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不確定要素を徹底的に排除し
コンスタントな的中を実現
古来、必勝法を求めて「競馬を数値化する」という行為は様々な形で行われてきた。だが、そんな旧来のものとは異なる複数の要素を独自に分析、総括して定義した「個別競走能力」をベースに、全レースの予想を行っているのが『アスコットシステムズ』だ。競馬では、能力の高い馬でも、調子の悪さや僅かなアクシデントが生じただけで、能力の劣る馬に負けることがあるが、同社は常に一頭一頭の調教での動きを解析してデータ化し、「競走馬の今現在の状態」を的確に把握している。
無論、競馬で全レースに手を出していては、安定した的中と利益を得ることは不可能。コンスタントに利益を確保するには買うべきレースを正しく選ぶ必要があり、その選択は非常に重要だ。この点に関して同社では、不確定要素の影響が少ないレースだけを「１日２レースに厳選」し、勝負鞍として提供している。その大半は平馬戦、特にダート戦が多いというからマニアックだが、現実的に、勝ち上がった強い馬ばかりが完璧な状態で臨んでくる重賞は、極めて不確定な要素が多いので勝負に値しない、ということか。また、購入方法は馬連が主体だが、妙味がある場合は３連複も絡め、あくまでも利益を追求するスタイルを確立している。
さらに同社では、業界に飛び交う怪しげな情報には一切頼らない「アンチ情報」というスタンスで、毎週の安定的中を維持。その結果、一般ファンのみならず、競馬関係者からも圧倒的な支持を集めている。その根拠となるのが、同社の「軸馬の信頼度」。圧倒的な人気馬さえ時に馬券圏外に沈む、人気が信用できない現代競馬において、この「軸馬の信頼性の高さ」に価値を見出す人が急激に増えている。これは、単に「よく当たる」というだけでなく、馬券を買うと決断した人たちにとっての大きな拠りどころとなっているのだ。
（ライター／三谷博康）
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