沖縄発・長寿の島で暮らしてみたい方必見!
ユニークな発想と実行力で業界をリードする、建築界の風雲児
Q 特許をとれるような企画を続々と生み出していらっしゃいますね。
野原氏 我が社は2011年で設立4年目、特に沖縄県は公共事業の比率が高い県ですので、その中で設立の浅い会社が発展していくためには、新企画で市場に斬り込み、もしくは新市場を開拓していく必要があるのです。幸い沖縄県は移住されてくる方が多い県でもありますので、そういった方に満足いただけるような事業を「住まい」を通して提供していきたいと思っています。
Q 沖縄に住みたいと考える方は多いのではないでしょうか。
野原氏 実は私どもで『移住促進協議会』を発足させており、私どものマンション「未来シリーズ」にも数世帯で入居いただいております。年中温かく、花粉症などもない長寿の島に「終のすみか」を求められる方、あるいは潜在的に希望をお持ちの方は多いと確信しております。
また2011年は東日本大震災という歴史的にも悲惨な天災が起こりました。被災して困っておられる方、またこの震災で具体的に移住を考えるようになった方々が、安心して生き生きと暮らしていけるような「場」を作りたい。住まいを通した受け皿づくりに貢献できれば幸いです。
Q 具体的にはどのような形になるのでしょうか。
野原氏 先ほどのローコスト新築マンション「未来シリーズ」もそのひとつといえます。このマンションは「モデルルームを作らない」、郊外ではありながら車社会の沖縄では困らないような用地選び、資材を本土から直接仕入れ、オリジナルブロックでの補強、エレベーターを作らないなど、家賃より安い38567円の月々支払いを実現させました。
また、売却価格がどんどん下がっていく「逆オークション」で土地・分譲マンション・一戸建住宅・賃貸物件などあらゆる沖縄の住まいをカバー、移住コストの低減をはかります。
そして沖縄の景観を楽しめるマジック手すりを手始めとした「マジックユニット」など、快適な住環境作りにも力を入れています。
Q そのような企画がどんどん生まれてくる秘訣を教えてください。
野原氏 「沖縄で1番、日本で2番、世界で3番!! 安くて上等を目指しています」これがわが社の社是なのですが、やはり「安くて上等を目指す」ためにはいろいろ知恵を絞らなくてはいけません。日用品なら品質よりも安いほうがありがたいかもしれませんが、「住まい」に関しては「安かろう悪かろう」はありえません。常に施主のリスクを考慮し、「安くて上等」「良いもの」でなくてはならず、そのためにはこれまで世の中になかったシステム・サービス・製品を作り出す必要があるのです。それをつきつめて考えていった結果、いろいろな種を播くように企画がスタートしております。
Q さらに、新たな企画を構想中だとか?
野原氏 その流れで考えているのが「スムリエ」という資格を作ろうという企画です。スムリエとは建築、不動産、税務、ファイナンシャルプランナー全般をコーディネイトできる人のことで、「全国スムリエ協会準備室」を設置するため動いている次第です。
Q スムリエが住宅に関するあらゆる相談にのってくれるのですね。とても楽しみです。本日はありがとうございました。
汲めども尽きぬアイディアと、高い志。野原社長が繰り出す次の一手はなにか、未来企画の動きから、今後も目が離せない。
|