最後のランチをいただきました。


野菜がたっぷりの特製スパゲッティーです。同じものをこんなにたくさん注文されて、シェフはパニックになっていた模様。




この店の2代目、オーナーの息子ロレンツォは、MPで大人気だった『ロンドン・ハムステッドの闘う編集者』(連載を全て読みたいかたはこちら)にも登場します。バックナンバーを読み返してみて下さい。

私達がハムステッドを拠点にできたのも、この「ホテル」と呼ばれるレストランのおかげだと思っています。


ミスター・パートナーはイギリスでも入手できます!

ロンドンでMPが買える書店さんの一つ、「JP-BOOKS」にやっぱりパートナーがありました!
湖水地方の特集号をパチリ。
バックナンバーが揃っているのもうれしいところ。
イギリスで慌ててMPを読みたくなったら、ピカデリーサーカスの「JP-BOOKS」まで。
ちなみに今年ダントツ人気の「ダウントンアビー特集号」は、は、ロンドンでもよく売れたとか。
英国在住の読者の皆さま、ありがとう!
今回、一番エキサイトしたのは、コッツウォルズのバンプトン。
「ダウントン・アビー」のロケ地を巡るハイライトで、なんと、翌日からの撮影に向けて大勢の大道具さん達が現代の町を「ダウントン・アビー」の世界に変えていたのです!

(たった1日で町をセット化してしまうなんて驚きです)

大道具のチーフにあれこれ尋ねていたら、とあるセットに案内してくれました。料理長パットモアさんの家のセット! それは普通の家ではなく……。

実は最終シリーズの撮影とかで、これを話すとネタバレになります。もう、ファンとしては大興奮。しかも次のウィットニーでは……。
この続きはMPの連載エッセイ(7月10日発売号)でお読み下さい。

イギリスで「ダウントン・アビー」は、毎年9月から1シリーズずつ放映される超人気ドラマだそうで、イギリスで最も評価されたドラマに選ばれたとか。アメリカ人の観光客もいたりして、本当にエキサイトしたことでした。


ところで、ツアーの合間にテレビ番組の撮影がロンドンでありました。
「ヨーロッパいちばん旅行記 ダイアナが歩いたロンドン(仮)」出演情報 です。

メイフェア界隈のダイアナ妃ゆかりの地を番組制作スタッフの方々と歩きました。
前半、イギリスはとても寒く、「オンエアが8月のため薄着をして下さい」とディレクターさん。
寒さもさることながら英語と歩き方がずっと気になっていた私。

ダイアナ元妃と親交のあった方々を前に…。
(スタッフの皆さま、お世話になりました!)

どんな仕上がりになるのか。放送を楽しみにしていて下さい。大変興味深い内容だと思います。


さて、ロンドンに戻ったら、大事な打ち合わせも欠かせません。
この秋に控える大阪・阪急うめだ本店での英国フェアにむけて、クイニー&テッド(来日決定!!)のリンダ&カリーさんやスージーハーパーのミッシェルさんとアイデアを出し合うシーンです。

編集部も新しいオフィスに移転し、(まだ、完璧に引っ越しは終わっていませんが)やる気まんまんのスタッフと毎日のお片付けでぎっくり腰になりながら、慌ただしく過ごしております。

この9月には書き下ろし新刊も登場します! 追い込みです。どうぞ、お楽しみに!

     




     
突然、夏のような陽射し
皆さまお元気ですか
GWの小さな英国展in吉祥寺に、たくさんの方々にお越し頂き、編集部一同、心より御礼申し上げます。
次回は2016年1月13日(水)から18日(火)まで、吉祥寺にて開催します!
詳しい内容は後ほどイベントコーナーで告知させていただきますのでお待ち下さい。
今回お越しになれなかった方は、ブログでごゆるりとご堪能下さい。

チャリティーセールの品をお求めくださった方、本当にありがとうございました。
山谷兄弟の家伝道所さんへ、皆様の真心を届けることができました。
川崎で起きた火災では、簡易宿泊所に生活保護を受けていらっしゃる高齢者の方々が痛ましい姿で発見されました。
そして本日、山谷兄弟の家伝道所の菊地様より、以下のようなお便りが届きました。

