天然鮎の一夜干し
(3枚入) 4,000円 (5枚入) 5,500円(送料込・税別)
天然鮎のかけ醤油:冷や奴、湯豆腐、和風パスタ、めんつゆ
天然鮎の白だし:お吸い物、炊き込みご飯、茶碗蒸し
お料理に鮎の風味が一層引き立ち、隠し味としてもお使いいただける。
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旬の家庭料理と女将のやさしい笑顔との出会い
あたたかな気持ちになれるお食事処
「うちのようなお店がいっぱいあるのにお客様は うちの店を選んでくれた
車にのってわざわざ来て下さった 頭をいくつさげても まにあわない
腰をいくら低くしてもおっつかない
こうしたお客様がますます私のお店を大きくしてくれる
ありがたいことだ もったいないことだ
感謝してもしきれないありがとうございます お客様」
入り口を入ると、筆で力強く書かれた〝店の心〟が目に飛び込んでくる。こんな人情味あふれるもてなしで出迎えてくれるのが『湯処 味処 柿の里』。炭酸泉の温泉に併設されたお食事処で、地元の農家の協力を得て新鮮な野菜をふんだんに使用した家庭料理が楽しめる。やさしい笑顔の女将である山脇さん、従業員の方の気の利いた気配りも人気の秘密だ。大きな唐揚、手作りシュウマイ、おでんや丼ぶりものなどの素朴な料理でも、新鮮な素材とこだわりの味付けが優しい味を醸し出す。年配の方や湯治客が多いこともあり、休憩所への出前や、料理の塩分を控えめにするなどの好みにもできる限り対応してくれるという心配りがうれしい。名物メニューは『鮎の一夜干し』。日本一の清流といわれる島根の高津川で獲れた鮎を使用。鮮度バツグンの鮎の天日干しは、旨みがギュッと凝縮され、塩焼きと同じような天然の香りと味が堪能できると大人気だ。もうひとつは秘密のスープを使っているという『まぼろしの鍋』。山脇さんのご主人が生前につくっていた幻のスープを再現したというのが「まぼろし」の秘密。なんと150時間(約1週間)かけて煮込んだスープを使っているとのこと。魚介類、肉、野菜がたっぷり入っており、あっさりとしていながらもコクのあるスープがクセになるおいしさ。暖かいもてなしと心にしみる料理で、何度も訪れたくなるお店だ。
(ライター/奈須美子)
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