卵、牛乳、バターを一切使わないパン
アレルギーが心配な人も安心
京都にある、ぱんの店「1538(イチゴサンハチ)は、アレルギー対応、無添加のパンを販売している店として知る人ぞ知る存在だ。
店内で扱っているパンはすべて、卵・肉・バター・牛乳などの動物性の食材は一切使っていない。アレルギー(小麦、大豆以外)が心配な人はもちろんのこと、ベジタリアンの人や健康志向の人にもオススメだ。さらに、低カロリーなのでダイエットやカロリー制限されている人、お年寄りでも安心して食べることができる。
「1538」のパンは、「動物性の食材を使わずにおいしいパンを食べたい」というオーナーの考えから始まった。納得のいくパンができるまで、毎日試行錯誤の連続だったという。もちろん、添加物、保存料なども一切使っていない。砂糖(上白糖)も使わず、メープルシュガーと、てんさい糖を使用している。低カロリーなのは、ここに理由がある。米から採った酵母(天然酵母)で焼いているのも特長だ。
ところで、アレルギー対策のパンといえば普通のパンより高いことがほとんどだが、「1538」のパンは、一般的なパンと同程度の価格である。1日3食、毎日でも食べることができるのはうれしい。
同店ではパンの取り寄せ(通信販売)も行っている。添加物、保存料などを使っていないため、冷凍にしたものとなるが、食べる分だけ解凍してトーストして頂ければ美味しいパンがよみがえる。食用竹炭パウダーを使った『竹炭パン(黒ゴマ入り)』、『豆乳パン』、『赤ワインパン』などの食パンのほか、『ビターチョコロール』、『かぼちゃあんぱん』などの菓子パンも人気。もちろん、菓子パンにも乳製品は使っていない。新作パンも続々登場しているのでまずはホームページをチェックしてほしい。
(ライター/大原一宮)
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