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5尾、5,250円（送料別）。あたかも鮎の塩焼きを味わっているかのような錯覚が…。それほど新鮮で上品な仕上がり。
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清流に棲む鮎の、
旨味を凝縮した極上品！
日本一の清流・高津川が育んだ川魚の王様・「鮎」。
引き締まった身は、火を通すとふっくら柔らかく旨味もアップ！
刺し身にできる鮎を一夜干しにしたものだから、新鮮そのもの。
秋の夜長、極上の日本酒と楽しみたい。
島根県西部を流れる高津川は、国土交通省の2007年度、2008年度の水質調査で、全国の数ある一級河川の中で一位に選ばれた、日本一の清流だ。さらに！ 日本で唯一、支流を含めダムが一つもない貴重な川でもある。澄んだ伏流水が湧き出る水源公園（ここには出雲から逃げてきたヤマタノオロチの魂が宿ったと伝わる一本杉がある）に端を発した川は、弘法大師を祀る寺の住職が掘り当てたという柿木温泉をとおり、棚田百選に選ばれるほどの絶景の大井谷の棚田を横に眺め、白壁と赤瓦の屋並みが続き日本海まで旅すること約80㎞…何ともロマンチックな清流だ。
ここで獲れる鮎は、太古の昔から絶品といわれる極上品。戦国武将毛利元就も、益田藤兼から〝高津川の干し鮎〟を献上品として届けられた記録があるほどだ。それだけでなく江戸時代には、この鮎を争って漁師が喧嘩をし、津和野藩が仲裁に入ったという逸話まで…。それほど美味な高津川の鮎。数ある中でも「湯処 味処 柿の里」が製造販売する『鮎の一夜干し』が取り分け群を抜いて人気を得ている。それは、良質な苔を食べて香り高くなった鮎を生きたまま氷しめにし、さらに一昼夜天日で干して真空パックにするという現代技術が人気をバックアップしている。パックから取り出して火であぶると、ふっくらと軟らかくなり、天然鮎の豊かな香りと味を堪能できる。併せて地元の日本酒があれば言うことなし！ 一度食べたら忘れられないのは鮎飯だ。研いだ米の上に一夜干しの鮎を乗せて炊き込むだけ、というシンプルさが美味しさの秘密。何はともあれ、上品な風味、お試しあれ。
（ライター／深井みさわ）
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