現在、日本へ輸出されるヘナは、インドのラジャスタン州ソジャットで栽培されたものが大半。
ヘナは3月と9月の年に二度採取されるが、5月から7月を過ごしたヘナの発色が、とても良いとされている。
採取後は二日間天日干しにより乾燥させ、若葉だけを選りすぐり、パウダー化する。
『イフズプランニング』のヘナは、インドの「アーユルヴェーダ」のヘアケアに、最も良い天然ハーブ100%だけを加えて作られている。これらのハーブは、無農薬、無化学肥料で成育され、加工工程でも、防腐剤、保存料、着色料、発色促進剤、香料などの添加物が一切使用されていない。
世界的な自然志向の高まりによって、日本でもへナの需要は急速に伸びている。『イフズプランニング』(インド)のヘナは、インド国営市場でAランク評価された高級品だ。インドの首都デリーから南西に向かって約500㎞の地点、広大な砂漠の中の乾燥地帯ソジャットで、年間2万トン以上ものヘナが出荷される。採取は、根元を鎌のようなものでバッサリと切り落とし、乾燥させ、機械で枝と葉をより分けて葉のみを袋詰めにする。これをソジャットのヘナ市場に送り、オークションにかけ、取引。デリー郊外に集中しているヘナ製造元は、ソジャット市場で買い付けたヘナを、自社工場でパウダー化する。多くの工場では、ジアミンや顔料等のケミカル成分を当たり前に入れているが、『イフズプランニング』の工場は、国際基準をクリアした唯一の工場として、純粋な天然のヘナとハーブのみを使用している。また、ヘナを日本国内で安く購入希望する人、ヘナをインドから直接輸入したい人、自社ブランドのヘナを製造したい会社等へのニーズにも応えている。
現地価格は、100g1ドル以下と破格の安さ。船便での輸入、インド製のパッケージ、インドでのミキシングやブレンド等が、ヘナの単価を安くしている秘密だ。ぜひ一度、高品質なヘナを試してみていただきたい。
(ライター/瑞沢美加)