登校拒否、非行、家出などのほか、夫婦問題、嫁姑問題、DV(ドメスティック・バイオレンス)、
心身症、ストレスなど、現代人は多くの悩みを抱えている。「応用心理学」を活用し、これらの
課題解決に取り組んでいるのが、『財団法人総合教育研究所』の菊地徳省理事長だ。
「人間の心は実に不思議なものです。その構造や知識の働きを理解し『心と行動』を研究することで、日常生活の人間関係をより良くし、社会で楽しく生活できます」と菊地理事長は「応用心理学」の考え方を話す。
菊地氏は、米国ホノルル大学教授として学生の教育にあたるかたわら、『財団法人総合教育研究所』理事長、応用心理カウンセラー協会会長を務め、応用心理学を通じた普及、教育、カウンセリングに取り組んでいる。その実績は国内外で高く評価されており、2011年2月には、アメリカ合衆国社会福祉保健省大統領諮問委員会より「金賞」を受賞、オバマ大統領の署名が入ったゴールドの盾を受けた。
その菊地理事長の生の講義が受けられるとあって、沖縄県にある総合教育研究所の「応用心理学カウンセラー養成講座(ホノルル大学と提携)」はいつも人気だ。受講生も、九州・沖縄はもとより、広く全国から参加があるという。(通信教育)
同研究所ではさらに「母親大学教室」、「家庭教育アドバイザー研修講座」、「沖縄心の相談室」、「話し方教室」など、多彩な講座を開き、悩みを抱えた人のニーズに応えている。特に幼児教育や子育て中の親に対するカウンセリングには定評がある。
「カウンセリングを通じて、一人でも多くの人をサポートしたい」と菊地理事長は力強く語る。
(ライター/大原一宮)