日本の技術力や商品を中国との架け橋となり仲介するビジネスを展開し注目されている「ノグチトレーディング」は中国・上海での展示会場・展示ブース手配・設営のコンサルタント等で豊富なノウハウと経験で中国進出を考える日本企業をサポートする。
魅力的な市場、中国。海外経験の少ない日本企業には言葉や文化、商習慣の違いなどが障壁となり、せっかくの良い商品等を生かすことができない場合がある。特に中小企業などの場合、人材やコストの面での制限で、進出をあきらめている会社は多いだろう。
「ノグチトレーディング」は、そんな企業のために豊富なコネクションを生かし、中国企業とのビジネスをコーディネイトしサポートしてくれる。
同社が中国での事業展開で頼りになるのは豊富な実績を積み重ねてきたからだ。鉄鋼製品から機械、家具の輸出まで多彩な物流貿易を手がけ、国内外のメーカーや商社との協力関係のもと、日本の優れた製品を世界へ、また、海外の製品を日本へ輸入し、日本と世界との架け橋になってきたのだ。代表の野口氏の、中国やベトナム、シンガポールなどさまざまな人的ネットワークがあり、信頼関係を築いているからこそできたことだ。
野口氏は中国でのビジネスを手がけることになったきっかけを「初めて中国にていったのは6~7年前なのですが、やはり人間のエネルギーを感じましたね。それが元気のもとになり度々足を運ぶようになったのです。そのうち色々な方と知り合いになり、人脈も増えました。ビジネスを始めたのは、ある企業の営業のお手伝いをさせてもらっていた時、しばらく中国でビジネスをサポートしていたのですが、その企業の方が中国に出張にいらっしゃる際に、中国企業訪問のコーディネイトを頼まれることがよくありました。相手企業へのアポイント取り、通訳の手配からスケジュールの管理、交通機関の手配等を行い重宝されたのですが、これはサービスとしていいビジネスチャンスになるのではと考えたのがきっかけですね」と話す。
野口氏は現在中国・上海での展示会場・展示ブースの手配・設営を徹底的にサポート&コンサルティングに力点を置いて事業を展開している。中国での展示会場・展示会ブースの出展は日本企業に大きなメリットがあると考えているからだ。中国の広大な市場での新規顧客の開拓、国内での需要が少ない製品であったとしても海外、中国ではどうかマーケティングも行える。「ノグチトレーディング」では、出展企業の目的にあわせ、出品物、出品時期などをヒアリング、見積りを提出する。出展が決まれば自社の上海連絡所、北京連絡所と連携し、日本人スタッフが展示会出展の申し込み・展示物の企画から通訳の手配、展示品の輸送・運営、クライアント向けの顧客候補のフォローまできめ細かくサポートする。現在、「ノグチトレーディング」ではホームページをリニューアルし、中国・上海での展示会場・展示ブース出展のためのトータルコンサルティングのサイトを立ち上げた。
中国市場に興味を持たれた方は、まず「ノグチトレーディング」のサイトにアクセス、中国の多くの人々に自社の製品をみてもらい、海外進出するための一歩を進めてはいかがだろうか。
(ライター/本名広緒)