(今回の寄付について)
お暑くなって参りましたが、ご支援をありがとうございます。
皆様方のお支えで、お弁当がおじさん達によろこばれていることを感謝しております。
お暑さ厳しくなります折、皆様方ご自愛下さいませ。
日本キリスト教団 山谷兄弟の家伝道所 菊地 譲 ”

わざわざのお便りに感謝すると共に、少しでも活動に寄与できたこと、うれしく感じました。
これもご来場くださいました、皆様の善意のおかげです。
MPでは、これからも、チャリティーを続けていけたらと思います。









さて、現在発売中のミスター・パートナーは、おそらく日本で初特集のダービシャーの町マトロックをご紹介しています。

普段使いのできるアンティーク(特にデンビー!!)を格安で手に入れるならこの町です。

ヴィンテージの宝庫、早くも「行ってみたい!」というお声をいただいています。
“のみの市”感覚で歩く町です。

そして今月8日には、話題になった「あの本」が遂に文庫になりました!

『よみがえれ!老朽家屋』(ちくま文庫)です。

東京オリンピックの開催が決まったせいか、首都圏(とりわけ東京)の住宅価格が上がっています。人気の町に住みたいのに高い!!そして中古老朽住宅しか手が届かない…。
そんな方に読んでいただきたい住宅ドキュメントです。


< 内容は…>
50代となり、将来の自分は好きな服や雑貨を販売しつつ、公園や商店街に近いところに職住近接の住まいを持ちたい。
そんな矢先、「狭小」「老朽」「昭和の建て売り」物件が現れて——。
終の住まい、最後のリフォーム、相続で老朽家屋に頭を痛める方、何か共通項が見つかると思います。

2階の天井を抜き、屋根裏部屋を…
下から見上げた天井
「ちょっとステンドグラス」で明るい気持ち
突然現れた梁は原木でしたコッツウォルズのタイルを組み合わせたキッチン
元は畳一畳のおうちショップ。トイレ付き!!
(将来開店)
和室だったこの部屋のしかけも必見です。
350万円の予算で戸建てリフォーム。
大変の日々でしたが、学ぶことも多かったです。
この続きは、ぜひこちらでお読み下さいね。


よみがえれ!老朽家屋
さて、連休は、ほんの少しだけ長崎に里帰りしました。
長崎空港から一時間の東彼杵郡波佐見町食器は英国展でも好評でした。
皆さまのご飯タイム——美味しくなりましたか?


長崎滞在中、実家の物置より、中学・高校時代に描いた油絵を見つけました!(初l公開!!)
シュールレアリズムにずっぽりはまっていたんですよ。

「画材代が高 い〜〜」と母が嘆く傍らで、ひたすら絵を描いていた青春の日々。
今回も母の美味しい朝ご飯を食べることができて満足です!

父が車で買いに行くフリーレンジの玉子で作ったニラ玉と、オリーブオイルを少し加えたポテトサラダ。
ホームメイド・ごまブレッドです。

玉子の黄身がきれいで、思わずパチリ!

さてさて、あと2週間少々でイギリスへの旅が始まりますね。
恒例の、井形慶子と行く英国ツアーです。
参加者の皆さま、くれぐれも体調など崩されませぬよう。
プリンセス誕生、総選挙と世界の注目を集めるイギリスです。
今回も添乗はCWAのよしもとさん。
彼は下見で『ダウントンアビー』のロケ地、ハイクレア城に入ったんです。(しかも撮影中…)
羨ましい、パワフル、永遠のチャレンジャーです。

そしてクリスマスキャロルゆかりの地、北ヨークシャーのモルトンへも。
古いマーケットタウン…モヘアソックス店にも立ち寄ります。
詳しくはミスター・パートナー2015年1月号でお読み下さい。



ロンドンの自由時間に博物館めぐりはいかがですか?
400年にわたりイギリスの家がどんな風に変わったか『ジェフリー博物館』はおすすめです。
こちらに詳しく載っています。

ハムステッドのBLTサンド、アップルクランブル…イギリスに行ったらおいしいものを味わい、美しいものをたくさん見たいものです。

編集部の様子はフェイスブックにも出ています。
ご覧下さいませ。
そして、よろしければメッセージや「いいね!」をいただければ嬉しいです。
MP編集部一同、お待ちしています。

それではまた、お会いしましょう!




