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「イーケートラスト」代表 加藤英司氏
税理士の枠を越えた活動で、お客様の生活を広くサポートする「イーケートラスト」。
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生活のワンストップサービス事業で
お客様の困り事や要望に応えたい
税理士業の枠を超えた生活の各現場を支える企業「イーケートラスト」は、税理士業とのコラボで、社会の様々な現場でのワンストップサービスを行い、人々の生活を支え、顧客とともに問題を解決していく。
税理士の加藤英司先生が運営する「イーケートラスト」は、税理士であるメリットを生かしつつもその枠を超えて顧客の視点にたったビジネスを展開している。行っている事業は、中古自動車売買、託児所、ブランド品売買等。産廃事業や不動産業など計画中の事業もいくつかあり、その種類は多岐にわたる。
加藤代表は「士業の窓口の『加藤英司税理士事務所』と『イーケートラスト』をハブとして、人々の生活全体をサポートしたい」と語る。
「これらの事業は一見ばらばらのように見えて実は情報でつながっている『生活をカバーするワンストップサービス』なのです。たとえば、託児所にいらっしゃったお母さんがブランド商品を売りたいというようなとき、『イーケートラスト』は便利に使えるのです。これからシルバー世代向けの出会いのパーティーを企画しているのですが、仲良くなられたカップルには、中古自動車部門で扱っている自動車を格安でレンタルするということも考えています」
なぜここまで幅広く事業を手がけるのか、そのわけを加藤先生は「ゆりかごから墓場までトータルにサポートできれば相乗効果が生まれ、利用者は便利だし、お互いメリットはあるでしょう。税理士という枠にこだわらず広く社会に貢献したい。これはひとつに絞ることが苦手な性格もあるんです」と語る。また事業に税理士であるメリットを生かしたいとも。
「たとえば不動産業を展開する場合、税理士であるメリットは大きい。個人的に宅建を持っているのですが、不動産業には業者登録等いろいろ経費がかかります。しかし1件でも仲介すればとりあえず赤字にはなりません。税理士の事業としては進出しやすいものだと思います。一番のメリットは、ローンを組んで住宅を買ったりすると税金申告が必要になる。不動産の取引には税務知識が不可欠です。このように不動産業務には税理士が必要になってくるのですが、自分自身が税理士なので自分でできてしまう。税理士が不動産業務を兼ねていれば、お客さんにとっても便利だし、業務のスケールメリットで安くすることもできる。不動産業と税理士は非常に相性がいいのです。なぜ税理士の皆さんが副業で不動産業をしないのか不思議です」
これからの事業として産業廃棄物の収集・運搬を行いたいとその活動の幅は広がっていく。加藤代表は最後に「『イーケートラスト』では広く社会の皆様の生活全般をサポートさせていただきたい。常にお客様と共に悩み、共に泣き、共に考え、そして共に問題を解決していく。そんな会社にしたいと思っています」と語った。
(ライター/本名広男) |
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