井形慶子 イギリス
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治そうという意思を尊重
患者を支援、病気・けがに共に取り組む

 千葉県市川市の「仁整形外科クリニック」は、整形外科、リハビリテーション、一般内科、循環器内科、交通事故専門外来、むちうち外来、腰痛外来を専門とするクリニックだ。来院できない患者様のために、在宅訪問診療、在宅訪問看護、在宅訪問リハビリも行っている。
 院長の松林保智氏はクリニックの理念を「私たちの治療に対する考え方は、患者様の病気やケガ、そしてそれらの予防を患者様と一緒に取り組んでいこうとするものであります。ですからよく医療機関が陥りがちな上から見下ろしたような感情である「病気を治してあげる」というような気持ちは決して持たないようにしています」と語る。これは松林院長が医師になった頃、実際に患者様を見下す態度をとった医師がいて、自分はそうならないようにしようと決意したことからきているという。目指す治療については「病気やケガやその予防はあくまでも患者様の治そうという意思と決意そして病気と闘う気持ちが核になります。その気持ちと意思を尊重し、可能な限りの角度から支援し一緒に闘っていこうという治療が、私たちの目指す『心のこもった優しい治療』」なのだという。またクリニックでの医療以外にサプリメント『皐月(SATSUKI)』の開発にかかわっている。日々の食事では不足しがちなビタミンやアミノ酸を必要なだけ手軽に摂取でき、栄養のバランスをとれるサプリメントだ。生活の中で未然に病気を予防しようという考えから開発したという。
 松林院長は日本が好きで日本を復興したいと語る。そのために個人報酬から寄付や義援金などに使っていただこうと決めたという。
「そしていつの日か必ずや子供たちに素晴らしい日本を復興させ、そして夢を与えてあげたいと願っています」。
(ライター/本名広男)

 
仁整形外科クリニック
TEL/047-356-6651 FAX/047-356-6618 Eメール/4bcwx@courante.plala.or.jp
 
ホームページ http://www.jin-c.com/
 
〈健康食品購入先〉株式会社 フロムクレイドル
TEL/0120-78-6625
 
ホームページ http://www.from-cr.com/


甲状腺疾患の専門医療機関として
数少ないアイソトープ設備を備えた大須診療所

 甲状腺の病気は圧倒的に女性に多く糖尿病に次ぐ隠れた病気と言われ、日本の潜在患者は500万人とも言われている。甲状腺はのど仏の下に位置する臓器で、代謝を調整する働きをしている。甲状腺に異常が起こると全身に様々な症状が現れるため、他の病気にも間違えられることもある。
 代表的なものが20代から30代の若い女性に多い病気といわれる「バセドウ病」だ。甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、必要以上に代謝が高まってしまう病気で、例えるなら「常に走っている」ような状態。症状は甲状腺腫大、眼球突出、頻脈が特徴で、他にイライラ、のぼせ、多汗、疲れやすい等がある。こうした体調不良が長期的に続くこともあるので、早期発見と治療が大切だが、病気について正しく理解して適切な治療を受ければ、普通に生活することができる。
 患者の比率は男性1人に対して女性9人ほどで、発病年齢は、20歳代、30歳代が全体の過半数を占めている。
 治療には薬物療法、手術療法とアイソトープ治療の3つの治療法がある。アイソトープ治療は薬物治療よりも即効性があり、また手術のように傷跡の心配や痛みもない点が特徴だ。また、抗甲状腺薬治療で副作用が出てしまう場合にもアイソトープ治療を選ばれることが多い。アイソトープ治療は1941年にアメリカで初めて行われ、以来多くの人がアイソトープ治療を受けてきた歴史がある。その間、アイソトープ治療によって白血病や甲状腺がんを起こした報告はない。
 名古屋市にある「大須診療所」はアイソトープ治療、外来アブレーション治療を行える東海地域では数少ない甲状腺疾患専門施設だ。1937年の創業以来、親子三代にわたって甲状腺疾患の専門診療を行ってきた東京表参道にある伊藤病院の分院として、「大須診療所」は開業。伊藤病院における甲状腺疾患の診療実績とノウハウが生かされている。2011年7月に甲状腺疾患診療施設としての専門性をさらに向上させるためにレントゲン検査やCT検査、アイソトープ検査・治療等の設備を備えて同じ大須地区内に新規移転開院した。同診療所の特徴は、待ち時間を短縮していただくために、優先予約システムと「診療前検査」を導入している点だ。「診療前検査」は、来院時に検査を行い、当日の検査結果をもとに診察を行うため、改めて診察結果を聞きに来院するなどの時間的ロスがないという。椿院長は「甲状腺疾患について広く認知してもらい、この専門的な治療を受けてもらいたい。」と語る。
「大須診療所」では女性医師も診療を行っている。心配な方は、まずは一度検査を受けてみてはいかがだろうか。
(ライター/本名広男)
 