     
3月のイギリスはいい香りがして命がリフレッシュされるようです。
取材はマンチェスター、湖水地方、ヨークシャー、ダービシャーと続いています。
著作、英国展、そしてよろず屋EverymanEverymanでご紹介してきた工場や工房を巡っていますが、MADE IN UKへの大きな見直し、価値観の揺り戻しをひしひしと感じます。
 
 

カンブリア地方デント村では、ソフィさんとアンさんが2015年の新作を着て、部長が撮影。かなりの冷え込みで、鼻を真っ赤にする二人。今年の色はウムム……本当にきれい!!
例えれば、湖水地方の水の色、ロンドンの赤レンガ、グレンにかかる朝靄(あとは想像におまかせです)

その他、冬になくてはならないブルーシールドフェイスの靴下工場の視察、そしてEverymanEverymanのコートドレス―生地を探しにハッダースフィールドのミルまで息も絶え絶え!!

こんな調子で英国中部を車で走り回ってます。
今回はTOMTOM(カーナビ)もいい調子。

珍道中の様子は『イギリス流 輝く年の重ね方』(集英社文庫)にも書いています。

イギリス流 輝く年の重ね方
MP320号
人生が輝くロンドン博物館めぐり 入場料は無料です!

よみがえれ老朽家屋

そして、締め切りまで間もなく半月になる『〜井形慶子と行く〜イギリス・湖水地方 ヨークシャーデイルズの伝説のニッターの村とコッツウォルズの家々を巡る旅』!!

 
ロンドンでは、新刊『人生が輝くロンドン博物館めぐり 入場料は無料です!』(KADOKAWA)を手に、1つか2つはお目当てのミュージアムに行って下さいね。
上記の怖いおじさんは、我が英国ツアーの運転手の一人です。右のような牧歌的な景色を見ながら、私がお話ししたり、ケルティックな曲を聴いたり、写真を撮ったり……
そんな時間に、イギリスのエネルギーがゆっくり心に沈殿してゆく。

この道の向こうの感動を味わいたい方はMP3月10日発売号の私のエッセイを読んで、是非ご参加下さいませ。
最新刊は右の2冊です。
 

地方からロンドン・ハムステッドに戻り、食欲パワー全開です。ヒースストリートのラ・ガフェでお願いするマイスパゲティ。(チリ+ガーリック+オニオン+マッシュルーム+ズッキーニ)
これが美味しいのなんのって……
奇才編集者ムスタファもびっくりのオリジナルです。
MPで連載中の彼のエッセイ『ハムステッドの闘う編集者』も終わりに近づいてます。
「マニス」のBLTサンドウィッチ、「コーヒーカップ」のステーキ+マッシュ+スパゲティなど、かなり影響された私です。彼と、女優エマ・トンプソンとのエピソードも感動的でしたね。

そんなことをつらつら考えながら、総選挙前の静かなロンドンにいます。
4月からは外国人への制度が見直されたりと、よいことばかりはないものの、おかしな所です。
色々な人に会うだけで日本では考えられない強烈な力に満たされるのです。
見慣れた風景の中に、何がひそんでいるのでしょうか。

4月には講演会もあります。
どうぞ皆さまもお元気で。
また、お会いしましょうね!!



     
久々の投稿です。 皆さま、花粉症から体調を崩されていませんか?
人生が輝くロンドン博物館めぐり 入場料は無料です
新刊『人生が輝くロンドン博物館めぐり 入場料は無料です!』(KADOKAWA/メディアファクトリー刊)というロンドンの博物館をまとめたエッセイを出しました。
ずっとあたためてきた企画です。
ぜひ、次回のロンドン旅行にお役立て下さい。


