シータヒーリング認定マスター&サイエンスインストラクター
七辿響ーなとおんー 代表 島袋 孝子氏
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"こうなりたい"を阻む潜在意識を手放す!
セルフヒーリングで喜びに溢れた未来を実現
現代、多くのヒーリングが溢れ、手当たり次第に試して、結局どうすればよいか混乱している方もいるのでは。外に求めず、内側に答えを見つける方法をご存じだろうか。
生きていく中で、壁にぶち当たるたびに何とかしようともがき、問題を解決したと思ったら、また同じ問題が頭をもたげてくることはないだろうか。負のスパイラルから脱出したい! そんな時『シータヒーリング』の存在を知り、沖縄初のシータヒーリング認定インストラクターの島袋孝子氏にお話をうかがう機会を得た。
「自分の思いグセに気づき、マイナスの思考を手放して、プラスの人生を創造し、潜在意識に許可していくのです」と穏やかな口調で話す島袋氏。現在の状況に至るまでには、幾多の困難があった。
学生時代に弟を亡くした時、その直前に、予兆ともいうべきサインを受け取っていた島袋氏は、当時何も理解できず、後になって直感を信じることの大切さを痛感したという。もし、私達にもそのようなサインや声が届いたら、混乱してどうしたらよいか分からなくなるだろう。もしくは、現時点で、何かしらのサインや予感に悩まされている方がいるかもしれない。誰からも理解してもらえないつらさを抱えながら、生き方を模索してきた島袋氏は、シータヒーリングに出会い、現在多くの人の魂を輝かせ、結果一人ひとりを救いへと導いている。「直感を大切にして!」と伝えてくれる言葉を噛みしめたくなる。
これまでの人生の中で、結婚、仕事、病気など多方面において試練が襲ってきたが、どんな状況にあろうと、一人の女性として凛とした姿勢を貫き通す島袋氏に、彼女には特別な力があるからと思ってしまう人も少なくないだろう。しかし、現在セミナーの受講生たちに、実践ワークを通して自己ヒーリングできるようにとレクチャーしている情熱は、何よりも慈愛に満ちていると気づくのだ。自身の経験を力に変えた『シータヒーリング』はヴァイアナ・スタイバル女史によって開発されたもの。潜在意識にある幸せを阻む要因に気づき、それを手放して、プラスに置き換えていく。
なぜこんな目に遭うのか、うまくいかないのかと悩む場合、本当はそうなりたくないのに、それを許可している自分がいる、という。
例えば顕在意識で「豊かな生活を送りたい」と思っても〈お金持ちは悪人だ〉と潜在意識に入っていると、それがブロックとなって豊かさの引き寄せが遠ざかる、ということ。対象こそ違えど、誰しも似た様な感覚に覚えがあるのでは。
〈心配することが趣味〉や〈悲しみを味わう事が幸せ〉という思考のパターンが潜在意識に入っている方は意外に多い。顕在意識と潜在意識のベクトルの向きを同じにすることが大切、と語る。せっかく今健康で満たされた環境があるにも関わらず、将来への不安でいっぱいな為に、結果そんな未来を引き寄せてしまうなんて残念ではないか。
また、今ある恐れはどこから来るのか、胎児や幼少期にまで遡って原因を解消する。
例えば現在、八方塞がりで苦しいと感じるなら、押し入れに閉じ込められたあの頃の感覚に、がんじがらめになってるからかもしれない。……誰かの言葉が心に突き刺さって、まだ痛みを感じているからかもしれない。
憤りや怒り、憎しみ、悲しみ、後悔を手放して、安心、嬉しい、楽しい、感謝など、心の磁石をプラスに保つことで、まず自分の心が解放され、心地良く変わり始めていく。自分が変わると生き方が楽になって、家族や職場での人間関係が調和し始め、引き寄せる状況、人間関係、成果がどんどん良くなっていく。
お互いに尊重し合い、育ち合いながら自分自身にも他人にもヒーリングできるようになり、堂々巡りの悩みに煩わされることなく、常にベクトルをコントロールして、なりたい現実を引き寄せられるとは、これまでの自分を変革できるチャンスではないか。個性を活かしながら道を切り拓いてきた島袋氏から学ぶ、実り多い内容は、私たち自身の内側の様々な可能性と生きる力を引き出し、魂を輝かせ、喜びに満ち溢れた人生を創造していく源泉になると強く感じた。。
(ライター/中村美奈子)
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