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『行政書士 柴田法務会計事務所』 所長 柴田純一氏
「遺品整理費用は40万円から60万円。自分の人生を大事に思っているなら遺言書作成にもそれなりの金額がかかります。私の仕事は自分の生き方を大切に思っている人のための仕事です」
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安らかな最期のための遺言書の専門家
高レベル遺言書作成で、未然に相続トラブルを防ぎます
相続で揉め事を起こさない遺言書作り専門の『行政書士 柴田法務会計事務所』所長の柴田純一先生は、行政書士であり、また仏教の阿闍梨(あじゃり)という稀有な存在。
人生後半戦では、心の重石を1個でも多く取り除くことが豊かな最期を迎える条件だ。そのため遺言書作成を通し、心おきなく人生を全うできるようにするのが行政書士であり阿闍梨である柴田先生の仕事なのだ。
例えば、遺産分割の不公平感は紛争に発展する。その不公平感を公平感に変えるのが遺言書の中の付言事項だ。長男は母親を手厚く介護し続けているので長男に多く財産を残したい。そのような思いを、他の兄弟姉妹を説得するために書くのが付言事項だ。遺族全員の心に響くような内容で付言すれば皆納得してくれるもの。
弁護士も相続に携わるが、それは紛争を前提とした関わりになる。弁護士は遺族の一人の代理人にしかなれず、依頼人のための訴訟となる。こうなると関係は容易には修復できない。最悪、子や孫の代での絶交という最も憂慮する事態となる。
柴田先生は遺族全員から委任状をもらい、全員合意の上での円満な遺産分割を実現する。行政書士は予防法務として、将来紛争に至らないよう紛争の種を未然に防止する。柴田先生の遺言作成は、調査とアドバイスと多岐にわたり、1件の遺言書作成に数か月を要する。紛争を回避し、人生の総括として心の整理も含めた遺言書の作成が安らかな最期の為に必要なのだ。
(ライター/本名広男) |
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