ところで皆さまは博物館のショップ、のぞいたことありますか。

この本にはカフェ&ショップ情報も出てますが、私は、戦争博物館や科学博物館など
「ここだー!」
と思った博物館のショップには長いこと滞在します。

そして100%自力で読めなくても、ウォーターストーンなどチェーン書店では手に入らないような希少本を購入するのです。

ついでに(パソコンでしか観られないけれど)珍しいDVDを買って帰り、じっくりとドキュメンタリーを楽しむことも。

ミュージアムショップはハズレもあるけれど、いろんなものがあって、本当に楽しい。

あと、ほとんどの博物館にあるカフェもいいですよ。美味しいケーキに出会う確率高いです。

この春、夏にロンドンに行く人は、イギリスに暮らす日本人のお友達にも、ぜひお土産として持っていって下さい。

大型書店では地図、旅ガイドのコーナーに並んでいるようです。


『〜井形慶子と行く〜イギリス・湖水地方 ヨークシャーデイルズの伝説のニッターの村とコッツウォルズの家々を巡る旅』に、たくさんのお問い合わせいただき、感謝です。


今年も元気に出発します。リピーターさんもいらっしゃって、MP編集部一同、楽しみにしています。


これからしばらくロンドンです。

先月号の ダウントン・アビーの特集今月号のコッツウォルズB&Bの特集、大好評でありがたいです。

皆さまもお元気で!



     
日本を震撼させるニュースが続いています。 
皆様お元気ですか

東の果てのファーイースト・日本を襲った出来事。 民族、宗教、紛争と、おおよそ日本とは無縁と思われたテロの渦中に日本人が立たされるなんて……。
真夜中も目が覚めて、ニュースを見たり、グーグルマップをなぞって中東の国々を確かめてみたりの日々です。
「日本」がこれほどフィーチャーされた今、海外でのふるまいも用心しなければと考えます。また、常日頃から友好国の幹を広げることは、有事の際、とても重要と改めて知りました。このような国際テロにどう立ち向かえばいいのか、心が痛みます。

1月に開催しました恒例の「冬の小さな英国展」にたくさんの方々においでいただき、編集部を代表して心より御礼申し上げます。
次回は5月5日(火)〜11日(月)まで開催いたします。ゴールデンウィークが終わりに差し掛かった頃です。思い出していただき、また、吉祥寺に遊びに来て下さいね。

なお、今回ギャラリー内のチャリティーコーナーでお買い物頂きました皆様、ありがとうございました。編集部より日本基督教団、山谷兄弟の家伝道所「まりや食堂」へ寄付する事ができました。

路上生活者の方々も含めて、山谷地区の方々が寒い冬を越すために、炊き出しなど援助を続けていらっしゃる方々をMPでは支援していきたく思っております。 また、このような機会を作りたいと皆で話し合っています。

さて、2015年の「井形慶子と行くイギリス・湖水地方ヨークシャーデイルズの伝説のニッターの村とコッツウォルズの家々を巡る旅」、たくさんのお問い合わせをいただいております。
2月末までにお申し込み頂いた方へのお得な早割も、ぜひご利用下さいね。フライトは羽田発着の予定だそうです。地方の方も乗り継ぎ便利です。
英国展でもツアーについてたくさんのご質問をいただきました。

お馴染みの「よくあるご質問」形式でお答えします!
1

 一人参加でも大丈夫ですか?
A ほとんどの方がお一人で参加されます。 イギリスに興味があり、私の著作およびMPの読者という共通点がありますので、 みなさん、たちまち打ち解けられるようです。ご安心を。
かといって、バスを降りたら、お一人で行動される方も多く、大人同士、ストレスフリーで楽しんでいらっしゃいます。一人時間とワイワイガヤガヤのバランスがとても良い感じです。
なお、ご高齢の方、男性の一人参加、親子で参加などスタイルはさまざま。ホームステイかB&Bかも選んで下さい。

2

Q 一人部屋は取れますか?
A 大丈夫です。ただし、追加料金が必要になりますので、旅行会社にお問い合わせ下さい。

 

3

Q 英語ができなくてもホームステイは問題ないですか?
A 親日家のコッツウォルズのご家庭の方々のご家庭に滞在します。
趣味、家族構成、職業などのリクエストもご相談下さい。英語のできない方でも楽しんでいらっしゃいます。



Q アンティーク家具などマーケットで買ったものは持ち帰ることはできますか?
A 最終目的地のロンドンで日系の輸送会社をご用意していますので大丈夫です。
大切な戦利品はバスでロンドンのホテルまで運びます。

