住まいの本当の安全と安心を実現する
太陽光発電・屋上緑化を取り入れた「エコミな家」
甚大な被害をもたらした東日本大震災は、私たちに数多くの教訓をもたらした。地震国日本で暮らしていくために、これから考えなければいけないことはたくさんある、と「三喜谷建築 株式会社」の谷口美喜夫社長は語る。「我々も原子力だけに頼るのではなく、新しい暮らし方を考えていくべきではないでしょうか。そのためには、日本の豊かな自然を利用していくことが最善だと思います。自立循環型住宅を今こそ御提案していきたいと思います。気候や敷地特性など立地条件と住まい方に応じて極力自然エネルギーを活用した上で建物と設備機器の選択に注意を払う事をますます真剣に考えていかなければならない時代性を感じます。」日頃は無口な職人肌の谷口氏の口ぶりに、熱い思いが伝わってくる。
自然を利用したエネルギーといえば、大いに注目したいのが、太陽光発電や屋上緑化だ。「三喜谷建築」の『エコミな家シリーズ』は、自然エネルギーを大切にし、かつ省エネを追求したこだわりの家づくり。太陽光発電を取り入れた『エコミな家・サニー』は節電対策、環境を考える方に高く評価されてきた。また、もしものときの電力源として、太陽光は大いに頼りになる存在だ。さらに「蓄電くん」というリチウム電池式ポータブル電源の発売も始めている。いつ地震が起きても不思議ではないという日本国において必需となりそうな商品として人気沸騰中である。「三喜谷建築」では、太陽光発電のIDを社長自ら取得し、責任を持って施工してくれる。「エコミな家・グリーン」は35年保証の金属防水工法を採用、木造住宅でも屋上緑化が可能となった。屋上緑化は、大気浄化、断熱効果、省エネ効果だけにとどまらず、子供たちの安全な遊び場、家庭菜園、高齢者の癒しの空間としても人気がある。省エネを実践し、素敵なコミュニケーション空間がある住まいだ。さらに谷口社長は「昨年のタイガーマスク現象、東日本大震災を機に日本国中が素晴らしい助け合い思いやりのあるコミュニティ活動を、テレビニュースで見るたびに、誰もが人間らしさを取り戻し、何が大切か気付き始めたような気がします。
そして、次は、人だけではなく、生物多様性にも通じる人と地球(自然環境)とのコミュニケ-ションを深める努力をしていく事が大切であり、住いづくりにおいても広い視野に立ってより安心安全の大満足の住いづくり、エコロジー&コミュニティな住まいづくりを目指したいと思います。」という。そして、そこには安全性も欠かせない。「三喜谷建築」では、私たちが震災によって悲劇で終わらせないように、震災での被害を最小限に食い止めるために、そしてできればどんなに大きな地震が来ようとも人 間の素晴らしい英知により、人の命を落とすなんてことはありえないほどにしたい。それを可能にするために最善を尽くすべきと考え、まずは、一級建築士による耐震診断をできる限りお勧めしている。合わせて補助金の案内もしている。
(ライター/石井奈緒子)
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