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全国へ店舗数を拡大中
驚異の在庫数とリユースを誇る
あの時の思い出を刻んできた大切な服。月日が経ち今では、タンスの中で眠ってしまったり、まだまだ着られるのに捨ててしまった服……思いあたるふしがあるのではないだろうか。大切に使ってくれる次の人へ繋ぐリサイクルの輪を広げていこう。
総在庫数約１万２０００〜１万５０００着と圧倒的なリユースを誇る『キングファミリー』では、ノンブランド品、流行遅れの品、汚れや敗れがある品等、他店で引き取ってはくれない品までも一定の基準を満たした衣類であれば買い取ってくれるという驚きのリサイクルショップだ。男性・女性・老若男女問わず皆から愛される続ける人気の秘密とは、一体どこにあるのだろうか。
ここから始まった一ページが今も古着の良さを伝え続ける
『キングファミリー』が生まれきっかけ、それは現在では珍しくなってきた子供達への洋服作りから始まった。一着一着愛情を込め、その人に合った衣類造りは、ひとつとない衣類を生み出していく。優しく温かい手造りの衣類は時を経て、魅力溢れる衣類へと変貌していくのだ。それこそ古着がもつ魅力の一つなのかもしれない。
また、同店の石坂氏が目指したのは「衣類のリサイクルとリユースを通じ、皆様の生活に役立つ店舗を目指したい」という想い。この言葉が形となり、高い買取率を導きだした販売ルート。それは、着られない物も布として加工し、更に工場へと送り出す。また、利用出来ないものがあれば繊維まで戻し再利用。最大限に活かし、細かい部分までリサイクルをした徹底ぶりは『キングファミリー』が持つ古着への愛着から生み出たのかもしれない。
次世代へと繋ぐ古着の魅力とは？
今後の活躍を期待したい
圧倒的な在庫数は来るものを楽しませ、まるでお宝を探しているような気分にさせる。商品の回転率に加え、ここにだけしかない一点ものを探しに各地から訪れる人は後を絶たない。価格も格安な上に子供服なら１８０円から婦人服でも５００円から販売している。古着と言えども格安で割に綺麗な事も人気の秘密。世代を超え愛され続ける古着の魅力を伝え続けてきた『キングファミリー』の更なる活躍を期待したい。
（ライター／北川佳）
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