5

Q 今回はスケジュールが合いません。来年、催行されたらぜひ行きたいのですが……。
A 現在のところ来年は未定です。2016年に関しての催行は決まっておりません。


イギリス式おとな旅の流儀今回は「イギリス式 おとな旅の流儀」(KKベストセラーズ刊)でもご紹介した古書とアンティークの街ヘイ・オン・ワイ、そして欧州最大の3千ものディーラーが集まる「ニューアーク」アンティークフェアーも旅程に入っています。
MP読者にとって、3強と思われる「アンティーク」「紅茶」「インテリア」と全てを取り込みました。
また、小さな英国展でご好評頂きました元BBCキャスター、セリーナ・スコットさんが靴下店を開くマーケットタウン、ヨークシャーのモルトンなど小さな町にも立ち寄ります。
今回のテーマは一人では行けないイギリスの美しい小さな町&村ということでしょうか。

ヨークシャー、ウェールズ、湖水地方そしてコッツウォルズなど、カントリーサイドの宝石のような町や村は、レンタカーやタクシーではなかなか行きづらく、個人旅行では時間や費用もはね上がります。
これを一挙に回り、ムダを出さないのがツアーの醍醐味です。

また、来月2月10日発売3月号で特集します「ダウントン・アビーのロケ地」も訪れます。ツアーへのご質問・お問い合わせ・お申し込みはこちらまで。
コッツウォルズ・ウィンド・アカデミー TEL03-6304-7330



現在、私は春に出版予定の「ロンドン・大人の無料博物館・美術館 本当の楽しみ方27(仮題)」の最終校正に入っています。

これからイギリスをご旅行される方に全27ヵ所のオススメしたい博物館や美術館をご紹介!! ずっと持っていて、いつかの時のために使っていただきたい本になるよう、頑張って作っています。

また、表紙など完成しましたら、ホームページでお伝えいたします。お楽しみに!




日本に住む英国人がイギリスに戻らない本当の理由本の話でもう一つ。
昨年の10月に出版した「日本に住む英国人がイギリスに戻らない本当の理由」(KKベストセラーズ刊)が版を重ね、広く読んで頂いています。嬉しいです。

最近のニュースを見るにつけ、多民族社会、自己責任の国イギリスの一面をこの本から読み取っていただければと思っています。
イギリス社会にとって中東は日本よりずっと身近な社会です。
そんなことなども頭の片隅において読んで頂ければ……。
国際結婚、パートナーがイギリス人という人も。

MP編集部では、まさに民族のるつぼともいうべき、そしてロンドンで今、最も刺激的な「ロンドン東部」の特集号を出しています。

よく「ロンドンでどこか面白いものが見つかるところ、ありませんか?」と聞かれますが、私の場合、毎回ハムステッドを抜け出し、ノーザンラインのエンジェル駅(Angel)や地下鉄オーバーグラウンドのハイベリー&イズリントン駅(Highbury & Islington)とこの2箇所には必ず出かけます。
下町のようであり、どこかわびしいイーストロンドン風情がたまりません。 ボンドストリートやソーホーの人ごみに疲れたら、ちょっと足を伸ばしてみませんか。

個性的なカフェ、ブティック、雑貨店、古着屋さんと時間がたつのを忘れそう!
そのための手引き書を作りました。どこにもないものが見つかるはずです。


そういえば、もうすぐバレンタインですね。
2月14日は、皆様にご好評頂きましたご自分へのご褒美&食べると(買うと)チャリティーにつながる美味しいオックスファムのチョコレートを!!
英国展でも売り切れた人気のチョコレートが本日、再入荷いたしました。各480円(税込)。チョコ好きにたまらないビターもあります。
バレンタインの義理チョコにもぜひご利用下さい。
くわしくはこちらまで。
(なお、ご購入は5個から承ります。すみません!! 数量限定です)

今年は花粉の飛散量が例年より多くなるといわれています。
インフルエンザも流行しているとのことで、私は1日何杯も緑茶&紅茶&マロウのハーブティー(by信州うらさとハーブ園池田さん作)を飲んでいます。市販のチューブの生姜を持ち歩いて、ちょっと生姜を足すと元気がキープできます!!
 皆様もくれぐれも体調を崩されませんように。
とびとびの更新となりますが、また、ここでお会いしましょうね。

なお、講演会が4月に横浜と新宿で開催されます。
こちらの方にもよろしければ、ぜひ、お出かけ下さいね。



イギリス式 買わない暮らし
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