医療法人社団 甲仁会 大須診療所
TEL/052-252-7305 FAX/052-252-7308
 
ホームページ http://osu-shinryoujyo.jp/


「食の安全」から学んだ口腔ケアで
一生美味しく食事をしたい

ちゃんと歯を磨いているのに
また悪くなり口臭も気になる

「一生自分の歯で、美味しく食事を楽しみたい」これこそ我々が歯科医院に求めている事ではないだろうか。
 これを懸命に追い求めている歯科医師がいる。『たなべ保存歯科』(福岡県)田邊一成院長(歯学博士)だ。その治療方針が評判を呼び、現在予約は半年先まで一杯だという。「どんなに高いお金をかけた義歯やインプラントも自分の歯にはかなわない。それなら最初から自分の歯を守ることに全力を尽くしたほうがいい」というのが田邊院長の治療哲学だ。
 確かに「歯を磨いても、治療が終わってもまた悪くなった」という人は多い。そこで「口の中に虫歯菌と歯周病菌がいる限り、また悪くなり口臭も消えない。この口腔内細菌を研究しなければ」と、大学研究室や大手製薬会社との共同研究が始まった。その過程で出会ったのが「善玉乳酸菌WB21」だ。
「食の安全」無農薬農法に
学んだ口腔ケア術

「現在市販されている口腔ケアグッズのほとんどは、殺菌剤を含んでいます。しかし、殺菌剤は人間に大切な善玉菌まで殺してしまう。これは、農業でいえば、害虫がいるからと農薬をまいていると、害虫がいない作物ができるが農薬まみれになる。合鴨農法では害虫の駆除に合鴨を使い、無農薬の作物を得ることができます。善玉菌を合鴨のように使い、口の中の虫歯菌、歯周病菌等の悪玉菌の除去につかえないだろうか、ということがヒントになりました。」
大学との共同研究の成果
WB21を世界に情報発信

 乳酸菌は味噌や漬物、胃腸薬にも含まれているが、人の健康に有益な効果をもたらす善玉菌(プロバイオティクス)である。乳酸菌WB21は抗ピロリ菌効果を持つ菌として健康なヒトからみつかった。生きた乳酸菌が胃や腸まで届くように、タブレットにWB21を配合した。このタブレットを1日3回なめることで、虫歯菌数減少、歯肉出血の改善、口臭の改善などの効果が確認された。これら一連の研究成果は、国際口臭学会や日本歯周病学会、国際学術論文としても発表されている。
お口が健康になると
美味しいものが食べたい

 研究で使用した錠剤は「みんなの善玉菌WB21タブレット」として『たなべ保存歯科』や「福岡歯科大学売店」で入手できる。口コミで知った一般の人からの要望がありネットや携帯のサイトで紹介をはじめヒット商品となった。さらにフードアナリストでもある田邊院長は、お口が健康になった人のために本物の美味しい食材も探している。最近では安価な商品の台頭で存続が危ぶまれていた「胡麻ドレッシング」を『たなべ保存歯科』限定として復活させ、多くの人に喜ばれている。食の安全、無農薬にこだわる人は増えているが、口腔ケアでは殺菌剤を使用する人もまだまだ多い。そろそろお口の中も「無農薬」にしてみてはどうだろうか。「みんなの善玉菌WB21タブレット」一生自分の歯で食事を楽しむために、試してみる価値はありそうだ。
(ライター/本名広男)
 
たなべ保存歯科
TEL/092-663-9101 FAX/092-663-9101
 
ホームページ http://tanabe-hozonshika.jp/
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