身心の不調を解消する
トランスパーソナルセラピー
修験道の修験大津師でもある竜青小川師は、蛇滝での5年間300日にわたる滝行にて霊感を得る。前から霊感はあったが、修行をきかっけとしてさらに強い霊感を得ることになった。そののち、日本のニューエイジ、トランスパーソナル心理学の第一人者である吉福伸逸氏とヨーガ指導者成瀬雅春氏のトランスパーソナルセラピーのワークショップに参加する。呼吸法で変性意識(トランス状態)に入っていき、「空」の世界を体感する。そこは光り輝く世界だったという。各段階のチャクラが開き、クンダリーニが覚醒したのだ。以後竜青師は、自分のセッションでもこのトランスパーソナルセラピーを活用することになる。このセラピーでは人に安らぎを与え、心の不調を解消すると共に、潜在能力を引き出すことができる。
また、竜青師は、ひらめきによりルルドの泉と同じ効果のある湧き水を日原の鍾乳洞で発見する。その鍾乳洞の受付に聞くと、水が出るようなことはないと言われたが、水のしたたる場所を見つけ、持って帰り、身体に不調がある叔父に飲ませると、医師の言っていた死期よりも十年以上長生きしたという。後にハンガリーで「重水減少水」が人工的に作られ商品としても売られているが、竜青師の発見した鍾乳洞の水は、販売せずに必要な方が無料で飲めるように配慮している。
現在竜青師は、十数人単位のワークショップを開催しており、西湖近くの民宿で合宿し、トランスパーソナルセラピーの指導を行っている。
(ライター/本名広男) |