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『ごきげんコーチング』代表 鈴木安子さん
「以前参加したセミナーで海外の方から、水や電気は供給されて当たり前のものではなく、“自ら選択”していくものだ、と伺いました。日本では常識だと思っていたことも、世界ではまた違う価値観があることに改めて気づいたのです」
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自ら気づき、解決していく力を身に付ける
人材育成の最前線「コーチング」とは
『ごきげんコーチング』代表の鈴木安子さんは、多くの企業、官公庁で研修やセミナーの実績を持つ国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ。太陽のような明るい笑顔と無尽蔵のエネルギーで、「わかりやすく、参加者がその気になる研修」と高い評価を得ている。早速、グループセッションの様子をのぞいてみよう。研修というと講師が壇上に立ち、みな黙々とメモをとる、そんなイメージだ。だが、鈴木さんのコーチングは違う。「勝ーってうれしい花いちもんめ!」と賑やかに遊ぶ声が聞こえてくるではないか。「花いちもんめは仲間の団結力と敵味方の移り変わりのシミュレーション。この経験からグループからチームへの変容を学ぶことができるのです」と。常に新しいことにチャレンジし、たゆまず学び続ける。それが彼女のスタイルだ。
現在、鈴木さんが力を入れているのは、『基本のき』。これは、初めて人前で話す人のための話し方講座だ。姿勢や声の出し方などの基本の技術から順に学び、まずは緊張せずに3分間、人前で話せるようになることを目指していく。人前で話す立場になった、就職活動で堂々と自己PRしたい、自分らしさを演出したい、そんな方にぴったりの短期講座なのだ。講座修了後には、話す技術はもちろん「自分を見つめ直すことができた」「人に伝えるということの大切さを実感した」と多くの参加者が成長を実感。
自分らしく、生き生きと輝く人を育てる。『ごきげんコーチング』は優れたコーチングを通じ、これからも社会に貢献していくことだろう。
(ライター/石井奈緒子)
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